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なじみのあるお店ではクレジットカードではなく現金払いする理由

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現金払いする光景

今日はクレジットカードの支払い方法について考えてみたいと思います。

クレジットカードって誰がどのようにメリットがあるかを考えることは少ないと思います。

お客にとってのメリットはお店にとってのデメリットになります。

そこでよく通っているお店には現金で支払うことがお店にたいする支援につながります。

ではまずはクレジットカードの構造についてみてみましょう。

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カード支払いについて

クレジットカードのビジネスモデル

クレジットカード会社はどのようにして儲けているかご存知でしょうか。

クレジットカード会社は基本的には加盟店(モノを買うお店)から手数料を取ることで収益を得ている構造となっています。

このほかリボ払いの手数料やキャッシング等で収益を得ていますが今回はショッピングで一括払いの場合を想定していますのでこの件は扱いません。

つまり、

1:モノを買う時に私たちは商品の代金をクレジットカードでを支払う

2:クレジットカード会社はお店に手数料を引いた金額を支払う

3:クレジットカード会社は後日ユーザーから利用代金を引き落とす

という仕組みとなっています。

基本的にはNGなのですが、カードと現金では支払う金額が異なることに遭遇ことがないでしょうか。

これはすべてこの収益構造(ビジネスモデル)によるものなのです。

しかもこの手数料率は結構高く、業界によって手数料率は大きく異なります。

風俗店 7 ~ 10 %

バーやクラブなどの飲食店 4 ~ 7 %

一般の小売店や専門店 3 ~ 5 %

デパート 2 ~ 3 %

家電量販店やコンビニエンス・ストア 1 ~ 1.5 %

出典:加盟店手数料

通常のお店では約5%が手数料として差し引かれた状態で後日振り込まれます。

お店にとってはお客が買うためのハードルが下がることや、

手数料として割り引かれた状態でも安定した収入が入ることはメリットであるためにこの手数料があることだけが悪いわけではありません。

電子マネーも手数料率は低いが同じ

電子マネー(EdyやWAON,NANACOなどの流通系、SUICAやICOCAなどの交通系)の収益構造もこの加盟店手数料を徴収することが収益の一つとなっています。

クレジットカードとは違いその割合は低く、

ユーザー囲い込みや回数券購入割引率よりもチャージ分の値引きが少ないことによる利益がえられるなどの複雑な要因がからんできますので一概に手数料収入に依存しているとはいえません。

多少は手数料率は低いものの加盟店が手数料を徴収されることはクレジットカードと同じです。

ですので個人でされているお店では電子マネーでもお店が手に入れられるお金は実際の金額より少なくなります。

こちらもお店にとってのメリットは支払いでお釣りを用意しなくていいことや、

顧客データを活用できる、クレジットカードよりも手数料が低いなどメリットがいろいろとあることが知っておくことが必要ですね。

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なじみのお店で現金を支払うメリット

手数料分お店に利益をもたらす

先ほどクレジットカードのビジネスモデルについてお話ししましたが現金で支払うことによるお店のメリットはいくつかあります。

まずもっとも主なものとしては手数料分多くの収入が入る

ぶっちゃけていえば

現金で買ってくれた方がもうかるわけです。

それならば現金支払いするように誘導すればいいのではないかとも思いますよね。

たとえば現金の方を安くするとか。

これはカード会社との契約上できないです。

お客さんにカードの手数料を支払わせる行為はNGとなっていますのでできません。

ですので私たちがクレジットカードにはこういう仕組みなんだと理解することが必要です。

つまりなじみのお店では支払いは現金で支払うことをこころがけることが大切だと思います。

そうすることによりお店には手数料が引かれない収入が入ることになります。

現金が入るのでお店は即仕入れ等に回せる

またお店にとって現金で支払ってくれるメリットとしてはもうひとつ

入った収入がお店の仕入れ等に即回せることがあります。

クレジットカードを使って支払った場合は通常毎月締めて次の月にまとめて振り込まれるという構造となっています。

つまりお客さんがモノを買ってもすぐにおカネにはならないわけです。

お店は仕入れたり維持したりするためには仕入れなくてはいけないといったお店を回すためのおカネが必要です。

お客さんが現金で支払ってくれるとその分はお店を回すための費用としても使うことができます。

クレジットカードはお店にもお客にもメリットがある

こう書いていくとなんでも現金が一番なのではないかとおもってしまいがちですがそうではありません。

カード払いはお客にもお店にもメリットがあります。

私が現金払いをおすすめするのはなじみの店に限るのはこのためです。

お店のメリットとしては

  • 手数料分少ない収入だとしてもきちんと定期的にクレジットカード会社が支払ってくれる
  • 買おうと思ったときにやめておこうという気持ちのハードルが下がり買ってくれやすくなる
  • おつりを用意しなくてもいい

などお店にとっても悪くないわけです。

お客の方のメリットとしては

  • ポイント分お得に買える
  • 手元に現金がなくても買える
  • カードをもっていると受けられるサービスがある

といったお客にもメリットはたくさんあります。

このバランスを保つことが必要ではないかと私は考えています。

ですので通常の買い物や毎月の引き落としなどはクレジットカードをガンガン使うことはお客としての当然の行為ですのでメリットをおもいっきり享受しちゃいましょう。

お店にとってもメリットは受けていますので。

ただなじみの店には現金で支払ってあげてください。

そうすることによってお店に対するサポートにつながります。

支払いの際ドヤ顔で現金支払いをするのは問題だとおもいますが、さっと現金で支払ってあげるとお店は助かりますのでバランスを考えて支払い方法は考えたいものです。

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まとめ

今回はクレジットカードの支払い方について考えてみました。

私たちのクレジットカードは使う側のメリットばかりが強調されがちですが、それが一方では使われる側つまりお店のデメリットにつながります。

この支払い方法を変えることによってよく通っているおなじみの店がある方はさりげない支援になりますので考えていただけるといいかなと思います。

もしかしたらちょっとしたサービスがあるかもしれませんよ(笑)

では、またよろしくです!

クレジットカードスマートライフマネー
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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