手法はさまざまありますが、投資において必要なのはメンタルの強さだと私は思っています。
これがないと情報によって右往左往してしまいがちなんですね。
私も決してメンタルは強くない一人です。
するとさまざまな状況によって考え方が二転三転してしまうんです。
ですのであわてて取引するべきではないと思いますし、基本に立ち返ることもときには必要ではないかと考えるようになってきています。
当然ながら解決法も考えたのですが、意外とシンプルなものでした。
この記事では、投資におけるメンタルは思ったより簡単にぶれてしまうものについて考えてみたいと思います。
投資面でのメンタルの揺れについて感じること
投資をしていてさまざまな感情が揺さぶられることはよくあることだと私は思っています。
- あれに投資すればよかった
- あんなことするんじゃなかった
- もっと早く(遅く)売るんだった
よくあることではないでしょうか?
これらのメンタルの揺れについて感じることをまとめてみたいと思います。
投資を手広くやればやるほど感じやすくなる
もともとシンプルな投資しかやっていなかったのですが、私自身投資対象は非常に広がってしまったと思っています。
もともとインデックス投資しかやってこなかった人間が、いきなり個別株投資やFXなどインデックス投資以外のことを急激に手広くやってしまいました。
一方でプラスであれマイナスであれ、結果に自信をもつことができずに自信をなくしていくのをとくに感じています。
私の場合には個別株投資で多くの銘柄を購入するようになり、さらに新しいタイプのレバレッジ型バランスファンドの登場など自分の能力の限界を突破しそうになり、
周囲の意見に振り回されることで自信をなくしてしまいました。
オーバーコンフィデンスへの不安
いろいろと投資対象を拡げてきた私ですが、ここにきて何が自分にとって投資の強みなのかがわからなくなってきました。
いままで15年以上投資をおこなってきましたが、ちょっと最近はタガがゆるんできたような気がしているんですね。
どのような資産に資金を投じてもそれなりにもうかる。
非常にすばらしいことなのですが、反面自分がなんでもできるのではということが不安になってしまっているのです。
マイナスの不安というよりもプラスの不安。
ちょっと自分自身がオーバーコンフィデンスなのではと感じるようになってきました。
マーケットに対する不安
最近、マーケットがイケイケドンドンになっていることに個人的には不安を感じています。
何も証拠も何もありません。
ただ、なんとなく不安に感じているんですね。
決して世の中がいいわけでもないのに株価だけがぐんぐん伸びている状況になんとなく不安を感じる自分がいます。
もちろん景気もよく、相場もいいのだったら文句なしなのですが、けっしてそうではない。
微妙に暗雲が立ち込めているのにマーケットだけがお祭り状態なのに不安を感じているのは私一人だといいのですが・・・
解決法は?
私はこのような上げ相場で非常に不安を感じたのですが、どのような方法で解決していきたいかを考えてみました。
基本に立ち返ろう
一番感じているのは基本に立ち返るということです。
私にとって投資の基本とは何か。
それはインデックス投資です。
投資をしているほとんどの期間インデックス投資一本でやってきました。
そして他の方の成績はともかくとして自分なりにそれなりの結果が出たのではないかと思っています。
だったらあらためて基本のインデックス投資に戻ろうと思ったんですね。
私にとってインデックス投資はリスク資産の8割以上を占める大切な資産です。
相場が良かろうと悪かろうとついていける自信があるのはインデックス投資のみだと考えています。
株価が大暴落していくなかで個別株を持ち切る自信は私にはありません。
おそらく狼狽売りになってしまうことになってしまうでしょう。
だったら相場がいい今の内に撤退しておくのもまたいいのではないかと感じています。
なんとも言えない不安は拭っておきたい
現在、マーケットは非常に好調です。
アメリカのダウ平均株価も最高値を記録したそうです。
このようにイケイケドンドンなマーケットで踊らされている状況で、私はひとりなんとも言えない不安があります。
ただ、これはあくまでなんとなくにすぎません。
いい意味で裏切られることもあるでしょう。
それだったらあーあ、投資しなくてもったいなかったぁで済めばいいのです。
逆に暴落などがあったときには粛々と投資を続けられるものはと言えば私にはインデックス投資のみなんですね。
相場がいいときも悪いときも付き合ってきましたのでインデックス投資だったら仲良くできるかなと思います。
個別株というなんとも言えない不安は拭っておいて、インデックス投資のみに力を注ぐというのも判断としてはアリなのかなと。
投資待機資金を積み増したい
私のインデックス投資は年間利回り5%で増え続けるようシミュレートして投資を行っています。
もし暴落があれば、追加投資するのに必要な資金が多数必要になるのは明らかです。
投資しないデメリットを差し引いたとしても、投資待機資金を積み増しておく方がいいのではないかと判断しました。
使わなかったとしてもそれは無リスク資産ですし、暴落していないためいいことなのではないかと思っています。
まとめ:あらためて基本に立ち返ろうと思います
今回個別株を続けていく自信がなくなったために、いろいろと情報で右往左往してしまったことについて考えてみました。
その結果、一旦インデックス投資のみに戻して基本に立ち返ろうと思っています。
これがいいのか悪いのかはわかりません。
ただシンプルな投資のほうがあまり余計なことを考えなくていいのではないかなと思っています。
減配・無配のリスクや決算日云々、そして株主優待などなど・・・
たしかに面白く、スリリングなものなのは間違いないのですが私にとってはメンタルがしんどくなってしまう要因であることもわかりました。
現在非常に不安定な環境にいることもありますので、あまりスリリングなことをせずずっとやってきて安心できるインデックス投資に力を注ぎたいと思います。
そしてまた再び心身面・収入面でも安定してきたときにはあらためて個別株参入について考えてみたいと思います。
では、またよろしくです!
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