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SBI証券が投資信託にも代用有価証券を適用することについて感じること

2017年2月21日

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このたびメインで利用しているSBI証券が信用取引での証拠金として投資信託が株式と同じく代用有価証券として利用できると発表しました。

今日はこのことについて考えてみたいと思います。

代用有価証券とは

SBI証券が投資信託を代用有価証券としてつかえることを発表しました。

ソースはこちらとなっています。

間もなくサービス開始!投資信託が信用取引の担保になります!2017/2/25~(予定):SBI証券 ホームページ

以前からカブドットコム証券やマネックス証券では利用することができましたが、SBI証券でも後追いながら利用できるようになりました。

ここで代用有価証券とはどのようなものか見てみたいと思います。

信用取引で保証金として使える

信用取引の委託保証金を差し入れる際、一定の条件のもとで現金ではなく有価証券でこれを代用することができます。この代用のための有価証券を「代用有価証券」といいます。

現金とは異なり、代用有価証券(株式や債券など)には価格変動リスクがあります。

そのため、あらかじめ決められた掛け目(上場株式80%、国債95%など)を、時価に掛け合わせたものが、実際の代用有価証券の評価額となり、それが委託保証金の金額を満たす必要があります。

代用有価証券と、信用取引で購入する有価証券の銘柄が同じ場合、信用買いの評価益・評価損と委託保証金の増減が同じ方向に動くため、「二階建て取引」などと呼ばれます。

出典:SMBC日興證券ホームページ

つまり投資信託の残高の一部を保証金として使えるようになるというものです。

代用掛目は80%

SBI証券ではこのたび使えるようになる投資信託の代用掛目は80%と発表しています。

つまり保有している投資信託の80%の金額が信用取引の保証金として利用することができます。

メリット・デメリット

ここで投資信託の残高を代用有価証券として利用できるようになるメリット・デメリットを考えてみます。

メリット:資金が効率化する

メリットはは資金が効率化するという点が考えられます。

投資資金をすべて投資信託の購入に充ててしまっていた場合に株式を買いたいときには一旦売却し、現金化した後に購入しなければなりませんでした。

現金化には日数がかかりますのでそれまで株式を購入することはできません。

信用取引をつかうことで機動的に株式を購入することができるようになります。

また保有している投資信託の資産を現金が入るまでの期間一時的に株式の購入に充てることができることで資金が効率化するというメリットがあります。

デメリット:追証の可能性がある

一方で信用取引は保証金の3倍までの株式の売買ができるようになります。

そのため目一杯取引をした場合、相場の下落により追証の憂き目に会うことは信用取引の問題点となります。

代用有価証券として株式や投資信託を差し入れた場合には現金の80%の額までしか保証金としては認められないことになります。

さらに相場が下落した時にはあわせて保証金額も減少しますのでよりゆとりをもった取引が求められます。

感じたこと

この信用取引での保証金に投資信託が代用有価証券として差し入れることができることについて私なりに感じたことをお話ししたいと思います。

ツールが増えるのは望ましい

以前の私ならばこの件に関しては「投資初心者である(と勝手に思ってる)投資信託購入者に対して投資信託を代用有価証券へ適用するのはどうかとおもう。」

ということを言っていたと思いますが今は違います。

私はこのニュースを耳にして、投資できるツールが増えることは望ましいことだと感じました。

私はインデックス中心の投資を始めてからほとんどの期間投資できる資金をインデックスファンドの購入に充てててきました。

インデックスファンドはコストが少ない、分配金が払い出されないから税制上お得、リスク・リターンは平均的になる

とはじめて投資される方にはぜひ使っていただきたい金融商品であると今でも思っています。

ただ・・・つまらないんです。

インデックスファンドに投資したあとはひたすら市場が右肩上がりになるのを期待するしかないんですよね。

市場が右肩上がりになるということを信用することがインデックスファンドに投資する第一前提となりますので。

もしかしたら空売りしたいときがあるかもしれない、あるいは株主優待をゲットしたいかもしれない

この状態のときには今までは改めて現金を調達して株を買うしかありませんでした。

あるいは保有している投資信託を売却して現金化するしかなかったわけです。

それをすることをなく株を買うことができるようになるのは私にとっては便利なツールになると感じました。

投資用にキープしている待機資金は別の用途にも使えるようになるのですから。

使うか使わないかはその人が判断すべき

ここで感じるのは信用取引に投資信託を使うべきかどうかという問題です。

私は幸いにもそれなりの投資の経験を積んできましたのである程度の心のコントロールはできると感じていますし、それなりの実績を残してきました。(あくまでそれなりなので大儲けはできませんでした・・・)

これを利用しまくって信用取引で資産以上のマイナスに食い込ませてしまうという人もいるかもしれません。

これは現在の保証金が現金のみの状態でもおなじことですので結局は利用する人によるとしか言いようがないと思います。

刃物や車が道具にも凶器にもなりうるということと同じことですね。

ですので保有している投資信託を信用取引の代用有価証券として使うのも投資家それぞれが判断すべき問題だと感じています。

私はインデックスファンドを現金化するまでもなく機動的に株を買ったり売ったりできる制度ができた場合にはな永らく中止している株主優待ただ取りに使うかもしれません。

私がこのツールを使いこなせるのはこの程度までですので、無理なく使えるレベルでこの制度を利用していきたいと思っています。

判断する材料の提供を

ただもう一つ感じることは歯止めをもうけてほしいということです。

投資信託は現金と違いそれ自体が株式と同じくリスク資産です。

ですので証拠金額ももちろん変動します。

暴落した場合には証拠金額も下がってしまうことから追証となる事態も十分に考えられます。

そのため代用有価証券には歯止めがかけられるようになればより安全だと思います。

ただ現在のところこの仕組みがある証券会社はありませんので自分でコントロールすることが必要となりますね。

このツールを利用して信用取引を利用するべきどうかを判断するための材料を提供していただけたらより良いのではないかと私は感じています。

この制度を利用して信用取引を始められる方はある程度資金を持った状態で始められることをオススメします。

暴落した際には追証すればいいですし、あるいは現引きすることにより株式を保有することもできますので耐えることができます。

信用取引を証拠金の3倍まで使える打ち出の小づちと思わずに効率的に資金を利用できるツールとして使っていただけたらと思います。

まとめ

今回はSBI証券が投資信託を代用有価証券として利用できるようにするというニュースを知り、どうすべきかを考えてみました。

利用できると思われる方は利用することで資金効率がアップする一方、信用取引が怖いと思われる方は利用しないといった資産家側の判断が必要となります。

このツールを上手に活用することができるといいなと私自身は感じました。

最後に信用取引は資産以上のリスクが伴う取引方法です

そのため気軽に始めるのではなく、よく考えて自己責任で利用していただきますようお願いいたします。

では、またよろしくです!

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