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暴落時に個別株を損切り。インデックス投資の僕には個別株はしんどかった。

新型コロナウイルスが流行し、日経平均株価も絶賛急降下したいわゆる「コロナショック」のときの話です。

このようななか、私はある愚策をとりました。

それは個別株を全売却したということです。

しかもこれはNISA口座で買ったものですので損失は確定・損益通算もできないというアホの極みともいえるような愚策です。

もちろん、それは十分認識しています。

しかしながら、現在の私のメンタルでは莫大な損失を抱えていてもホールドし続ける体力はないということなんですね。

以前の私ならば損をし続けていてもいつかはもどるだろうからホールドしておこうと考えていたと思います。

ところが現在の私にはそれができない。

ですので、やはりインデックス投資に資産を全振りしておくのがベストな方法なのではないかと思ったんですね。

パニックに翻弄されるひめだか

まさに個別株を傷が浅いうちに損切りを決めた私ですが、一番に感じるのは未だにパニックに翻弄されるメンタルが弱い投資家にすぎなかったということです。

パニックともいえる現在の状況。

先が見えない状況。

こんなときに個別株を手放すなんてと頭では理解不能だと私も思っています。

しかしながら実際の行動は違う。

得体のしれない恐怖感。

これからどうなっていくかわからない不安感。

個別株と持ち続けることができない挫折感。

いろいろと気持ちが入り乱れているのですが、私には感じてしまいました。

個別株をトレードするのはやっぱり難しいと。

ただインデックス投資くらい資産や株式が分散されているのならばそれほど気にならずに取引することができました。

リターンはそこそこだけど個別株のような「どうにも説明できない恐怖感」はまだ少ないのかなと感じています。

「資産が半減するくらいだから別に心配ないや」という言っていることはめちゃくちゃなのですがどこか納得できるものがありますね。

個別株を処分して損失が出たとしても数万円くらいの損失で現在のところは止まっています。

それならば現金化した分をこれからインデックス投資に再び突っ込んでいこうと決めました。

何度も何度もいいたいです。

個別株というのは非常に取り扱いが難しいので、ひめだかには管理しきれないモノだったということを。

こういうじゃじゃ馬的な個別株をきっちり管理でき、冷静に売買ができる方を尊敬したいと思いましたね。

インデックス投資は決して甘くはないけれど・・・

こういう記事を書いているとインデックス投資は楽勝ゲームと思われる方はいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、それは間違いです。

決してインデックス投資は楽勝ゲームではありません。

投じた資産が半分になる可能性も十分あるくせに、リターンは個別株ほど大したことがない。

一所懸命プロの投資家が取引しているものにフリーライドしている投資、それがインデックス投資です。

でも、投資家が必死で取り組んでいる平均点をそのまま受け入れることができるというのは精神衛生上ラクなんですよね。

マーケットが大嵐だからあきらめられる。

これってとても大事なことではないかと思います。

私は個別株を今まで売れなかったのは諦めることができなかったから。

配当金や株主優待に目がくらんであきらめられなかったのかなと思いますね。

そうやって思い切って損切りした結果、めっちゃ気分は楽になりました。

売却した資金を使って、また予定していた投資方針に従って4月あたりに保有しているインデックスファンドを買い付けようと思います。

まとめ:あくまで私個人のパターンです

今回NISA口座で購入していた個別株を日経平均株価急落中のパニックにもかかわらず手放してしまったことについて考えてみました。

本来ならばもっとしっかりホールドしておかないといけないのは頭ではわかっています。

しかしながらそれはできませんでした。

ですので個別株投資家の方のメンタルって本当にすごいんだなぁと実感しています。

ただ私の目的は市場から撤退しないことですので、あらためて私が投資を始めた原点であるインデックス投資に戻りたいと思います。

このパターンは私がヘタレだからかもしれませんのであくまで個人的な感情の揺れの可能性が高いです。

ですのでご自身の投資スタイルと照らし合わせてみていただき、ご自身のリスク許容度が高いかどうかをご判断いただく参考にしていただければと思います。

では、またよろしくです!


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