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コロナショックでリスク資産で含み損が出たときに考えたい3つのこと

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リスク資産が含み損になったときに考えたい3つのポイント

株式市場をメインとするリスク資産は常に資産残高は変動するものです。

それも思ったより激しくうごく、それがリスク資産というものです。

2020年3月から起こっているいわゆるコロナショックでは多かれ少なかれみなさんのリスク資産に影響を及ぼしていますよね。

もちろん私もその一人。

ときには大きく儲かるかもしれませんが、反対に大きく投資額を割り込み、

いわゆる「含み損」となっている状態もよくありますよね。

そこで「あー、損しちまった!」と頭を抱えてしまう気持は良くわかります。

しかしながら、そのときに慌てて売却するのではなく、ちょっと落ち着いて考えたいと思うことがいくつかあります。

今回の記事では含み損が発生したとき、私ならばどのように対応するのかについて考えてみました。

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含み損が出たときに行いたいこと

含み損が出てしまったときに行いたいことは以下の3つのポイントです。

  1. とりあえず市場にとどまる勇気をもつこと
  2. 含み損になった投資信託がコスト高のときには乗り換える
  3. ポートフォリオの投資割合が正しいのか考える

市場にとどまる勇気をもつ

大きくマーケットが変動して日経平均株価やダウ30種平均株価がいくらさがったというニュースを目にして自分の資産をのぞいてみると実際の資産額が投資額をわりこむことはよくあることです。

私も投資を行ってきましたが、含み損を抱えていたときはしょっちゅうで、含み益が出たのはこの数年くらいなものだと思うくらい含み益を得られた期間は少ないものです。

ただ、含み損が発生したときにでもあわてて売却して現金化するという行為は避けたほうがいいですね。

まず行いたいことは市場にとどまる勇気をもつことです。

これからいくら資産が下がるかはだれもわかりません。

もう現実に資産額が大きく下がってしまっているのですから悔やんでも仕方がありません。

それならばどうせならとことんまでマーケットに追従してやろうという気持ちをもつことが大切ではないかと思っています。

投資を初めてまだ数年くらいの方の場合、含み損をかかえてしまうことははじめての方もいらっしゃるかもしれません。

資産がどのくらいになるかは非常に不安ですよね。

その気持ちはリーマンショックを経験した私もよくわかります。

ただ、資産が大きく変動するということはリスク資産に投資をおこなううえでは避けることができないことです。

以前もこれからも「ほにゃららショック」は起こりうると考えなくてはいけません。

今回の相場の下落の痛い経験をすることで、「ほにゃららショック」に対するメンタル的なトレーニングになっているはずです。

ですので、まずはあわてて売却して退場するのは避けていただきたいと思います。

急いては事を仕損じることになりますので、退場するのは市場の変動が落ち着いてから考えていただけたらと思います。

投資信託のコストをチェックしてローコストなものに乗り換える

インデックスファンドのような投資信託を利用してリスク資産に投資を行っている方にチェックしていただきたいことがあります。

それは今投資している投資信託と同内容でよりローコストなものが存在するか

ということです。

利益が出ているときによりローコストなファンドがあり、乗り換えるとしても利益に所得税や住民税がかかるため乗り換えるのにもコストが掛かってしまいます。

いっぽうで、含み損が出てしまっているときには税金の負担はありません。

どうせ損が出てしまっているのですから、ここで思い切ってローコストなインデックスファンドなどの投資信託に乗り換えてしまいましょう!

たとえば、三菱UFJ国際投信のeMAXISシリーズ。

コストが高いeMAXISシリーズとローコストなeMAXIS Slimシリーズの2種類が存在しています。

先進国株式インデックスファンドに投資しているとしてもほぼ同じ運用内容にもかかわらず、信託報酬は年間0.53%の差があります。

これだけの差があるならば乗り換えるチャンスではないかと思うんですよね。

このようなパターンは投資信託に関してはさまざまなパターンがあると思うので、同じようなファンドで信託報酬などのコストが低いものを探すいい機会ですのでぜひチェックすることをおすすめします。

ポートフォリオの投資割合が自分に合っているかチェックする

この数年間株価がイケイケドンドンで上昇しているときにはポートフォリオは株式100%でいく!と強気なポートフォリオを設定している方も多いと思います。

ただ、そうはうまいことはなかなかなく、損をして気持ちがへこんでしまっているかたもいらっしゃるかもしれません。

そのような方は株式100%のポートフォリオはちょっと荷が重すぎる状態だと認識しましょう。

そのときには株式100%にするのではなく、国内債券ファンドや預貯金をブレンドして資産の値動きをマイルドにすることで、

自分の気持ちと資産の動きが少しでもマッチするようにしてみてはいかがでしょうか。

私もポートフォリオの投資割合についてはよくなやんでいたもので、

  • リスクを高めにする=資産激減で消耗しまくり
  • リスクを低めにする=そんなときに限って暴騰してもうからなかったとヘコむ

この繰り返しでした。

自分の気持ちとポートフォリオはすぐにはバッチリなものはできないと思いますので、なんらかのマーケットの変動と自分の気持を照らし合わせて調整していく気持ちは大切ではないかと思っています。

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ひめだかはどうするか

では私ひめだかはこのコロナショックに際してどのようにしていくかについて考えてみたいと思います。

私も総資産のなかでリスク資産は7割以上占めている関係上、当然ながらコロナショックで資産を急激に減らしています。

ですので私なりのチェックポイントをあげてみましょう。

ルールを厳守した投資を続ける

いちばん大切なことはあらかじめ決めたルールに従って投資を続ける

ということですね。

私は年に4回(1,4,7,11月)にあらかじめ決めた資産の増え方と実際の資産状況をチェックし、上回っていたらリスク資産を売却し、下回っていたらリスク資産を購入する投資法(バリュー平均法)を実践中です。

ですので暴落した3月ではなく、4月にルール通り売買を行いました。

マーケットは戻っておらず、そうとうな金額の追加投資が必要でした。

しかしながら決めたルールに従っていたのでたくさん買うことができてよかったと思っています。

撤退はしない

どうしても暴落となると、損切りをして自分は撤退しようと考える方も多いと思います。

私は撤退はしないと決めています。

マーケットは今は暴落しても将来は右肩上がりであることを信じていますので、あせらずゆっくりとマーケットと向き合いたいと思いますね。

ライフスタイルを見直す

現在取り組んでいるのがライフスタイルを見直すことです。

今までも節約にとりくんでいたのですが、どこか節約できるところはないだろうかということを考えています。

月500円でも固定費の無駄があれば年間6,000円。

そういったムダを減らすことで、よりコンパクトな暮らしをするのを目指しています。

すると必要な金額もそれだけ少なくなりますのでより破綻しにくい家庭になるのではないかと考えていますね。

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まとめ:マーケットの変動は自分のリスク許容度を鍛えてくれます

株式市場のリスクとリターンは思ったよりも激しく、投資した資産が想像以上に増えてくれるいっぽうで、想像以上に損失がでてしまうこともよくあります。

損失が出てしまうとあわててリスク資産を売却してしまうことがよくありますが、これはなんとか踏みとどまっていただけたらということがまず私が感じていることです。

そして、マーケットの変動が落ち着いてから行ってほしいこととして

  • ファンドをよりローコストなものに乗り換えるのを検討する
  • 自分の投資しているポートフォリオをチェックする

ことをお話ししました。

これらを暴落や暴騰といったマーケットの変動の際に繰り返し考えることで、自分のリスク許容度を鍛えてくれたと私の場合には感じています。

普段の生活では豆腐メンタルな私ですが、マーケットの変動についてはあまりうろたえることはなくなったことを実感しています。

ですので、なんとかリスク資産を売却して撤退という選択肢は踏みとどまってほしいという気持ちがあります。

最後に、急激な資産の変化があまりにも怖いという方は証券会社のサイトを見ないという方法もありますのでぜひお試しくださいね。

では、またよろしくです!

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