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月額190円で1億円賠償できる個人賠償責任保険について考えてみた

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損害保険はいろいろなものがありますが、私がイチオシな保険は個人損害賠償責任保険です。

マンションの漏水事故から自転車の死亡事故まで幅広い分野の賠償責任に少額の保険料で対処できる保険の見本のような商品です。

火災保険や自動車保険と比較して地味で目立たないので、ご存じない方も多いと思います。

しかし、これに加入するかどうかで賠償責任に対応できるかどうかがグンと変わってきます。

生命保険や医療保険は加入する、しないの判断が人それぞれなのですが、個人損害賠償責任保険は誰でも加入しておいたほうがいいと思うくらい重要な保険だと言えますね。

では、個人賠償責任保険とはどのようなものかみてみましょう。

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個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険とはどのようなものでしょうか。

個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせたり他人の物を壊したりして、
損害賠償金や弁護士費用などを負担した場合の損害を補償する保険です。
出典:日本損害保険協会「損害保険Q&A」より

つまり、自分が他人に何らかの迷惑をかけることによって支払わなければならないお金や弁護士さんに弁護をお願いするために必要なお金を補償してくれる保険ですね。

この個人賠償責任保険は単体で提供されていることは少なく、自動車保険や火災保険に特約として付帯したり最近は話題の「自転車保険」の一部分として提供されています。

保険料は全体的に格安で賠償金1億円の場合1ヶ月100円程度となっています。

どのような使い道があるの?

では、どのような使い道があるのでしょうか。

思ったよりも広い範囲に使えることがわかります。

  1. 買い物中に陳列商品を落とし破損させた。
  2. 飼い犬が他人を噛んでケガをさせた。
  3. 子供が駐車場に停めてあった他人の車をキズつけた。
  4. 自転車で走行中に歩行者とぶつかり後遺障害を負わせた。
  5. マンションの自宅の風呂場からの水漏れにより、階下の戸室の家財に損害を与えてしまった。
  6. ガス爆発によって、隣の建物を損壊させた。
  7. ベランダの鉢植えが落下して歩行者の頭に当たり死亡させた。

出典:日本損害保険協会「損害保険Q&A」

このような他の人に損害をあたえた賠償金や、弁護士費用等がこの保険から支払われることになります。

例をみればわかると思いますが、結構身近なことで賠償責任が発生していることがわかりますね。

そして思ったより賠償額が大きくなることが多いのです。

たとえばマンションの水漏れで下の階の人に損害を与えてしまった場合は、最悪の場合1,000万円を超える可能性もあります。

また自転車事故で死亡事故を起こした場合、数千万円の損害賠償を命じられることが最近は増えています。

生命保険や医療保険は貯金額が大きくなると自分の蓄えで何とかなる場合が多くなりますし、保険料もその割には高額です。

それに対して個人損害賠償責任保険はその蓄えはるかに超える損害賠償を求められることがある一方で、保険料は逆にきわめて安価です。

そのため個人損害賠償責任保険はぜひ加入しておきたい保険だといえます。

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このような個人賠償責任保険を選ぼう

自動車保険などの特約として付帯されていることが多い個人損害賠償責任保険ですが確認しておきたいことがあります。

  1. 損害賠償責任額
  2. 示談代行サービスが付帯されているか

まずこの2点がきちんとそなわっているか確認してみてくださいね。

損害賠償責任額を確認してみましょう

多くの個人損害賠償責任保険は1億円が賠償額となっています。

そのため、それ以下の賠償額の場合は支払っている保険料と賠償額を確認してみてみましょう。

近年は死亡事故を中心に数千万円級の損害賠償額が増えていますので1億円あるとまずは安心といえるとともに保険料もそれほど変わりませんので検討してみてください。

示談交渉サービスの有無を確認しましょう

次に示談代行サービスが付帯されているかどうかという点です。

これがある意味一番大事なことです。

以前は個人賠償責任保険には示談代行サービスが付帯されていませんでした。

そのため、損害賠償の交渉は当事者同士でおこなう必要がありました。

ただでさえ損害を与えてしまって精神的にもまいってしまっているときに、さらに示談交渉まで自力でしなければならないことは大変であることは想像しやすいと思います。

現在では幸いにも自転車保険が普及してきたこともあり示談交渉サービスが付帯された保険がメインとなっています。

ただ、以前からあるようなクレジットカードのおまけのような個人賠償責任保険などではこれが付帯されていないことがありますのでぜひ確認してください。

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私はこの保険に入っています。

私は自動車も持っていませんし、自宅は借家です。

そのためオプションの元となる保険にはなかなかたどり着かない状態でした。

そんな私がおすすめしている保険は家財保険に付帯の個人賠償責任保険です。

私は現在ダイワハウスの賃貸住宅"D-room"に入居しています。

そこには家賃に含まれるという形で入居者保険が付属しています。

この入居者保険のおまけで個人損害賠償責任保険が付帯しているんですね。

以前の家で私が加入していた家財保険は日新火災の「お部屋を借りるときの保険」です。

これは不動産屋さんに無理やり契約させられた保険から乗り換えた家財保険なのですが、

これには追加保険料はなく1億円の個人賠償責任保険が付帯しています。

しかも示談代行サービスつきです。

あと、ほぼ単体で加入するタイプとしてはYahoo!保険内で提供されている「ちょこっと保険」のひとつ「ご家族まるごと損害賠償プラン」です。

これならば、月額190円で1億円の個人賠償責任保険と示談交渉サービスが付帯されています。

この保険に加入するためにはYahooウォレットという決済サービスに加入することが条件となります。

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なにか個人賠償責任保険には入ろう

少しの金額で大きな補償という損害保険の意義を絵に描いたような保険それが個人賠償責任保険です。

個人賠償責任保険では自動車事故は補償されません(自動車保険での対応となります)が、加入すると家族全員が対象となるため家族で1つ加入すれば大丈夫です。

もしものときはいつやってくるかわかりませんし、いざ当事者となると賠償金額も高額となります。

普段から加入することでもしものときにも少しでも安心だといえる状態にしておくことが必要です。

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まとめ

今回は個人賠償責任保険のことについてお話ししました。

少ない金額で大きな保障といういかにも保険の良さを発揮している保険です。

自動車保険や火災保険のおまけでもありますし、少額で加入できる保険も増えてきました。

ただ、おまけの保険の場合にはきちんと示談交渉サービスが付属しているかを確認しておく必要がありますね。

加入していない方はぜひ加入を検討してみてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!

保険節約生活
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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