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生活防衛資金の重要性を改めて実感している理由

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生活防衛資金現実に使う必要があると考えも変わるよ長期投資をするにあたって、まず必要と考えられるのが生活防衛資金の確保です。

期間によって様々なのですが、3ヶ月から2年分の生活費を確保してから投資をしましょうという考えです。

私も全面的に賛同して生活防衛資金の確保・拡充から資産形成を始めました。

その後資産が増えてきたので生活防衛資金の考えを取っ払ってリスク資産だけでいいのではないかと一時期は考えていました。

その後私自身もプライベート面でこの考えはちょっと勇み足なのではないかと考えるようになりました。

この記事では、生活防衛資金の重要性についてあらためて考えてみたいと思います。

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生活防衛資金の確保が超重要な理由

では早速生活防衛資金の確保が超重要な理由について考えてみたいと思います。

生活資金を確保できるか不安だから

今みたいな比較的安定したマーケットならば生活防衛資金をリスク資産から引っ張り出すことは大きな抵抗はないでしょう。

しかしながら、リーマンショックとはいかなくても20%程度の暴落は良くあることです。

そうなるといままで持っていた資産が20%減少するなかで資産を切り崩していかなくてはいけません。

これって結構キツくないでしょうか。

私は現実的にリスク資産から切り崩す可能性を感じているのですが、非常に大きな不安があります。

積み立てていく際と実際使うとなると不安感がグッと上昇してしまうのが非常に大きな危機感を感じている。

これがまず第一の理由ですね。

損失が出ている時にリスク資産を切り崩す不安

2番目に感じているのが生活防衛資金が損失が発生しているリスク資産である場合です。

損失している資産を切り崩して損失を確定する不安感は想像以上

だと思うようになりました。

資産が安定して入金できるときには、リスク資産から必要なときに必要な額を引き出せばいいのではないか。

このように考えていました。

しかしながら自分がいざ生活防衛資金を使う可能性に直面したとき、このような冷静な判断ができるのかと不安を感じているのもまた事実です。

普通預金に対する安心感

そして最後に感じているのが普通預金に対する安心感です。

生活防衛資金の預け入れ先はどのようなところがいいのだろうと以前から考えていました。

  • 普通預金
  • 定期預金
  • 個人向け国債

預け入れ先はこのようなものでしょうか。

そのなかで特に安心感を感じるのが普通預金です。

他の定期預金や個人向け国債も両方とも元本保証です。

個人向け国債のリスクは日本国が背負っているのでリスク資産と考える向きもありますが、日本国が破綻=預金も無事ではないと思っているので私は個人向け国債は元本保証商品という位置づけで考えています。

しかし解約に手間がかかる割に現在では利率が低いと使い勝手が悪いのではないかと思うようになってしまいました。

一方で普通預金は利息はほぼゼロであるもののいつでも引き出せる安心感は大きなものであると実感するようになりました。

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ひめだかはどうするの?

では私はどのようにやっていこうかを考えてみました。

現実的に生活防衛資金を活用する立場としてどのようなもので利用できるかを中心に考えてみます。

必要な生活防衛資金の量

私があらためて考える生活防衛資金の金額は

2年分の生活費です。

3ヶ月なんて不安で仕方がありません。

あーっというまに使い果たしてしまいますよね。

月25万円生活費として使っているとすれば、2年で600万円

結構多いような少ないような金額ですよね。

これを月20万円になればもっと少なくなるのでしょうが、税金、健康保険、そして国民年金などの天引きされていたものが想像以上に大きいのでこれ以上の低い生活費の見積もりは厳しいかなという印象を持っています。

最低限はこれだけは普通預金に預けておきたいと思っています。

もちろん無リスク資産はこれだけではありませんが、最低限は持っておきたいと思いますね。

常に残高をキープする

そして次に感じるのは生活防衛資金の残高をキープするということです。

2年分の生活防衛資金以外にも投資待機資金として無リスク資産や株式や投資信託といったリスク資産も私は持っています。

生活防衛資金という名の普通預金を使って行き、残高が減ってきた場合には以下の順序で生活防衛資金を維持していきたいと感じています。

  1. 生活防衛資金の残高が減る
  2. 投資待機資金などの無リスク資産を充当
  3. リスク資産を解約

リスク資産はできるだけ手をつけない

最後に考えるのはリスク資産は極力手をつけないということです。

利益確定したところで税金がかかりますし、損失ばかりだと解約したくなくなるものですよね。

それだったら必要最小限の金額を解約することで対応することでいいのではないかと思いますね。

もちろん、バリュー平均法のように売りと買いを繰り返す場合の売りは問題ありません。

その分は投資待機資金としてプールされ、投資に回したり、あるいは生活防衛資金へプールされますので問題ないのではないでしょうか。

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まとめ:生活防衛資金の考えは奥深いです

今回生活防衛資金のあり方について考えててみました。

以前ならばリスク資産を切り崩せばいいじゃないかというものだったのですが、いざ使わなくてはいけない状況になった時には想像以上の不安が襲ってくることがわかりました。

ですのでどのようなあり方にするべきかは時々考えた方がいいのではないかと思っています。

私の場合には普通預金ベースにすることと、リスク資産の現金化は極力後回しするのがいいのではないかと感じるようになりました。

自分と家族を守るために必要なお金が生活防衛資金です。

時々どのようにしていくかを向き合ってみてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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