e-Taxが導入されてかなりの年数になりましたよね。
以前私もe-Taxを行っていたのですが、途中で行えなくなりました。
住民基本台帳カードが必要で、さらに必要な有効期限がある電子証明書の期限が切れたこと、パソコンをWindowsからMacへ変えたことからカードリーダーがつかえなくなったことがその理由です。
その後ずっと確定申告が必要なときには確定申告書作成コーナーで確定申告書を作成し、印刷してから税務署の時間外収受箱へ投函していました。
所得税の確定申告期間中は殺人的とも言える混雑なので極力税務署へ近寄りたくありませんでしたし、郵送料もケチりたかったので時間外収受箱へ投函していたものです。
その後、e-TaxがID・パスワード方式が導入されたのでハードルが下がりました。
しかしながらID取得のため仕事柄平日に税務署へ行くことが事実上不可能でしたので、数年間は従来どおり印刷して時間外収受箱へ投函ばかりしていました。
事情が変わり、平日に税務署へ行くことが可能になりましたので、ようやくe-TaxのID取得のために税務署へ行くことが可能に。
というわけでe-TaxのID・パスワード方式に必要なIDを取得するために税務署へ行ってきました。
今回の記事では、e-TaxのID・パスワード方式に必要なIDを取得するために必要な手続きと感じたことについてまとめてみました。
どうやって取得するの?
e-TaxのID・パスワード方式に必要なIDはどのようにやって取得するのかについてまとめてみました。
持ち物
まず持ち物として必要なものはただひとつ。
運転免許証などの本人確認資料
ただこれだけです。
マイナンバーの通知カードや印鑑など必要かなと思って一応持ってきていたのですが、一切必要ありませんでした。
いつ行けばいい?
いつ行けばいいのでしょうか?
税務署が開庁中ならいつでもOKです。
特に予約も必要ありませんので、時間が取れる際に税務署へ行けば大丈夫です。
ただ、所得税の確定申告シーズン(概ね2月中旬から3月15日にかけて)にはやめておきましょう。
時間と精神が消耗します。
私は怖くて近寄れません(-_-;)
所要時間
私の場合の所要時間は待ち時間を含めて30分くらいでした。
このうち待ち時間は15分ほどありましたので、実際の所要時間は15分くらいなものです。
このあと体験談をご紹介しますが、あまりにもしょうもないことなのでそんなもんなのですね。
実際に取得に行ってみた
では、私が税務署へ行き、e-TaxのIDを取得をしたときにどのようにして進んでいったのかについてご紹介したいと思います。
番号札を渡される
最寄りの県庁所在地にある税務署へ行ったのですが、まず受付で受付票なる書類を書くように言われました。
書いた内容は住所・氏名・電話番号で、目的は受付の方が書いてくれました。
そして番号札を渡されて呼ばれるの待ちます。
結構待たされる
その後、前に対応していた方の用件が長引いたのか、呼ばれるのに結構待たされました。
およそ15分くらいでしょうか。
その間、ぼけーっとスマホをいじったりして待ちました。
それほど混んでなかったはずなんだけどなぁ。
席はガラガラだったのに。
本人確認はあっという間
その後職員の方に呼ばれて窓口へ行きました。
職員の方は受付票の内容を見て一言「運転免許証などの身分証明書ありますか?」と。
私が運転免許証を渡すと職員の方は受付票に書いた住所と名前をチェックしたら、返されました。
本人確認はこれだけです。
マイナンバーのチェックすらありませんでした。
あまりのあっけなさにびっくりしてしまう私です。
e-Tax用端末へ連行される
そして次になにをするのかと思えば、e-Tax用の端末に連れて行かれました。
そしてあらためて自分の住所・氏名・電話番号を入力しました。
そして、職員の方がちょこっと操作をした後パスワードを入力しました。
プリントアウトされて終了
そして、最後に本人用の書類(完全な再生紙)にプリントアウトされて
ほい、と渡されて終了です。
感じたこと
このように税務署へ行き、e-TaxのID・パスワード方式のIDを発行してもらったことについて感じたことについてまとめてみたいと思います。
え?それだけ?
一番に感じたのが本当に「本人確認しただけ」ということですね。
ほとんどの作業がe-Tax上で行われる上に、認証コードを職員の方が打ち込むだけという超単純なものでした。
これだったら、あらかじめ打ち込んでおいて、認証コードだけ職員の方に打ってもらったらもっと時間が短くなるのになぁと思いましたね。
そして微妙にノートパソコンのキーボードが打ちにくかったのが印象に残りました。
たぶんキー配列が違うからなのだと思いますが。
対面確認が目的かな?
こんな単純な作業ですから、わざわざ税務署でする必要もないと思うのですが、
やはり職員の方との対面確認が目的なのでしょうね。
ただ、マイナンバーもいらないし大丈夫なのかな?と少々不安になってしまったのもまた事実です。
これでe-Taxができる
通常ならばマイナンバーカードとカードリーダーが必要なe-Taxなのですが、わざわざ年1回の確定申告のためだけにカードリーダーを買うのも面倒くさい私です。
ID・パスワード方式が導入してくれたおかげで、来年2月からの確定申告では無事e-Taxで申告ができそうです。
これからはわざわざ税務署へ行く必要はなくなったのでラクになりそうなのでよかったですね。
まとめ:平日時間が取れるときに行ってみましょう
今回e-TaxのID・パスワード方式のIDの取得のために税務署へ行き、あまりにもあっけない単純な確認作業と住所などをパソコンに打ち込んだことについてお話ししました。
正直なところ、これならわざわざ税務署へいくことじゃないよなぁと思ってしまうのですが、最大の目的である職員による本人確認が最大の目的であるのは明らかです。
たいしたことではありませんので、平日お時間の取れる際に税務署へ行けば大丈夫ですので、お時間のある方はぜひ取得のために税務署へ行ってみられてはいかがでしょうか。
別に悪いことをするわけではありませんので、何も怖くないですし、優しく対応していただけますのでおすすめです。
これで念願の(?)e-Taxができますので、あとはきちんと申告したいと思います。
では、またよろしくです!
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