最近、株式相場が不安定になってきています。
さらに日本国内の企業(とくに「高配当株」と評判の企業)の四半期決算にちょっと暗雲が立ち込めてきているのですが、投資の方は順調でしょうか。
私は投資スタイルとして大きく分けて
- インデックス投資
- 高配当株(個別株)投資
の二本柱で運用を行っています。
おたがいそれぞれの値動きを尊重して、どっちかに振れた投資はしないように心がけています。
つまりどっちも大切な投資スタイルとしているわけですよね。
ところが今まで株式相場が凪だったのが少し波風が立ってきただけで私の投資スタイルの柱である個別株への投資について不安感を感じるようになってきました。
当然ながら株式相場にはいいときもあれば悪いときもあります。
私の経験を踏まえて自分の資産の変動に不安感を感じたときにはどうすればいいのかについて考えてみました。
資産の変動が不安になったら・・・
私が一番に感じる資産の変動が不安になったときの対処法ですが、
自分の投資しているスタイルが適正かあらためてよく考える
ということです。
自分にとって確固とした投資スタイル(私の場合だとインデックス投資です)一本で投資されているのならば、多少の相場の変動では不安にはならないでしょう。
しかしながらそうではない場合には、自分の投資スタイルに自信がなく、これでいいのかと自問自答しているのではないかと思うんですよね。
それだったら、自分の投資スタイルを見直す絶好のチャンスではないでしょうか。
- 複数のスタイルならばどちらが安心できるか確認する
- 一つだけならば自分のリスク許容度(資産変動に耐えられるかどうか)を見つめてみる
私の場合には複数のスタイルで投資を行っていますので、インデックス投資のほうが安心できるのでやはり個別株に関するツイートには意見が振り回されっぱなしとなってしまいます。
そしてもうひとつのリスク許容度を確認するというのも有効な方法です。
ここ数年の株式市場から投資に参入された方は株式一本!というかたも多いでしょう。
これにたいして預貯金等の無リスク資産の割合が異常に低い方もいらっしゃることだと思います。
株式一本でも問題ないのですが、その場合だと相場の変動に備えて不安に感じるのならば、無リスク資産の割合を上げるというのも不安感を払拭するにはいい方法です。
サテライト投資の割合に上限を設けるのも有効
もうひとつの方法としてはメインではない投資法(サテライト投資)の割合・金額に上限を設けるという方法です。
事前にこの割合(金額)までにしておこうと決めておけば、もしなんらかの経済的な災害に見舞われたときには見捨てることも選択肢に入れられるのでいいのではないかと感じていますね。
私の不安感について
では対処法を出したあとで、私の現在のマーケットにおける不安感について考えてみたいと思います。
私が大きく感じるのは
- 配当金をもらい続けることが相場の変動に耐えられるか
ということなんですね。
株価が上昇し、キャピタルゲインも配当金というインカムゲインも増えれば万々歳です。
ところが決算内容がちょっと怪しくなってくると減配してしまったらどうしようという不安がちょっと出てきたんですね。
ただ配当金がもらえるということは課税されるデメリットがあるものの、インカムをいただけるありがたさを実感できるということで取り組んでいます。
一方でインデックス投資のほうは国や銘柄、資産が分散されていて、いつかは戻るという気持ちを持ちやすいメリットがあります。
反面インカムゲインがない(基準価額に織り込まれる)ため、ちゃんとインカムが得られているのかという不安感も。
当面は様子見
私もマーケットが変動していて個別株の投資に不安感をもっているのは事実ですが、しばらく様子をみたいと思います。
損失が確かにでているのですが、年末までマイナスな状況が続くようならば、
損失を確定して、確定申告を行うことで3年間の損失繰越もできますし、放置してマーケットのなすがままに委ねることも可能でしょう。
ただし、買い増しも通常どうりの限度額で行いたいと思います。
相場が下がっているからと言って全力で買い増しはしないように気をつけますが。
まとめ:相場が不安定で不安なら投資スタイルを見直そう
今回、相場が不安定になっている状況で私が投資の別の柱とみている個別株投資に自信がなくなってきたことについてまとめてみました。
私は個別株投資をどうするか考えてみましたが、いまのところ撤退してインデックス投資に乗り換えることはせず、このまま様子を見てみようと思っています。
これが正しいかどうかはわかりません。
しかしながら、こういったマーケットが荒れたときには自分の投資スタイルが自分にあっているかどうかを考えるいい機会です。
ですので私のようにマーケットの値動きに不安感を感じられた方は自分の投資スタイルが自分にあっているのか、合っていてもリスクを取りすぎていないかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
あくまで相場が下落しても投資は自己責任の原則を大切にしたいですね。
では、またよろしくです!
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