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資産が雪だまのように増えるというのは本当か?

この記事は約4分で読めます。
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photo by Kamyar Adl

毎月この時期になると自分の資産の棚卸しを行っています。

つまり自分の資産がどれくらいになっているかをパソコンに入力したり、パソコンに入っていない資産を含めた全体的な「財産目録」を手書きでノートに書きつけています。

するとふと思いつくことがありました。

それは資産残高の増え方が変わってきたというものです。

よく資産の増え方は雪だまのように例えられるのですが、まさにそのとおりの状況となっています。

今日は私の資産の増え方がどのように変化してきたのかをみてみたいと思います。

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資産の増え方が大きくなった

私が実感しているのは

資産の増え方が大きくなった

ということです。

7年前と比較してみても資産の増えるペースが増してきたということですね。

ちなみに自分の収入や貯蓄からインデックスファンドへ投じる資金額はそれほど変化はありません。

ところが、リスク資産を中心に増え方が大きくなったと最近は特に感じています。

まさにスノーボール・雪だまのようにです。

資産を蓄え始めた初期の変化は思ったほどありません。

それが現在では資産額が増えるときに実感するのですが、変化が急激になりつつあります。

デメリットもあるよ

資産額が増えてくることにはもちろんデメリットがあります。

それは

資産が減るときも急激ということですね。

現在は資産額の約6割がインデックスファンドなどのリスク資産です。

リスク資産がここ数年で急激に膨らんだことから株価の暴落などの経済的なアクシデントがあると一気に資産残高が減ることもわかりました。

ただリーマン・ショックやギリシャショックを経験してきた関係上2016年の頃にあった経済的なアクシデントくらいではうろたえることはありません。

ですので資産の運用は資産額の上下というよりもいかに長くマーケットにとどまり続けることができるかが重要となります。

ゲームオーバーにならずにいかに長期間投資し続けることができるかがカギとなってきます。

つぎにはなぜそのように感じているかをグラフ等でみてみます。

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資産の増え方をチェックしてみた

私は毎月リスク資産を中心にマネーフォワードなどのアカウント・アグリゲーションで取得することができるデータを毎月表計算ソフト(MacなのでNumbersです)に入力してきました。

他の投資ブロガーさんみたいに利回り等は計算をしていないのですが、ざっくりと資産残高のみは記録していくようにしています。

そこでみられるグラフが以下のようになっています。

資産残高増加グラフ

2008年から記録をつけているのですが、ここ2年ほどでグラフの傾きが大きくなっていることがわかります。

y軸の資産額を消していますので資産額がどのようになったかがわかりにくいと思いますので2008年から1年毎の資産額がどのように変化したかを表にまとめてみました。

資産の増加額
2009 56万円
2010 284万円
2011 237万円
2012 54万円
2013 444万円
2014 195万円
2015 161万円
2016 155万円
2017 359万円

この資産増加額には預金や国債といった無リスク資産、そしてインデックスファンドやETFなどのリスク資産がごちゃまぜとなっています。

そのため2009年や2012年、それに2015年や2016年といった変化額が小さい年は実質的にリスク資産はマイナスとなっています。

ただ、2012年からのアベノミクスやアメリカのダウ平均株価が2万ドルを超えるといった経済的な追い風がおこったときには資産額が急激に上昇していることがわかりました。

1年毎の資産額の変化だと増えたり減ったりすることで平均していくらという金額がでたのですが、グラフだと2014年や2015〜2016年にかけてぼこっと資産額が減っていることがわかります。

これは中国経済の失速などの経済的なアクシデントが原因ですが、これも長くは続かず資産が回復するときには急激に回復しています。

リスク資産額が増えてきている近年ではグラフの変化が投資を始めた頃と比べて急激な変化になってきました。

それは2010年頃と比べてリスク資産額が倍以上になっているため、資産額の変化も大きくなっていることがわかります。

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まとめ

今日は私の毎月恒例の資産残高のチェックを通して感じた資産の増減がまさにスノーボールのように大きくなってきたことについて考えてみました。

私の資産は遺産相続や宝くじなどのようなものを通して一挙に増えてきたものではなく、まさに小さな雪の玉を転がすかのように大きくなってきたものです。

そのため資産の変動幅が大きくなってきたことも落ち着いて変化を観察できるようになりました。

スノーボール(雪だま)の考えはこのようにじわりじわりと資産の変動に対する心理的な動揺に対しても鍛えてくれるのかなと自分勝手ながら思っています。

これからも資産の変化をこつこつと記録することでどのように経済情勢によって資産が増えてり減ったりしていくかを眺めていきたいですね。

今日の記事が参考になれば幸いです。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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