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知っておいたほうがいい昼間特割きっぷの活用法

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昼間特割きっぷ

昼間特割きっぷは2018年12月29日をもって利用も含めて終了しました。この記事の内容は現在利用することができませんのであらかじめご了承ください。

2017.9.8追記

今日は京阪神地区を走るJR西日本が発売している格安回数券「昼間特割きっぷ」の活用法についてお話ししたいと思います。

近畿圏にお住いの方ならご存知のこのきっぷですが、他の地方から大阪へ行かれたときには知っておいたほうがお得なきっぷなんです。

では、どのようなきっぷなのかみてみたいと思います。

2017.9.8追記

残念ながらこの「昼間特割きっぷ」は2018年9月30日に販売終了・2018年12月29日に利用終了することになりました。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

それまではこの記事の内容は有効ですので昼間特割きっぷをご利用の際には参考にしていただければ幸いです。

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昼間特割きっぷとは

昼間特割きっぷはJR西日本が戦略的に区間を限定している割引きっぷですが、以下のような特徴があります。

  • 区間が限定されている
  • 6枚セットで販売する回数券スタイル
  • 平日は10時から17時まで使用可能。土日祝日・年末年始は1日中使用可能

主な区間と1枚当たりの運賃は以下のようになっています。

  • 大阪ー三ノ宮(神戸市) 270円(正規運賃 410円)
  • 大阪ー京都 350円(正規運賃 560円)

詳しくは以下のリンクをごらんください。

JRの運賃には歪みがある

JR西日本エリアなど大都市圏の運賃には歪みがあります。

他の私鉄とモロに競合する区間は戦略的に安い運賃に設定されています。

ところが、それ以外の区間ではJRグループ共通のルールにのっとった運賃設定となります。

これが想像以上に大きくなってしまいます。

正規運賃でも一旦大阪駅や北新地駅などで降りた後できっぷを買い直せば通しできっぷを買うよりも安くなる場合があります。

たとえば、三ノ宮から学研都市線(片町線)の河内磐船へ行った場合はこの例に当てはまります。

通しの運賃では920円です。

ところが一旦大阪駅や北新地駅で降りた場合

三ノ宮ー大阪 410円

大阪ー河内磐船 390円

合計800円となり、通しで買うよりも120円安くなってしまいます。

私がよく使っている区間をとりあげたので非常にマイナーな駅の例になっちゃいましたが、

メジャーな大阪環状線の駅でみてみます。

三ノ宮ー天王寺 正規運賃:690円 改札を出て買い直し:410+190=600円

京橋などでは買い直した場合が高くなりますので少し大阪から離れた駅の場合に有効ですね。

理由は、三ノ宮ー大阪間の運賃が「特定運賃」とよばれるいわば「特別価格」になっているからです。

ただ途中で改札をでるのは面倒ですよね。

こんなときに使うと便利

そこで役に立つのが昼間特割きっぷです。

この昼間特割きっぷは本当に激安なんです。

先ほどの三ノ宮ー河内磐船間の運賃の例を使って比較しますと

正規運賃:920円

改札を出て買い直し:800円

であることはご紹介しました。

この昼間特割きっぷでを使うと金券ショップで三ノ宮ー大阪間を290円で買ったとして

670円で行けるんです。

通しでの正規運賃との差はなんと250円。

なかなかすごい差となります。

このきっぷを使わないともったいないのですがこのきっぷには大きな条件があります。

それはこのきっぷは6枚つづりの回数券スタイルなんです。

ただ現実は1枚から購入可能となっています。

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金券ショップでバラ売りしています

昼間特割きっぷは通常6枚つづりでJRの駅では販売されていますが、

大阪や神戸などの金券ショップ、意外なところでは香川県高松市内の金券ショップやジャンボフェリー船内でもバラ売りされています。

大阪ー三ノ宮間の昼間特割きっぷは私が買った例では、

大阪市内の阪神梅田駅そばの金券ショップでは290円

ジャンボフェリー船内のガチャガチャ(笑)では300円で売っていました。

昼特きっぷ

使い方は簡単!

金券ショップでゲットした昼間特割きっぷの使い方は簡単です。

昼間特割きっぷの区間から乗って区間外の駅で降りる場合

まず乗る際には昼間特割きっぷ1枚で改札を通ります。

そして降りる際ですがこのまま通ると当然改札機を通れませんので

自動精算機を利用します。

すると区間外の正規運賃が精算金額として請求されますので現金もしくはICOCAで精算します。

すると「出場票」が発行されますのでこれを自動改札機に投入すればOKです。

昼間特割きっぷの区間外から乗ってきっぷの区間内で降りる場合

先ほどの逆のパターンですね。

この場合にはICOCAで入場するパターンときっぷを買うパターンがありますが今回はきっぷを買うパターンをご紹介します。

乗る前に券売機で昼間特割きっぷの区間に入る駅までの乗車券を購入します。

先ほどの区間の例だと河内磐船から大阪までの390円の乗車券を購入します。

そして降りる際にはこの乗車券と昼間特割きっぷを2枚投入すればOKです。

近畿圏のJRでは金券ショップのチェックをしてみましょう

このように昼間特割きっぷは区間が限定されているものの組み合わせればとても安く移動することができます。

とくにJRは運賃の設定が私鉄よりも高めですのでぜひ利用してみることをおすすめします。

最初は金券ショップへ行く前にYahoo!路線情報などで目的地の運賃をチェックした後で大阪から三ノ宮・京都間の昼得きっぷを利用されることをおすすめします。

三ノ宮から京都間の各駅へ行く場合には金券ショップでそれぞれの駅間の昼得きっぷを買うこともできますので慣れた方は2枚購入などをしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回は金券ショップでバラ売りされているJR西日本の昼間特割きっぷを利用する方法についてお話ししました。

私鉄(というより阪急)対策のこのきっぷは区間外の人には不公平な制度ですが、利用することができると通常よりも安くJRに乗ることができますのでぜひ試してみてくださいね。

くれぐれもキセル乗車はしないようお願いします

では、またよろしくです!

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インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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