私はNHKの受信契約をしていますが、住んでいるところの受信環境がケーブルテレビの再送信となっています。
そのためケーブルテレビの有料オプション契約をしなければ衛星放送を見ることはできません。
転勤による引っ越しにともない、住所変更の手続を行ったのですが、衛星放送を見ることができない環境にもかかわらず、勝手に衛星契約にさせられてしまったのです。
転勤のため引っ越してからさまざまな手続きを行ってきました。
めんどくさかったもの、はじめてなもの、いろいろとありましたが、今回ご紹介するのは不愉快な思いをした手続きです。
不動産業者を仲介しての住所変更だったのですが、これが罠だったのです。
泣き寝入りするのは絶対に嫌だったのでNHKに連絡して結果として地上契約に戻すことに成功しました。
これで泣き寝入りしたら見られない環境にもかかわらず衛星契約で高い受信料を払わされるのですから。
この浮いた分をHuluの費用にあてることにしたのですが、ものすごいコンテンツを見ることができるようになったので本当に良かったです。
今回はNHKの住所変更をおこなったことで契約を勝手に地上契約から衛星契約へ変えられてしまったことについてお話しします。
結果として地上契約に戻すことができたのですが、どのようにして衛星契約を地上契約にもどすためにどのような交渉を行ったのかについてもご紹介しています。
NHKの受信契約を勝手に衛星契約へ切り替えられていた
入居する前、今住んでいるところの物件を紹介してくれていた不動産会社さんから数種類書類の記入を依頼されていました。
その中にNHKの放送契約の変更届出書が同封されていましたので、住所変更のみを記入して返送しました。
すると先日NHKから変更内容のお知らせのはがきがとどきまして目を疑ってしまいました。
それは・・・
勝手に地上契約から衛星契約へ切り替えられてしまっていたのです。
ちなみに私は地上契約はきちんと行って料金を支払ってきました。
しかしながらBS(衛星放送)は見ることができませんしたので契約をしていませんでした。
その葉書を見た瞬間、契約種別に記載されていた「衛星契約」の4文字に目が点になってしまったのです。
さらに住所の番地も一部が欠けているというおまけ付きです。
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私が住んでいる家ではBSは見られないのに・・
私が今住んでいる物件ではNHKはおろかBS(衛星放送)自体見ることはできません。
なぜなら、住んでいる家はケーブルテレビの再送信で地上波を見ているからです。
BSを見ようとすれば別途有料の契約をケーブルテレビ会社としなければなりません。
入居するにあたって家族と相談してBSを見ないかわりにHuluを見るということにしていました。
そのほうがケーブルテレビとNHKの料金ダブルコンボより安いからです。
なにかの間違いなのでは・・・
頭のなかに浮かんだのは「見ない」NHK衛星受信料とHuluのダブルコンボの支出です。
Huluは1ヶ月たった1008円ですので問題はありません。
しかしながらNHKの場合BS3チャンネルが見られないにも関わらず1ヶ月約1000円、1年間だと約9,000円の無駄金をNHKに支払うことになります。
種別 | 月払 | 2ヶ月前納 | 6ヶ月間前納 | 1年前納 |
---|---|---|---|---|
地上契約 | 1,260円 | 2,520円 | 7,190円 | 13,990円 |
衛星契約 | 2,230円 | 4,460円 | 12,730円 | 24,770円 |
お金を増やすためには生活費を見直すべき。その第一歩は固定費削減から
そこでなんとかしなくちゃと思いまして、変更届出書と受信環境をチェックしました。
変更届出書のチェック
変更届出書をチェックしたところ、住所変更のみだと思っていましたので住所変更のところにチェックをいれていました。
しかしながら契約種別の欄にはチェックを入れていませんでした。
これは住所変更のみと思っていたので契約種別の変更はしないと言う意味でチェックを入れなかったのです。
ところがこれが甘かった・・・
不動産会社かNHKが勝手に契約種別を「衛星契約」に入れられていたのです。
地上契約にチェックを入れていなかったのは私のミスです・・・「しまった」と思ってしまいました。
受信環境を再確認
受信環境がうっかりNHKーBSのみ見られるような「わな」が仕掛けられているとクレームを付けにくくなります。
そこで再度、分波器を取り付けた状態で受信環境を確認しました。
すると幸いなことにNHKを含むすべてのBSのチャンネルを見ることはできませんでした。
さっそくNHKにクレーム
NHKーBSを見ることができないにもかかわらず勝手に契約種別を衛星契約にされてしまったのですから黙ってはいられません。
心のなかで震える気持ちを抑えてNHKにクレームを入れることにしたのです。
クレームを入れることは私にとって苦手なことの一つなのですから。
まずはお問い合わせ先に記載されていた「NHKふれあいセンター」に電話をしました。
0570−077−077
受付時間:9時から20時(土・日・祝日も受付)
通話料:携帯電話は20秒毎に10円、固定電話からは市内通話料がかかります。
さすがはNHK。クレーム窓口の電話番号は携帯電話からの通話料は激高のナビダイヤルです。
しかも5分ほど混雑のため待たされました。これで通話料は150円です。
ここからオペレータの人にBSが受信できる環境ではないにも関わらず衛星契約にさせられた旨を伝えました。
予想どうりなのですが、担当に伝えますとのこと。
これだけならメールでいいやんと思いながらもクレームを入れにくい環境にしているのだなと妙に感心してしまいました。
このやり取りだけで10分以上かかってしまい、通話料もかかるくせになんだかなぁと思ってしまいますね。
翌日、地元放送局の営業担当から電話がかかってきました。
そして前日オペレータの人に話したことと同じことを伝えると、あっさりと地上契約へ戻してくれることになりました。
まぁ、当たり前ですよね。BSを見ることができないのですから。
まとめ:不動産会社経由の変更はやめたほうがいい
NHKの住所変更の手続にからんで地上放送しか見られないにも関わらず勝手に衛星契約にされてしまったことについてお話ししました。
私は地上放送はよく見ていますので、きちんと受信料を支払うべきだというスタンスです。見ないから支払わないというスタンスではありません。
しかしながら、確認もせず勝手に種別を衛星契約へ切り替えたりすることに関しては怒りを覚えました。
私の申込書の契約種別にチェックが入っていなかったミスが有ったとしたら通常なら確認を入れるはずですよね。
不動産会社かNHKのどちらが衛星契約の項目にチェックを入れたのかについてはわかりませんが、本当に不愉快な思いをしたものです。
もし住所変更の手続書類はNHK直接ではない仲介業者(不動産会社や日本郵便など)に依頼するのではなく、直接NHKに依頼することをおすすめします。
引っ越して様々な手続きが終わりそうなときに最後にこのような不愉快な思いをしたのはほんとうに嫌な気持ちでした。
このようなクレームは非常に苦手なのですが、結果としてきちんと対応していただいたので勇気を持って訴えて本当に良かったです。
今日の記事が参考になれば幸いです。
では、またよろしくです!
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