よく投資ブログで新しい投資信託が登場するという話題がありますよね。
そこでの情報源はおもに新しい投資信託の有価証券届出書が金融庁の「EDINET」と有価証券報告書などを金融商品取引法で指定された開示文書を検索できるシステムにアップされているからです。
今回はこのEDINETから新しい投資信託の検索方法について備忘録を兼ねてご紹介したいと思います。
EDINETで有価証券届出書を検索する方法
EDINETはいつでも誰でも有価証券届出書や大量保有報告書など株式や投資信託にかかわる開示文書を引き出すことができるシステムです。
そこでさっそく私が欲しいと思っていた三井住友トラストアセットマネジメントが提出したローンチする予定となっている
「 SMT 8資産インデックスバランス・オープン」の有価証券届出書を例にご紹介したいと思います。
EDINETにアクセスする
さっそくEDINETで文書を引っ張り出してみましょう。
まずはEDINETですが、以下のリンクからアクセスするすることができます。
アクセスするとこのようなトップページとなります。
文書を検索する
有価証券届出書の検索方法です。
まずは次の画像のように「書類検索」をクリックします。
次にいろいろと検索する項目を入力していきます。
私は「SMT 8資産インデックスバランス・オープン」という投資信託の有価証券届出書を調べたいので
- キーワードを「SMT 8資産」
- 必要な報告書の種別を「その他の書類種別」
- 提出時期を「過去1ヶ月」
を入力して検索を行いました。
すると出てきた結果がこちらです。
検索結果では有価証券届出書(内国投資信託受託証券)をクリックすると次のように体裁が整った文書が開示されます。
いっぽうでPDFなどのダウンロードをすることもできます。
EDINETではこんな情報も得られる
次にはEDINETで得られる情報はどのようなものかをみてみたいと思います。
今回は新しい投資信託の情報を得るために有価証券届出書を検索しました。
それ以外にも得られる情報もご紹介したいと思います。
有価証券報告書
投資信託は決算のごとに有価証券報告書がEDINETに公開されます。
ざっと内容をみてみましたが、投資信託説明書(請求目論見書)と同じ内容となっています。
まとめ:新しい情報を得るのにおすすめ
今回EDINETにアップされている情報の引き出し方をご紹介しましたが、思ったよりも詳細な情報を引き出すことができることがわかりました。
投資信託は新たに発売するにあたっては金融庁への届け出が必要となります。
そのため事前にこういった情報がアップされていますので、興味を持たれる方は検索してみてはいかがでしょうか。
ただ内容は投資信託説明書(請求目論見書)と同じ内容ですので文章の羅列となっておりとっつきにくいです。
書かれている内容自体はそれほど難しいことを書いているわけではありませんが、ちょっと固い印象がありますので、
読みにくいと感じられる方は正式に発売された前後に公開される交付目論見書を読んでいただければと思います。
こちらの方は請求目論見書よりもわかりやすくしかも短くまとめたものとなっているので通常の場合はこれで十分です。
私は投資信託をより早く知るために便利なEDINETをもう少し活用していけるといいなと感じています。
そこで得られた情報を少しでもブログで紹介したいですね。
今日の記事が参考になれば幸いです。
では、またよろしくです!
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