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無収入になったときどれくらい生きられるか考えてみよう

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Mushunyu kurasu
率直な疑問です。

いきなり収入が完全に途絶えて保有する金融資産でどれくらい生活することができますか?

お給料がいきなりなくなってしまって失業手当ももらえないとすればどれくらい生きられるのかなとふと私も考え込んでしまったんですね。

戦争などで金融システムが破壊されてしまっていたらどうしようもありませんが、金融システムが正常に稼働しているときにはどのくらい生活できるのかなと。

私の場合にはざっくりと10年以上は暮らせる計算となります。

ただ、住宅ローンを借りているとか生活費がカツカツの方ならば生きられる期間はぐっと短くなるのではないでしょうか。

この記事では無収入になってしまったときに少しでも生きられるために考えておきたいことについてまとめてみました。

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少しでも長く生き続けるための方法

まずは私たちがいきなり収入を絶たれても少しでも長く生き続けるための方法について考えてみたいと思います。

生活レベルを下げる

一番確実なのは生活レベルを下げるということです。

身も蓋もありませんよね。

しかし一番の効果があるのは生活レベルを下げるほかはないと思っています。

とても苦しいのはよくわかります。

今までの暮らしと比べてちょっと使いすぎだなという項目をチェックしてみましょう。

  • 通信費
  • 生命保険料
  • 自動車関連費用
  • 旅行費用

このあたりからチェックしてみてはいかがでしょうか?

たとえば通信費の場合だと自宅に光回線やWiMAXなどが活用できないか、格安スマホにすればどれだけ安くなるかなどチェックしてみましょう。

光回線にすると自宅内での通信は電話を除きすべて代替できますので、初期投資は高いものの、費用対効果は高いのではないかと思いますね。

自宅内での通信を光回線に代替して、外出時の通信事業者を格安スマホの事業者にしてできれば通信容量を下げると通信費の代替効果は高くなります。

生命保険料は、見直しなどにより削減が可能ならば加入し直すことで同内容でも支払保険料が少なくすることもできます。

ただ、生命保険の解約はくれぐれも慎重にしてくださいね。

解約がいちばんコスト削減効果が高いのですが、やめたとたん亡くなったり病気になったりすることはよくあることですので。

自動車関連費用も同様です。

2台保有している方は1台で済ますことができないか、頻繁に買い換えていないか、自動車保険は高すぎないかなどもチェックポイントとなると思います。

ちなみに我が家は地方住まいにもかかわらず車は保有せず片道10キロ程度なら自転車で移動することにしていますが、問題ないですね。

投資をおこなう

若い方ならばなおさらおすすめしたいのが積み立て投資をおこなうということです。

無理のない範囲で積み立てを続けていけば、少なくとも今の預金金利よりはいい結果がでるのではないかと考えています。

ただし、投資は短期的には大きな損失が出てくる可能性も大いにありますのでくれぐれも無理のない範囲で取り組んでいただければと思いますね。

その際に使うツールとしてはつみたてNISAがおすすめです。

投資信託や株式等は利益が出た場合には20.315%の税金(所得税・住民税)がかかります。

つみたてNISAを利用するとこの税金がかからないんですね。(ただし、損失もなかったことになるので長い目でみて投資をすることが必要です)

しかもつみたてNISAを利用できるファンドは金融庁が厳しい基準をもうけているいわば「お墨付き」の商品です。

ボッタクリ商品だったり、無駄にコストが高い商品、短期売買を推奨するような商品ではありませんので安心して取り組んでみられてはと思いますね。

そのなかの商品でもおすすめなのはちょっと「つみたてNISA おすすめファンド」で検索すればいくらでもでてきますのでその中から選べば大きな失敗はないと思いますよ。

天引き預金を活用する

そしてもうひとつ取り組んでほしいなぁと私が思うのが天引き預金を活用するということです。

財形貯蓄や自動積立定期貯金など有無を言わさず給料や預貯金から残高を引っ剥がす自動積立預金は活用しない手はありません。

毎月3万円、ボーナス20万円で積み立てていけば1年で76万円貯めることができます。

私も資産をつくる礎となったのが財形貯蓄でした。

もしやられていない方がいらっしゃったらぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか?

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ひめだかはどうやってたの?

ではおすすめ方法をおつたえしたところで、私がどのようにして収入が途絶えても生きることができる期間を少しずつ伸ばしてきたのかについてご紹介します。

最初は財形貯蓄から

社会人になって一番最初に始めたのは財形貯蓄です。

まだそのころは株式や投資信託などのリスク資産に投資するなんて怖くて近寄れない頃です。

それでも財形貯蓄を毎月コツコツと行ってきました。

するとどうでしょう。

知らず識らずのうちにお金が増えていき、リスク資産に投資するときには貴重な投資資金となりましたね。

そういう意味ではずっと財形貯蓄を続けていてよかったと思いますね。

インデックス投資を始めた

その後数年してから預金だけでは資産は増えないと危機感をもった私は株式でも買おうか・・・ということで本屋さんで投資本を買ってからインデックス投資を始めて現在に至ります。

個別株を勉強され大成功された方よりは資産額は少ないものの、毎年のようにやってくる暴落の波にもなんとか巻き込まれず、いち投資家として生き残っているので取り組んでいてよかったなと感じていますね。

コンパクトな暮らしを実践

そして最後に取り組んでいるのがコンパクトな暮らしです。

これは妻のおかげなのですが、車なし・旅行しない・外食しないといった暮らしを行っています。

決して他の方におすすめすることはしませんが、いざコンパクトな暮らしをしようとすると家族で暮らしていたらなんとかなるものです。

この他に冒頭でお話しした生命保険を解約したり、格安スマホを利用(夫婦で携帯代3000円!)したりしてレベルを無駄にあげないような暮らしをしています。

そのかわり、食材のレベルを上げたり、おいしいお菓子などを家族ワイワイ食べたりなどQOL(生活の質)を下げないような努力は行っています。

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まとめ:自助力は高めておいたほうがいいと思います

今回、万が一無収入になったとしてどれくらい生きられるのかと考えてみたら私の場合には10年以上生きていけることがわかったことについてお話ししました。

これからもこの期間が1ヵ月でも半年でも1年でも長く生きられるようにしていきたいなと思います。

そして一攫千金はたぶん無理だと思うので、じっくりと投資などにも取り組んで生きたいなとも感じましたね。

どのようにして自助力をあげるのかについてもご紹介しましたが、いずれも地味で面白くないものです。

ただアリとなるかキリギリスとなるかはそれぞれの方の選択によるのではないのかなとも思いますね。

我が家の場合にはアリみたいな生活ですが、しぶとく生き残れるようにこれからも頑張っていきたいですね。

では、またよろしくです!

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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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