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行政書士試験の勉強法・勉強時間についてまとめてみた

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行政書士試験の勉強法。勉強時間について

行政書士試験の勉強法といわれてどのようなものをしたらいいのか気になる方もいらっしゃると思います。

私も2年間勉強をおこない、試行錯誤しながらなんとか合格することができました。

さまざまな方法があるとは思いますが、私なりにやってきたことについてまとめてみたいと思います。

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行政書士試験の勉強法

私がおこなった行政書士試験の勉強法としては以下のものがあります。

  • 通信講座の受講
  • 問題集の購入

それぞれについて見てみたいと思います。

通信講座の受講

私が行政書士試験をおこなった受験勉強は予備校には通わず、大手予備校の通信講座を使わず、比較的お安い通信講座を受講しました。

それが、ここ、クレアールさんです。

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理由は簡単。

安いから。

それだけです。

感想はいろいろあるのですが、端的に述べさせていただきます。

  • 質より量
  • 講義は長時間でしんどい
  • テキストは難しく、いろんな資格を取得したベテラン向け

こういった感じですね。

あまり書くと悪口になっちゃうのでこの辺にしておきます。

ただ、量は必要十分ですし、わかってくると問題の解説も詳しい(つまりちょっと難しい)のでこれを必死になって取り組めば合格するための実力はつくと思います。

頭の悪い・入らないひめだか は追加で以下の問題集を購入しました。

もともとクレアールさんはコスト削減のため、答練問題集などはPDFでのネット提供となっています。

そのため、紙の問題集が欲しかった私は追加オプションで紙の問題集を購入しました。

問題集の購入

併せておこなったのが問題集の購入です。

買った本はこちら。

この2冊だけです。

なぜかって?

通信講座の内容が難しく、民法の理解ができなかったからですね。

この2冊のスーパー過去問ゼミ(スー過去)で民法の基本を何回も回転(問題集を複数回解くこと)をすることにより、通信講座の分かりづらい部分を補いました。

この問題は公務員試験用なのですが、行政書士試験の基本をしっかりとしたものにするには必要十分な内容です。

ただ、これだけでは行政書士試験の民法をクリアすることはちょっと難しいかなと思っています。

そのため、行政書士試験の過去問・予想問題(模試含む)に取り組むことは必要かな?と思っています。

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どのように問題に取り組んだか

では、どのようにしてたくさんある問題に私が取り組んだかについてお話ししましょう。

基本は肢別(一問一答)を徹底的に

民法を除いて憲法・行政法・商法・会社法共通していることなのですが、私は肢別問題を徹底的にやり込みました。

肢別問題とは、本来5択の問題を一つずつの肢(あし)にバラして○×問題の形式にした問題です。

これを一つの問題集につき5回論点がわかるまで解いていきました。

気をつけなければいけないことは、○×問題なので「○!よかったぁ、正解で」で終わらせてはいけないということです。

意識して「□□だから○」と理由をつけて解答する**ように心がけました。

単に○×だけならば、○×だけを覚えてしまってもだめですから理由を併せて覚えることが大切だと感じています。

民法はスー過去を徹底的にやりこんでから

次に民法ですが、最初は上記と同じように肢別問題をやったのですが、どうやっても問題が解けませんでした。

そこで教材のところでご紹介したスーパー過去問ゼミ(スー過去)民法を徹底的にやりこみました。

この問題集の特徴は公務員試験の過去問を題材にして詳細な解説を加えたものなんですね。

私はこの「スー過去」を2年間で15回くらいは解いたのではないかと思います。

その後、肢別問題や5択の問題を解いて足りない知識を補うようにしました。

六法をこまめに読む

行政書士試験の通信講座でも付属していないものがあります。

それは試験用六法です。

テキストに付属しているものや、コンパクトなものなどたくさんあるのですが、私が購入したものはこれです。

この六法の特色としては、

  • 横書きと読みやすく
  • 通常のコンパクトタイプの六法全書よりも文字が大きい
  • 判例索引があり、わかりやすい

というものがあります。

初年度は私は不合格で、翌年は行政機関個人情報保護法が個人情報保護法に統合されたので、この部分だけは

デジタル庁謹製の法令検索サイトを利用しました。

e-Gov法令検索
電子政府の総合窓口(e-Gov)。法令(憲法・法律・政令・勅令・府省令・規則)の内容を検索して提供します。

民法も改正されたのですが、その部分は修正テープで消して書き加えました。

また削除された部分はあえて取り消し線で消去しました。

どのようなものでもいいのですが、ちょっとしたことでもこまめに条文を読むようにしましたね。

それぞれの科目別の勉強法については、またおいおい記事にしていきたいと思います。

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どれくらいの時間を勉強に費やしたのか

では、受験生のみなさんがある意味一番知りたいのがどれくらいの時間勉強に費やしたのかですよね。

サイトでは600時間といった数字もあります。

ただ私は断言したい。

600時間なんかではど素人の初学者は絶対無理と。

「ど素人」と書いたのは、あまり勉強せずに合格したと書かれている方は、このようなベースがあるようなきがします。

  • 司法試験・司法書士試験受験生の腕試し
  • 他の難関国家試験の受験経験者
  • 法学部出身者
  • 本をさらっと読んだだけで頭にすっと入るエスパーみたいな人

私はどれにも当てはまらず、しかも1年目は記述6点で敗退という輝かしい実績をもっています。

努力でカバーしようとしましたが、法律の壁は厚かったです。

結局2年間1日5時間程度は勉強していたと思います。

もちろん長丁場ですからやる気があるときないとき、そしてメンタルの調子がよくなかったりといろいろあり全く勉強ができないときもありました。

逆に1日10時間以上勉強したこともありました。

それを平均して1日5時間くらいと書きたいと思います。

それを300日したら1,500時間、2年なら2,000時間以上というとんでもない数値がでてきてしまうので、

私の要領がいかに悪いかについてご理解いただけるかと思います。

ですので、簡単に合格したと言われる方のご意見は半分くらいに聞いておいたほうがいいと思います。

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まとめ:遠回りしましたがなんとかなりました

今回私が2年間にわたって取り組んできた行政書士の勉強法についてまとめてみました。

学習時間は1,000時間以上と要領わるかったものの、通信講座や参考書のおかげで、努力をすれば合格できるというものです。

行政書士試験は簡単か難しいかと極端に評判が分かれる資格なのですが、少なくとも私には難しく、かつやりがいがありましたね。

たくさんの方が合格体験談を書かれていますので、参考の一つにしていただけるとうれしいです。

では、またよろしくです!

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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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