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国内投信においてパッシブ型(指数型)がアクティブ型を上回って感じたこと

この記事は約5分で読めます。
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Passive

日本経済新聞でこのような記事が掲載されていました。

国内投信、指数型が初の過半に 低コスト志向で - 日本経済新聞
個人向けの代表的な金融商品である投資信託で、日経平均株価、米S&P500種株価指数といった指数に連動する「パッシブ投信」の純資産が2019年に初めて過半になった。老後のための資産形成に動き出した投資家を中心に、運用コストの低い指数型を選ぶ傾向が強まっている。パッシブ投信は、株式や債券などの指数を構成する銘柄を機械的に買...

インデックス投資を含むパッシブ投資型の投資信託がアクティブ型の投資信託を抜き、過半数に達したという記事です。

(日本経済新聞1面でも掲載されていましたし、もし読まれていない方は楽天証券や大和証券の口座をお持ちであれば日経テレコン経由で読めますのでぜひ読んでみてくださいね)

インデックス投資をしている一投資家として素直によかったと感じています。

この記事ではなぜパッシブ型の投信が過半数に達してうれしいのかについて考えてみました。

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うれしいと感じる理由

では、なぜ国内投信においてパッシブ型(指数型)投信がアクティブ型を上回り、過半にたっしたことでうれしく感じるのかについてご紹介したいと思います。

理由としては以下のポイントですね。

  • ローコストで投資できるようになったから
  • 日本国内での啓蒙者が多数輩出されるようになったから
  • パッシブ投資を促す制度がふえたから
  • 出口戦略が整備されるようになったから

ローコストで投資できるようになったから

インデックス投資を含むパッシブ型の投信はアクティブ型投信と比較して格段に低いコストで投資できることが大きな特徴となっています。

ローコストインデックスファンドならば信託報酬が0.1%切りしているファンドが多くなってきました。

かたやアクティブ型の場合、1%超えのファンドもゴロゴロしている状態です。

銀行などでもアクティブ型ファンドばかりだった投資信託も最近ではインデックスファンドをそなえる銀行なども増えてきました。

パッシブ型とアクティブ型投信を比較すると同じリターンの場合だと当然ながらコスト分の差が出てきてインデックスファンドを含むパッシブ型のほうがリターンが結果として高くなります。

そのようなインデックスファンドは以前は知る人ぞ知る「金融機関が売りたくない金融商品」でした。

ところが、銀行などでもインデックスファンドを気軽に購入できるようになったことは素直にインデックス投資をする素地が広がったのだなと素直にうれしく感じていますね。

日本国内での啓蒙者が多数輩出されるようになったから

以前はインデックス投資を啓蒙している書籍の著者はアメリカの方が多く、翻訳本に頼っているという状態でした。

ところが現在ではたくさんの経済評論家やブロガー、そしてファイナンシャル・プランナー(FP)の方が多数の著書を出版しておられたり、新聞や雑誌やWeb上で記事にされたりしています。

日本人で多くの方がインデックス投資を含むパッシブ投資を啓蒙され、情報発信されているという状況が顕著にあらわれるようになりました。

翻訳本と異なり、日本での制度・税制・取扱商品などの状況にあわせたわかりやすい情報発信をされていることで、より理解しやすい状況になったのではないかと私は思います。

パッシブ投資を促す制度が増えたから

3番めの理由としてはインデックス投資を含むパッシブ投資を促す制度が増えたからというものです。

インデックス投資をすすめる制度として大きなものとしてつみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)があるのではないでしょうか。

これらが私達の預金に頼らず適正なリスクを取った、「適切な投資」
を推奨する手段として確立してきています。

非課税制度も以前は知る人ぞ知る制度だったのですが、現在ではさまざまなところで紹介され認知度も上がっていますよね。

国の制度としてつみたてNISAやiDeCoのように長期投資を促す制度が整備されたのも非常に嬉しいものだと感じています。

出口戦略が整備されてつあるから

最後は証券会社による出口戦略が整備されつつあるからというものがあると思います。

以前から投資信託の自動積み立てサービスはありました。

しかしながら、自動解約サービスはまだまだ少ない状況でした。

ところが最近では大手ネット証券のSBI証券と楽天証券では自動解約サービスを提供されるようになってきています。

自動解約サービスを設定することにより、今まで高コストな毎月分配型投資信託を契約していた方もローコストな投資信託で毎月資金を受け取れる状況になりました。

無理して高コストな毎月分配型投資信託でなくてもインデックスファンドを毎月解約して入金してくれるようになったのです。

このような出口戦略の整備がされつつある状況は非常によろこばしいなと私は感じていますね。

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私が取り組みたいこと

これらの状況をふまえて私が取り組んでいきたいことはインデックス投資や投資法を紹介することですね。

諸先輩方と違ってまだまだ未熟なのですが、インデックス投資を長期間行ってきたことは事実です。

ですのでさまざまな投資法やファンドの紹介、そして制度やサービスのレビューなどはできるのではないかと考えています。

若い方を中心に自助努力による資産形成をしようと意欲のある方が増えているというのが私の実感です。

幸い、Twitterでもご紹介する頻度が増えていますので、初心者のかたをメインターゲットとした投資法や諸制度の紹介をこれからも続けていきたいと思いますね。

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まとめ:広がれ!インデックス投資。

今回は国内投信においてインデックス投資を含むパッシブ型がアクティブ型を上回って過半数に達した記事を読んで感じたことについてまとめてみました。

 投資額が増えた理由として諸制度の整備や情報が得やすくなったことなどが理由に挙げさせていただきました。

それを踏まえて私なりにもこれからもインデックス投資がより使いやすくなるような方法があれば発信していきたいと思います。

これからもインデックス投資にチャレンジする方が一人でも増えたらいいなと思いますね。

では、またよろしくです!

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