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20代、30代の人はiDeCoをマネー力アップに活用しよう

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トレーニングをする男性

最近よく個人型確定拠出年金(iDeCo)のニュースを耳にします。

しかし若い方がこのiDeCoについてはまだまだ関心が薄いと思います。

しかしながら若い方こそこのiDeCoを活用できると後々のお金にまつわる知識や経験を身につけることができる格好の教材となります。

そこで私なりに考えた若い方(20、30代)のiDeCo活用法をご紹介したいと思います。

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20代、30代におすすめするiDeCo活用法

そこで私なりに20代や30代の若い方が遠い将来にしか使うことのできない個人型確定拠出年金(iDeCo)の活用法について考えてみました。

いろいろ制限があるなかでこれが一番いいのではないかと私は思っている方法です。

投資の学習に活用

それは投資の練習として活用するという方法です。

昔は預金の金利も高く、預金や貯金で資産形成することは可能でした。

利息を預金の元本に繰り入れてさらに増やす複利の考えで預貯金のみで資産を増やすことができました。

現在ではそのようなことはできません。

現在の預金金利はゆうちょ銀行の1年定期で年0.01%です。

ほとんど誤差の世界となっていますので資産形成するためにはなんらかの投資を行うことが必要です。

しかし投資をするには損をする、こわいという気持ちがつきものだと思います。

そこでiDeCoを活用すればいいのではないでしょうか。

ん10年後にしかもらえない→なかったものとして考える(そんなことはないと思いますが)

この考えをもつとiDeCoを利用する価値がぐっと高まってきます。

雪だるまの芯をつくる

投資の世界ではよく使われることばで「雪だるまの芯」というものがあります。

雪だるまを作る際に小さく玉をつくってそれをコロコロ転がせばおおきな雪だるまができる、

それを投資に当てはめています。

小さな資金を運用することで大きく育てることができるということのたとえです。

アメリカの偉大な投資家ウォーレン・バフェットも「スノーボール」という言葉で小さな資金を大きく育てる大切さを唱えています。

このiDeCoを投資における雪だるまの芯にしてみてはどうでしょうか。

掛け金が少ないのを利用する

iDeCoは厚生年金のみの企業で月2.3万円、公務員や確定給付企業年金を導入している企業ならば月1.2万円にすぎません。

これを毎月コツコツと積み立ててそれを運用することで自分のお金が大きくなったり小さくなったりすることを実感することができます。

しかも限度額いっぱいに拠出する必要はなく、月額5,000円から拠出することができますので身構えることなく取り組めると思います。

この資産は常に増えるわけではなく、暴落時には一時的に半減する可能性もあります。

一方で一気に資産が増える可能性もあります

この資産の増え方・減り方を少しの金額のうちに理解することができれば、もっと多くの金額を投資することができるようになります。

資産が増えたり減ったりすることを体験することが追加投資を行うときの貴重な経験となっているはずです。

成果もわかりやすい

成果もわかりやすいのもオススメする一つの理由です。

通常の投資では利益が出た際には税金が20.315%(所得税プラス復興特別所得税15.315%、住民税5%)かかります。

利益が出ると確定して引き出したりすることで何がどれだけ利益が出たか、損をしたかわからない状態となることが多いですよね。

iDeCoなら60歳になるまで引き出すことが不可能ですので、自分が投資したおカネがどう育ったかを理解することが可能になります。

掛け金は所得から控除される

しかもこの投じたおカネですが、この金額は所得から控除されます。

つまり税金が安くなります。

税率が所得税20.42%、住民税10%、年間拠出額14.4万円の場合

税金が年間約43,000円安くなります。

iDeCoで投資をおこない損失が発生したとしてもこれだけの税金が安くなることでダメージも少なくなるのではないでしょうか。

もちろん利益が出たときにはそのぶん利益は大きくなります。

こんなページで簡単に節税額の資産ができますので試してみてください。

iDeCoで学んだことを他にひろげる

こうしてiDeCoを利用して雪だるまの芯をつくり、良くも悪くもそれなりに投資の方法を勉強してきたあとには、さまざまな商品に投資できることが理解できていると思います。

税金面でのサポートが盛りだくさんなiDeCoとは違い、限度はありますが他にも節税商品はあります。

たとえばNISAです。

これは年間120万円まで投資できますが、利用すると運用益は非課税となります。

2018年から実施予定となっていますが、積立NISAを活用すると年間40万円までを20年間非課税で積み立てられるようになる予定です。

投資商品も株式や投資信託、REIT(不動産投資信託)などと多彩な商品がありますので自分の考えで投資の判断できるようになっていればしめたものです。

そうなればもっと良い運用方法はないだろうかと考えられるようになると思います。

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あらためてみてみるiDeCoのメリット

最近iDeCoのことについてニュースやコラムなどで目にする機会がふえてきましたね。

ここであらためてiDeCo(個人型確定拠出年金)のメリットをざっとご紹介します。

iDeCoのメリットとしては大きく分けて3つあります。それは

  • 掛け金全額控除
  • 運用益非課税
  • 退職時には優遇して受け取れる

というものです。

次にはこの3つのメリットについてご紹介します。

掛け金全額控除

まずは拠出したお金は全額所得から控除されます。

つまり拠出したおカネが所得から引かれたうえで税金が計算されますので支払うべき税金がすくなくなります。

制度上資金を拠出しやすくするよう後押ししてくれているようなものです。

運用益非課税

もう一つの税金面でのメリットがこれです。

運用した際に利益が出たときには通常所得税・住民税あわせて20.315%税金がかかります。

これiDeCoで運用した際にはかかりません。

iDeCo内で利益確定も行えますので利益が出た際にかかるはずの所得税・住民税が非課税となります。

これも大きなメリットです。

退職時には優遇して受け取れる

最後に私たちが60歳以降に受け取る際にも税金面でのサポートがあります。

これは退職金と同じ扱いとなり、一時金や年金として受け取る際にも所得税の優遇措置があります。

この3つがiDeCoのメリットの3本柱となっています。

デメリットもある

iDeCoはあくまで確定拠出年金ですので、満60歳にならないと受け取ることができません。

さらに株式や債券などリスク資産に投資する商品に拠出した際の損失は自己責任となります。

つまり受け取れる金額はそのときになってみないとわからないというデメリットもあります。

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若い人はピンとこない

iDeCo(個人型確定拠出年金)がメリット盛りだくさんなのはわかるよというかたもおられると思います。

とはいうものの、20代や30代のように若い方にはピンとこないですよね。

なぜかということをちょっと考えてみました。

遠い将来の話

何といってもこれだと思います。

10年先ですら見えにくい状態なのに数十年先のことなんて全然見えない、

当然のことだと思います。

iDeCoの場合は引き出せるのが60歳からということですので遠い将来のことに感じられるのだと思います。

お金がない

そして次にはこれではないでしょうか。

普段のお給料も少ないうえに買いたいものもたくさんある、やりたいこともいろいろある。

そのうえに貯金や投資なんてするお金がないと思われる方も多いと思います。

たしかにそうなんですが・・・・

そこをなんとかしなければいつまでたってもお給料日前にはお金がない状態になってしまいます。

若いうちはいいのですが、将来そうならないためにトレーニングを積んでいきたいですね。

そのための便利な方法が今回ご紹介したiDeCoをマネー力アップのツールとして活用するという方法です。

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まとめ:マネー力の経験値アップにおすすめ

今回はiDeCo(個人型確定拠出年金)を若い方が利用するにはどうすればいいかを考えてみました。

税金面でサポートがあるので投資における雪だるまの芯作りに活用してみてはどうかということだったのですが、いかがだったでしょうか。

いますぐ芽は出ないとしてもiDeCoを活用することで掛け金が所得控除されるといういわばサポート付きでお金にまつわる知識や経験をつけられると思うと結構使いやすいのではないかと思います。

まだまだマイナーなiDeCoですが、若ければ若いほど利用価値はあるものだと思いますのでぜひチャレンジしていただきたいと思います。

では、またよろしくです!

iDeCo税金資産運用運用プラン
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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