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セゾンカードの永久不滅ポイント運用サービスを徹底解説

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セゾンカード永久不滅ポイント運用サービスを徹底解説

クレジットカードをお持ちの方ならばご存知とは思いますが、利用するとポイントがつきますよね。

それを運用することができればいいのになぁと思ったりしないでしょうか。

それができるクレジットカードがあります。

できるのはただひとつ。

クレディセゾンのクレジットカードです。

クレディセゾンのポイントサービス「永久不滅ポイント」を運用することができるサービスついてお話ししたいと思います。

個人的には資産運用をしたことのない人には相場感覚を体験するのにぴったりかなと思っていますのでその点を踏まえてお話しします。

では、永久不滅ポイントについてどのようなものかからみてみましょう。

永久不滅ポイントについて

永久不滅ポイントはクレディセゾンが発行するクレジットカードのポイントサービスです。

セゾンカードやUCカードをお持ちの方にデフォルトで付与されるポイントですね。

金額は1,000円ごとに1ポイント付与され、1ポイント=5円換算となります。

つまり還元率は0.5%ですね。クレジットカードのポイントとしてはごくごく普通のポイント制度だと思っています。

ただ名前の通り「永久不滅」とあるとおりこのクレジットカードのポイントには利用期限がありません。

通常クレジットカードのポイントにはかならず有効期限があるものなのですが、この永久不滅ポイントにはそういった有効期限がないのです。

有効期限があるカードとしては楽天カードなんかがよくありますよね。キャンペーンで買い物した後に付与されるポイントが期間限定のやつ。

そういうわけでじっくり貯めておけるのがこの永久不滅ポイントのメリットになります。

永久不滅ポイント運用サービス開始

通常クレジットカードのポイントは貯めてもあまり欲しくないプレゼントに交換したり、マイルや現金キャッシュバックを行うことが一般的です。

それをアメリカ株(VOO)や日本株(TOPIX)、そして2種類の投資信託へ投資することができるサービスが「永久不滅ポイント運用サービス」と呼ばれるサービスです。

このサービスがどのようなものかというと、

永久不滅ポイントを使って投資信託を買い、それを運用することができる

というものなんですね。

私はなにげにこれ画期的じゃね?と思ってしまいました。

クレジットカードのポイントというものは運用してくれることがなく、いつまでたっても利息というものが発生しません。

それどころか有効期限があるので期限が来たらボッシュート!という事態になります。

しかも「運用」というところがミソですね。

あとでお話ししますが、運用するファンドはETFをベースとしたバランスファンドとなっていますので、もちろんポイントの金額も上下があります。

もちろん元本割れもありえます。

でも、自分のフトコロを傷めずに運用体験をすることができることって大切かなと思います。

バーチャルでもない、リアルマネーでもないそんな微妙な立ち位置のポイントをファンドに入れることは運用したことのない人が資産の上下を実感する体験ができるのかなと感じています。

運用機関について

この永久不滅ポイントを運用するところがどこかということを調べてみました。

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社(MSV)

という運用会社で以前インデックス投信ブログでも話題となった投資顧問会社です。

ただどのような事業をおこなっていくのかということで話題となりました。

個人向けではロボアドバイザリーサービスを活用したいわゆるラップ型投資信託を販売・運用するサイトを運営しています。

運用するファンド

運用するファンドは2種類あります。

アクティブコースとバランスコースと銘打っているのですが、

アクティブコースはMSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)

バランスコースがMSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)

となっています。

交付目論見書をみてみますとこのファンドはともにラップ型口座(投資一任契約)が必要なファンドとなっていますので通常の証券会社で購入できるばら売りのインデックスファンドとは異なります。

運用内容は主に海外のETFを中心に運用するファンドとなっていますが、まだ運用を開始したばかりで資産残高や運用ポートフォリオもざっくりとしたものとなっています。

ポートフォリオ内のETFはアメリカのバンガードやシュワブといった運用機関のETFから構成されています。

アクティブコースは株式がメインで
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バランスコースは債券がメインとなっています。
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出典:マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社HP

信託報酬は実質年間0.991%(投資一任契約顧問料込み)程度となっています。

1%を割っていますのでラップ型の口座としてはまぁまぁローコストなのではないかと思います。

インデックス連動型の2種類が追加

当初は上記の投資信託2種類でスタートしたのですが、その後加入者も増加し、好評なことからあらたに株価指数(インデックス)連動型のコースが2つ追加されました。

追加されたのは以下のコースです

  • 日本株(TOPIX)コース
  • 米国株(VOO)コース

では、それぞれについてみてましょう。

日本株(TOPIX)コース

日本株にはメジャーな株価指数が2種類あります。

一つは日経平均株価

そしてもうひとつがこのコースで採用されているTOPIX(東証株価指数)です。

日経平均株価は日本経済新聞社が作成している指数で、選ばれた225種類の株価の単純な平均株価で表されているのに対して、

TOPIXは東京証券取引所の市場第1部のすべての株式の値動きを指数化したものとなっており、より東証1部全体の値動きを表しているものとなっています。

TOPIXに連動するような値動きに対応するよう設計されたコースが日本株(TOPIX)コースなんですね。

日本取引所グループ(JPX)の協力のもと提供されるようになりました。

米国株(VOO)コース

日本株とともにリリースされたのが米国株コースです。

VOOコースの「VOO」とは何でしょうか?

VOOは、アメリカの資産運用機関であるバンガードが運用する海外ETFとよばれる金融商品の略称(ティッカー・シンボル)です。

正式名称は「バンガード®・S&P 500 ETF」

この商品は、アメリカ株の指数としてメジャーなS&P500に沿った運用をおこなうことを目指したETF(上場株式投資信託)です。

日本では米国株の指標として有名なのがダウ工業株30種平均株価ですが、それよりも幅広い500社の値動きを示すため、より米国株全体の値動きを表しているといえます。

S&P500については以下のページをご覧ください。

S&P500インデックスについて(2018.6月現在)
日本を含めて世界各国にはそれぞれの国の株式の状況を示すインデックス(指標)があります。 それをまとめたものがMSCIワールドであったり、MSCI KOKUSAI(コクサイ)などです。 この項目では、世界最大の資本主義国アメリカの株式の状況を

米国株は証券会社で米国株口座を開設し、取引する必要がありますが、永久不滅ポイントのVOOコースはその必要もなく、簡単に運用することができるのが大きなメリットですね。

日本株(TOPIX)コースと米国株(VOO)コースとも、取引に手数料はかかりませんので手数料負けするということもありません。

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ポイントを運用する考えについて

大いにあり!

この永久不滅ポイントを運用することについて私は大いにアリだと思っています。

なぜならこのポイントはバーチャル運用でもリアルマネーでもない微妙な立場をうまく利用した運用トレーニングができるからです。

今までバーチャルトレーディングというものはありました。

仮想で100万円あったらどのような株に投資してというものをバーチャルで体験できるサービスです。

これはあくまでバーチャルにすぎません。ふところを全く傷めていませんので他人事のような感覚になります。

一方でリアルマネーでインデックスファンドを買うという行為ですが、これはこれで証券口座を開いたりする必要があり二の足を踏むという方も多いと思います。

こちらはこちらで損をしたくないという考えがよぎる方も多いと思います。

そこでトレーニングとしてポイントを運用するという考えはいいのではないかと考えています。

つまりポイントというある意味お金と同じですのでバーチャルではありません。

しかし運用すると資産が上下の変動をしますので元本割れも大いにありますがある意味もらったお金=ポイントですので懐はいたみません。

運用側としてもマネックス・セゾン・バンガード投資顧問にお金が入るのでビジネス上まわっていくということでいわば三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の近江商人の考えに基づいたようなシステムであると感じました。

慣れればリアルマネーで運用を

ただこのポイント運用はせいぜいがポイントの金額です。

正直なところたかがしれている金額だと思います。

1000円運用したところで運用益が10%あったとしてもたかだか100円です。

資産運用をするにあたって株式相場や為替などさまざまな要因で資産が上下する体験をすることが必要なことです。

自分の資産が暴落したりあるいは暴騰したりして一喜一憂してしまう体験が必要です。

その体験をすることができるのが永久不滅ポイント運用サービスではないかと思います。

TOPIX(東証株価指数)そのものや、米国株ETF であるVOOに直接投資することができることで、より本格的に投資をしていることを実感することができますね。

これで慣れてきて自分の実際の預貯金を運用してみようとすればあらためて証券口座を開き、ローコストのインデックスファンドを購入することをおすすめします。

バランス・アクティブコースの2ファンドはETFを蘇生したもので非常にローコストです。(月報では年0.07%と書いてありました。)

それを0.991%でのファンドとして再販しているのでコスト的にはあまり良いものではありません。

証券会社の扱うインデックスファンドにはもっとローコストなものがたくさんありますのでそれを買う方が自分のリアルマネーを投じるのには良いと感じています。

このサービスでリスク資産運用の体験ができ、ちょっとやってみようかなと思われたらぜひネット証券で実際に取引をしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ:投資体験でおすすめできるサービスです

今回はクレディセゾンのポイント制度「永久不滅ポイント」を運用できるサービス「永久不滅ポイント運用サービス」が開始されるということでポイントを運用することについて考えてみました。

非常に斬新ながら、ポイントという今までは処理に困っていた財産を運用することができるサービスとなっており、

サービス開始後、利用者は増加しているため、現在のところ問題なく利用できるのではないかと感じました。

現実のようで実はバーチャルな取引である「永久不滅ポイント運用サービス」は投資を行ったことのない人に投資する機会をつくる新しい仕組みをつくられたことについては敬意を評したいと思います。

セゾンカードやUCカードをお持ちの方ならポイントを運用してみてはいかがでしょうか?

では、またよろしくです!

コメント

  1. こういうのがあったとは知らなかった。凄いなぁ。

  2. コメントありがとうございます。リスクマネーの手頃なトレーニングに最適ですね。