今日は信用情報の開示請求を信用情報機関のシーアイーシーから取得してみましたのでその体験談をお話したいと思います。
クレジットカードや携帯電話の割賦販売ではついてまわる信用情報ですが、自分自身でも知ることができます。
ではどのようなものかみてみましょう。
信用情報について
それでは信用情報についてサラッとおさらいしてみます。
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
近年、クレジットカードを利用して買い物をしたり、ローンを利用して自動車を購入するなど現金を使わずに支払をすることが増えてきています。
このように現金を使わずに「個人の信用(期日までにお金を支払うという約束)」にもとづく取引を「信用取引」といいます。
そして「個人の信用」を客観的に表した情報が「信用情報(※)」です。
出典:日本信用情報機構HP
つまり自分がクレジットカードなどで買い物をしたりしたことやきちんとそのお金が引き落とされたことがばっちりと記録されているということになります。
クレジットカードなどをつかうと信用情報を記録される
クレジットカードやローンを使ったときにはもちろんなのですが、スマホなどを2年間実質無料などで買った場合にもこの信用情報は記録されます。
そして支払いが滞ったなど支払状況もばっちりと記録されて、その情報は信用情報機関を通して、クレジットカード会社や携帯電話会社などに共有されます。
というわけで、A社のクレジットカードで支払いが滞った場合にB社のクレジットカードを作ろうとしても作ることができないのはこの信用情報に傷がついている(いわゆるブラック)可能性が高いです。
信用情報知る方法
クレジットカードを利用したりするとついてまわる信用情報ですが、こっそり記録されているわけではなく、開示請求をすると教えてくれます。
さすがに有料です。
開示方法
この信用情報を私たち自身が知ることができるということをお話しましたが、どのような方法で入手できるのでしょうか。
昔は郵便・直接訪問のみ
実は昔からこの信用情報は知ることができました。
ただ方法が非常にクラシカルなもので、手数料分の定額小為替と依頼書に記入して郵送で申し込むか
あるいは直接信用情報機関を訪れて開示請求するの2通りの方法しかありませんでした。
これだと非常にめんどくさい方法ですよね。
今はネットでできる
ところが現在では上記の方法に加えてパソコンやスマホでも開示請求をすることができます。
開示手数料もクレジットカード決済で行えますのでカンタンに知ることができるようになっています。
次は実際に開示請求する方法をご説明します。
ネットで信用情報を開示請求する方法・注意点
私は今回信用情報機関のシーアイーシー(CIC)で開示請求を行ってみました。
以下のページで取得することができます。
http://www.cic.co.jp/mydata/index.html
詳細についてはこのページに詳しく記載されていますので、具体的な方法についてはご覧ください。
そのなかで私が気をつけておかなければならないことをいくつかお話します。
パソコンの場合Windowsのみ
このCICでの開示請求ですが、使用できる環境に制限があります。
なんとWindows限定です。
Macでは開示請求をすることができません。
その場合にはスマホで見る方法にした方がいいですね。
利用時間に制限がある
24時間開示請求ができるわけではなく、利用時間に制限があります。
利用時間は8:00〜21:45までとなっています。
クレジットカードに制限がある
この開示請求は手数料が1,080円かかります。
この手数料の決済にクレジットカードが必要なのですが、以下のページに表示のクレジットカードが使用できます。
ただ注意しなくてはいけないことがあります。
決済できるカードは表面に記載のブランド(VISAやJCB、MasterCard)ではなく、発行しているクレジットカード会社によって決済ができるカードとできないカードがあります。
そのためカードの裏面を見て発行会社を調べる必要があります。
電話で受付番号をもらう必要がある
ネットで開示請求ができると書きましたが、セキュリティのためか登録した電話番号から電話して受付番号をもらう必要があります。
96時間後の再取得には再度手数料が必要
開示手数料を決済して信用情報が得られる有効期間は96時間です。
その時間以内にデータを保存するか印刷をする必要があります。
自分の信用情報は知っておくべき
この信用情報はクレジットカードを利用したりすると必ず記録されます。
そしてそれを避けることはできません。
というわけで、どのように記録されているかを知っておくことは非常に大切です。
この情報に傷がついてしまうとクレジットカードが作れなくなったり、あるいは携帯電話の割賦販売が受けられない
あるいは住宅ローンを受けることができないといったさまざまな弊害がありますのでどのように記録されているかを知ることはとても重要なことです。
何年かに1回でもいいのでちょっとおカネはかかりますが、自分がクレジットカードなどきちんと使えているかを調べることをおすすめします。
まとめ
今日はネットでも信用情報の開示請求をすることで自分がどのようなかたちで信用情報が記録されているかを知ることができることについてお話ししました。
ちょっとめんどくさいとはいえ即座に自分の信用情報を知ることができるようになっているのですから一度試してみてはいかがでしょうか。
では、またよろしくです!
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