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コロナバブルで逆の意味のショックも受けるのはいい体験だと思う理由

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Corona bubble

2020年3月にマーケットが新型コロナウイルス感染症の全世界への流行のために大暴落しました。

私の資産も一時期には大きな下落をしました。

幸いに私はリーマンショックの経験者なのでまだまだマーケットの下落に耐えられるのですが、ここ数年の間にはじめて暴落の経験をしたことがない方は、大きな損失をしたのではないでしょうか。

あるいは大変残念なのですが、マーケットから退場せざるを得なかった方もいらっしゃると思います。

その暴落から3ヶ月近くが経過し、マーケットが大きく値が上がっているではありませんか。

実体経済はコロナから開放されるどころかこれからどうなるかわからないのに、株価だけがぐんぐんと成長している。

そのような状況で私はどのようにしていきたいのかについてこの記事では考えてみたいと思います。

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マーケットの暴落からの逆噴射で感じること

2020年6月現在、株式相場がぐんぐんと値をあげています。

コロナは大したことないとか、経済を回さないととかいろいろと理由があるみたいのですが、よくわからないまま相場だけがぐんぐんと上がっています。

暴落は非常につらい経験なので非常によく覚えているのですが、マーケットが暴騰する瞬間はなかなか覚えていないものです。

そこで私なりに考えるマーケットの暴落から大きく値を戻していることについて感じることをまとめてみました。

いい経験だと素直に喜びたい

一番に感じるのはマーケットが回復しているのを素直に喜びたいということです。

一時はリーマンショックを上回る大暴落とかいわれたりしたのが裏切られた格好となっていますよね。

それは暴落して非常につらい経験でした。

しかしながら、今回は違います。

期待していないのに暴騰しているという貴重な体験を私達はしているのです。

どうしてもリスク資産を持っていると、暴落という負の経験ばかり覚えがちなのですが、そうではありません。

暴騰するという良い面での経験もするんですね。

いろいろと3ヶ月前には不安で、現在もお仕事などで大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。

ただリスク資産を持っている方は、急速な勢いで回復しているという経験を素直に喜んでいただけたらと思います。

私もあれれ?という気持ちを持ちながら素直に喜びたいですね。

二番底にそなえたい

リスク資産が急速な勢いで回復しているのをわーいヽ(=´▽`=)ノとただ喜んでいるだけではだめだと私は思っています。

確かに株価が回復するのは非常にうれしいものです。

しかしながら新型コロナウイルス感染症や世界の不穏な動きは終わっていません。

いつ、どこで二番底が襲ってくるかわかりません。

ですので、もしものときに備えてあまり重要ではないけど回復してきた資産を整理することや、

再暴落にそなえて現金を多めにキープしておくなどの二番底対策をしていただきたいと思いますね。

私もあまりいらない資産を整理したりするなど、無駄を減らしたリスク資産にしておきたいと思います。

貴重な経験なので記憶にとどめておく

そして最後に感じるのは貴重な経験なので記憶にとどめておきたいということですね。

リーマンショックのときには私は資産が暴落していくのをただ指をくわえてみているだけでした。

急激な勢いで減っていく資産を見て見ぬ振りをしました。

ですのでどのようにして資産が回復したのか正直あまり覚えていません。

その頃と違い、現在ではブログやTwitterで文字をしたためていますので、コロナショックで資産が激減するのと、その後急激に回復すること、

さらにはもっと暴落していくの経験するかもということを目を背けずに記録していきたいと思っています。

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この数ヶ月どうだったの?

ではさっそくこの数ヶ月どうだったのかについて記録しておきたいと思います。

大暴落のあとの急激な回復

以下のチャートは私がメインで投資しているeMAXIS バランス(8資産均等型)の値動きです。

Emaxis820200603

2020年2月の末に最高値をつけてからは、一気に奈落の底へ突き落とされました。

もちろん私の資産もマーケットの荒波に翻弄されることになります。

当然ながら数十%のレベルで資産が溶けていったのです。

ところが3カ月ほどで資産は急激に回復していることがよくわかりますね。

私はもっともっと資産が溶けていくと思っていたので、ちょっと意外な気持ちを持っています。

短期間で投資環境が激変

私はよく以下のインデックスをよく見ています。

アメリカCNNが発表しているFear&Greed indexというものです。

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
CNN’s Fear & Greed Index is a way to gauge stock market movements and whether stocks are fairly priced. The index uses seven market indicators to help answer th...
  • S&P500インデックス対 125 日移動平均
  • ニューヨーク証券取引所で52週間ぶりの高値と安値を打つ株式の数
  • 株価の幅:上昇中の株式取引量と下落の株式取引量
  • プットとコールのオプション:弱気プットオプションの取引量に対する強気コールオプションの取引量を比較するプット/コール比率
  • ジャンクボンド需要:投資適格債とジャンク債の利回りのスプレッド
  • 市場のボラティリティ:VIX(いわゆる「恐怖指数」
  • 株式対米国債のリターンの差

以上の指標をわかりやすくメータにしたものなんですね。

ゼロから100に近づくにつれマーケットが貪欲になっているのを示しています。

直近の数値は以下のツイートに載せています。

一方で3月はこちら。

さらに1月はこちら

93から3まで急落してさらに58まで急回復しています。

まぁ高いところならバンジージャンプして今プランプランしてるような状態じゃないでしょうか。

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まとめ:このまま上がってほしいですが・・・

今回コロナショックに対して急激に資産が回復している状況について素直に喜びつつ、もしものときに備えて準備をしておきたいことについて考えてみました。

確かにマーケットが急速に回復しているのは喜ばしいことだと思います。

ただ実体経済はなんら改善していないどころかむしろ悪化していくのは確実視されているなかでの相場の急上昇。

コロナバブルということばも登場しているみたいです。

私もなにがなんだかわかりません。

そこで記事という記録をつけていくことで、どのようなかたちでマーケットが変わっていくのか、そして私の投資家心理がどのように変わっていくのかについては記事という形でお届けしたいなと思っています。

ここまでいい相場もそうそうないので、いい経験だと素直に取っておくのがいいかもしれませんね。

では、またよろしくです!


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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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