普段はインデックスファンドや個別株式のことなどリスク資産のことについていろいろと考えている私なのですが、ふと考えてしまうことがよくあります。
それは無リスク資産のシンプル化はできないだろうか・・・ということです。
リスク資産はそれはもうたくさん口座開設と解約を繰り返してきました。
無駄な預金口座も同様に口座開設と解約を繰り返しています。
しかしながらアンタッチャブルな資産が2つあるんです。
シンプルにしていこうと思えば、これらに手を付けなければいけないよなぁと思いつつもめんどくさいのでほったらかしにしているのです。
どうせならこれらの資産をシンプルにできないのかなぁと考えてみたのですが、なかなかハードなようです。
この記事では無リスク資産で手を付けたくてもなかなか手がつけられない2つの資産のことについて考えてみます。
アンタッチャブルな2つの無リスク資産
私が保有している無リスク(と認識しているものを含みます)資産はいろいろとあるのですが、シンプルにしたいけれどもなかなか手を付けられないものが2つあります。
それは個人向け国債(変動10年)と財形貯蓄です。
これらは以前から生活防衛資金の要として別枠で管理してきました。
しかしながら、ちょっとずつ荷の重さを感じてきているんですね。
ただこれらをシンプルにしなければ管理がラクにならないのも実感しています。
私としては個人向け国債と財形貯蓄の残高を一本化して普通預金にしようと思っています。
次はなぜ個人向け国債(変動10年)と財形貯蓄がアンタッチャブル化したのかについてまとめてみましょう。
なぜ個人向け国債と財形貯蓄に手をつけなかったのか
では無リスク資産としてさまざまな口座を開設しては解約を繰り返した私がなぜ個人向け国債(変動10年)と財形貯蓄には手を付けられなかったのかについて考えてみます。
過度の聖域化
私は個人向け国債(変動10年)と財形貯蓄は生活防衛資金の聖域として死守するようにしていました。
しかしながら、これらを活用することはほとんどなく、ただお金があるだけという期間が長く続きました。
もしものときにキープしておこうということでずっと使いにくいお金のままにしていたわけですね。
私が若く、資産が少ないときには資金拘束は有効だったのですが、それなりに資産が増えた今となっては逆に自由に使えるお金ではないのはストレスになってしまいました。
めんどくさかったから
2番めの理由は解約するなどがめんどくさかったからというものです。
特に個人向け国債をゆうちょ銀行へ預けていたのですが、これが非常に面倒な存在となり、にっちもさっちも行かない状態となってしまっています。
個人向け国債(変動10年)の利率も最低利率である年0.05%に張り付きっぱなしです。
しかも中途解約にはペナルティもかかる、さらには郵便局の社員さんが慣れていないために手続きに時間がかかるといった苦行の連続です。
別の金融機関に預けている個人向け国債もネットではなく、コールセンターでの解約が必要です。
財形貯蓄は、現在私が休職中のため積み立てが強制的に休止させられました。
これらの理由から手を付けるチャンスかなと考えたんですね。
さらには毎月手書きで財産目録を記載しているのですが、書く項目が減ると単純に楽になるというのもありますね。
金融リテラシーの向上
私が個人向け国債や財形貯蓄を買い始めてから10年以上の期間が経ちます。
その間にさまざまな金融商品を取引してきました。
ガッチガチに個人向け国債や財形貯蓄でなくても生活防衛資金をキープできるのではないかと考えるようになりました。
たとえば住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に投資待機資金として預けておくのもいいですし、目的別預金にしておいてもいい。
もっとシンプルなかたちで生活防衛資金を管理するのもいいのかなと思うようになっています。
なにも定期預金などの使えない資金で固定するのはちょっと使い勝手がわるいかなと思うようになりました。
これからどうするの?
ではいまのところ個人向け国債(変動10年)と財形貯蓄をどのようにしておこうかということを考えてみましょう。
住信SBIネット銀行ハイブリッド預金に集中させる
私が考えているのは住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に集中させるというものです。
これにより、よりシンプルに生活防衛資金と投資待機資金を管理できるのではないかと思っています。
通常の普通預金に管理を集中させてもいいのですが、住信SBIネット銀行とSBI証券の間では投資用資金としてハイブリッド預金に一旦プールさせるようになっています。
ここにプールさせるようにして投資用にも生活防衛資金にも使えるようにプールさせておきたいなと思っています。
口座を再度整理する
何回も口座の整理をおこなっているのですが、ふたたび口座数が増えすぎていると実感しています。
そのため、再度つかっている口座を整理しておきたいと思っています。
口座を解約することにより、管理する対象が減るのではないかと期待しています。
以前からFXを解約しているのですが、さらに証券会社や銀行口座も閉鎖をしていきたいと思いますね。
まとめ:生活防衛資金の管理も楽じゃありません
今回私が家族と生きていくために必要な生活防衛資金の口座をシンプルにしておきたいことについて考えてみました。
若く、お金がないときには資金拘束をして生活防衛資金を貯めておく必要がありましたが、40代になり、その必要もなくなりました。
そのため、よりシンプルな形で管理してもいいのかなと考えています。
投資用の待機資金でなく、通常の普通預金でも集めておけば多少の資金不足も問題ありませんし、投資資金へ振り替えることも可能です。
より管理をラクにすることこそが投資を続けていくための一つの方法かなとも思うのです。
そこで今まで管理できていなかった個人向け国債と財形貯蓄を普通預金や住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に移しておくのがいいのかなと考えるようになりました。
無駄に口座がたくさんあっても管理がしんどいだけです。
どうせならシンプルにしていきたいなと感じていますね。
では、またよろしくです!
コメント