資産額の目標設定は極力シンプルかつ簡単にしたほうがいい理由について

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資産額の目標設定はアバウトでいいと思う理由

インデックス投資などのキャピタルゲインを得る投資法でよくあるのが、「資産額の試算」ですよね。

これを厳密にやっている方、やってらっしゃらない方いろいろといらっしゃると思います。

私はバリュー平均法という資産の増え方をシミュレートして、そのギャップを埋める投資法を実践しています。

この投資法ですが、バリュー経路とよばれる資産増加のシミュレーションを行う必要がありますが、結構めんどくさいんですよね。

下手をすれば、数学的な計算が必要となることも。

私は数学がかなり苦手なタイプですので、算数レベルの計算で資産増加のシミュレーションをおこなっています。

今回は、バリュー経路を厳密に計算する必要はないのではないかということについて考えてみました。

この記事では、投資を行う際の目標設定はアバウトでいいのではないかと思っている理由について考えてみたいと思います。

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バリュー経路の計算は厳密でなくていいのでは?

インデックス投資における投資法として「バリュー平均法」と呼ばれる方法を実践しているわたしなのですが、その投資法のキモとして

バリュー経路の設定

というものがあります。

年間リターンから3ヶ月ごとの資産増加のシミュレーションをうんぬんと・・・・

数学が好きな方は公式やエクセルの関数から厳密にシミュレーションという皮算用をすると楽しいと思います。

それが私にとっては結構苦痛なんですね。

そこで、私はもっと適当にできないかと思い、考えてみました。

その結果以下の方法で3ヶ月ごとに計算することにしました。

3ヶ月ごとに1.25%ずつ資産が増えるように皮算用をしようと。

3ヶ月に1.25%という数字は私が現状で運用しているインデックスファンドのポートフォリオの期待リターンが年5%というところからきています。

単純に5%を4で割ると1.25%となるというわけですね。

厳密にいうと、1.25%の3ヶ月複利になるのですから5%を上回ってしまいます。

そんなことは私は気にしていません。

どうせ皮算用なのですから。

厳密なシミュレーションをされるかたは徹底的にされるのでしょうが、

私にとっては計算で消耗するよりもざっくりと目標を設定して続ける方が楽でいいのではないかと考え、この方法を採用しています。

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私の資産額の計算方法

私がバリュー平均法における資産額の計算方法についてご紹介したいと思います。

前提となる条件は以下の通りとします。

  • バリュー経路:3ヶ月に1度の計算で1.25%の増加を想定。
  • 税金等の影響はいっさい考慮しない
  • 一つの投資信託の資産が初回の資産額が10万円とすると増え方は以下の通りとなります。

    • 1回目:10万円*1.25%=10万1,250円
    • 2回目:10万1,250円*1.25%=10万2,515円
    • 3回目:10万2,515円*1.25%=10万3,797円
    • 4回目:10万3,797円*1.25%=10万5,094円

    と1年で5%ちょい増えるという結果となりました。

    3ヶ月ごとの複利ですから5%を上回ってしまうのは承知の上ですが、

    私は誤差の範囲とわりきっています。

    そして、いくつかのファンドを一つのポートフォリオとしていますので、それぞれのファンドについて同様の計算を行っています。

    ついでに、資産額の判定時期に投資比率をもとに戻すよう売買額の調整をしています。

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    まとめ:厳密に計算したい方にはおすすめできません

    今回、私が取り組んでいるバリュー平均法のキモとなる、

    資産増加シミュレーション(バリュー経路)をどのように決めているかについてお話ししました。

    結論からいうと、

    ざっくりとした計算しかしていないという適当な方法でとりくんでいるのですが、これくらいの適当さでいいのではないかと思っています。

    これでもバリュー平均法の恩恵を受けていると感じているからです。

    このような適当な計算ではいけないのではないかと感じるのもまた事実です。

    しかしながら、そこまで厳密にやっていくとしんどいものがありますし、もっとゆっくりとしたきもちでやっていきたい。

    そう私は思っていますので、アバウトでいいのではないのかなと感じています。

    私は個人投資家です。機関投資家ではないので結果を求められているわけではありません。

    結果をストイックに追い求めるよりも適当な投資を継続していきたいですね。

    さらにさまざまな投資法に取り組むことでより楽しく投資をしていきたい、と私は思っています。

    では、またよろしくです!

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