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転勤族の給与振込口座にメガバンクをおすすめしない3つの理由

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お給料の振込口座ってみなさんそれぞれ指定されていると思います。

メガバンクの方もいらっしゃれば、ネット銀行の方、ゆうちょ銀行や地銀などさまざまですよね。

東京や大阪にお住まいの方ならついつい給与指定口座に指定しがちなのが三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、それにみずほ銀行といったいわゆるメガバンクの方が多いのではないでしょうか。

都市部にはたくさん店舗があって便利なのですが、地方に行くと大変なことになります。

この記事では転勤族の給与振込口座にメガバンクをおすすめしない理由をお話したいと思います。

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おすすめできない理由

転勤族の給与振込口座にメガバンクをおすすめしない理由を3つ挙げてみます。

  1. 支店網が薄い
  2. 窓口の手続きが必要なことも多い
  3. わざわざメガバンクにする必要がない

以上なのですが、それぞれ詳しく見てみたいと思います。

支店網が薄い

まずなんといっても店舗網がうすいということが挙げられます。

わざわざメガバンクに口座を開くメリットとして有人窓口での対応が可能な点が挙げられます。

諸手続きなど窓口を通したほうが安心・便利なことがメガバンクをメインバンクにする理由の一つだと思います。

ところがこの支店網、都市部では駅前にたくさんあると思いがちなのですが、

地方に行くとまったくあてはまりません。

全国にあるとは限らない

そこで、3大メガバンク(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の有人窓口(支店/出張所)の一覧をまとめてみました。

ちなみに

  • 三菱東京UFJ銀行のブランチ・イン・ブランチ(2つの支店が同じ場所にある)のは一つとカウント
  • ローンセンターなどは除外
  • 一桁の場合は実数、10店舗以上の場合は◎にしています。

していますので実際にある支店・出張数だと思っていただければと思います。

(手作業で集計しましたので、間違いがあればご指摘ください。訂正します。)

都道府県 三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行
北海道 1 1 5
青森県 0 0 1
岩手県 0 0 1
宮城県 1 1 1
秋田県 0 0 1
山形県 0 0 1
福島県 0 0 4
茨城県 2 5 6
栃木県 0 1 4
群馬県 0 2 3
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県 1 1 1
富山県 0 1 1
石川県 1 1 1
福井県 0 1 1
山梨県 0 1 1
長野県 0 3 2
岐阜県 4 1 1
静岡県 6 2 4
愛知県 7
三重県 6 0 3
滋賀県 1 0 1
京都府 4 6
大阪府
兵庫県
奈良県 8 5 4
和歌山県 2 1 1
鳥取県 0 0 1
島根県 0 0 1
岡山県 1 1 2
広島県 2 3 2
山口県 2 1 3
徳島県 1 0 1
香川県 1 1 1
愛媛県 0 2 2
高知県 0 0 1
福岡県 3 5 3
佐賀県 0 1 1
長崎県 1 0 1
熊本県 1 1 1
大分県 0 1 1
宮崎県 0 0 1
鹿児島県 0 1 1
沖縄県 0 0 1

見ていただければわかるのですが、たくさん支店がある都道府県は首都圏/近畿圏に集中していることがわかります。

三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行は支店そのものがない県がたくさんありますよね。

みずほ銀行が各県最低1店舗あるのは宝くじの受託業務があるためです。

手続きが窓口で必要なときも

この表をみていただいたらわかるとおりメガバンクの支店網はスカスカであることがよくわかります。

そのくせ手続きがネットや書類送付だけではできず、本人確認のため支店での手続きが必要なことも多いのです。

支店のない県にお住まいならば平日9時から3時までの間に他県の支店まで行かなくてはなりません。

支店があっても安心できません。

店舗網が1の県がこれまた多数あります。この支店は県庁所在地にありますので、わざわざ県庁所在地まで行かなければならないことは支店のない県にお住まいのかたと同じです。

代わりの金融機関があるから

以前ならサービスもよく、窓口での手続きが必要なことも多かったですのでメガバンクを給与振込口座にするメリットもあったと思います。

ただこれだけコンビニATMやゆうちょ銀行ATMの相互利用がすすんでいるなかわざわざ個人がメガバンクを利用するメリットが薄れていることも事実です。

つまりネット銀行などメガバンク以外の金融機関がたくさんあるため利用面で困らないことが多いからということが最後の理由となります。

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転勤族の給与振込先におすすめの金融機関

というわけで、私をふくむ転勤族におすすめする給与振込先の金融機関を考えてみます。

ちなみに地方銀行はまったくおすすめしません。

ネットバンクがおすすめ

わたしがおすすめするのはネットバンク・流通系の銀行です。

たとえば住信SBIネット銀行ジャパンネット銀行などのネット銀行がまずあげられます。

これらの銀行では諸手続きはネット・もしくは書類を郵送で基本的には可能です。

わざわざ手続きのために有給休暇をとって支店へ行く必要がありません。

また、セブン銀行やイオン銀行のようないわゆる「流通系の銀行」もおすすめですね。

セブン銀行は以前ならセブンイレブンが全国展開していなかったためおすすめはできませんでしたが、今では沖縄県以外は全県店舗網がひろがりました。

またイオン銀行もイオングループのショッピングモールやスーパーはすべての都道府県にありますので、買い物ついでに利用するのもありだと思います。

窓口が必要ならゆうちょ銀行

それでも手続きが窓口でしてもらいたいと思う方もおられると思います。

それならば、鉄板のゆうちょ銀行を利用してはいかがでしょうか。

以前のゆうちょ銀行は給与振込には利用できない(独自の給与振込システムの導入が必要だった)ことが多かったのですが、今では銀行間の振込に対応していますので、銀行や信用金庫とおなじように振込先の指定が可能です。

これならば転勤先でもまちがいなく郵便局はありますのでおすすめです。

ただコンビニATM(ファミリーマートにおけるゆうちょ銀行ATMをのぞく)は利用手数料がかかりますので気をつけていただければと思います。

ATM手数料目的ならろうきんもおすすめ

もう手続きはほとんどしない!と思ってらっしゃる方ならばろうきん(労働金庫)もおすすめです。

地域のろうきんによって異なるのですが、ATM引き出し手数料が無料のろうきんがありますのでぜひチェックしていただければと思います。

地方銀行はまったくおすすめしません。

ここで地方銀行などの地元金融機関にすればいいじゃないかとも思われる方もいらっしゃると思います。

私はまったくおすすめできないと思っています。

なぜなら転勤ごとに口座開設・解約を繰り返さなければいけないからです。

転勤時には引っ越しだけでなくさまざまな手続きが必要になってきます。

そのようなときに地方銀行の口座解約なんて作業は無駄以外なにものでもありません。

しかも転勤前はバタバタしていて解約ができなければ、支店が近隣県内に集中しているため転勤後には解約することも事実上困難になります。

それならばいっそのことネットバンクやゆうちょ銀行にしておいたほうが住所変更の手続きだけで大丈夫ですので安心ですね。

サービスもネット銀行以下なものがほとんどですので、口座引き落としで必要に迫られるまでは利用しなくてもいいのではないかと考えています。

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まとめ

今日は転勤族にお給料の振込先にメガバンクがおすすめできず、ネットバンクやゆうちょ銀行のほうがいいことをお話ししました。

企業によっては取引の都合上振込先が指定されることがありますが、そのときにも引き出すなどしてこれらの金融機関に入れておいたほうが便利だと思いますので参考にしていただけたらと思います。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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