私を含めて、家族が投資に対して消極的であるというご家庭は多いと思います。
Twitterでよく書かれているのは、家族に投資をするように説得するというもの。
私は正直他人を動かすことは不可能だと思っているので行っていません。
しかしながら、そのような投資に対して消極的に向けて何かしらのリスク商品を持っていてもらいたい、
そして、ひょっとしたら家族がリスク商品に対して興味を持つきっかけをもってもらったらという気持ちをもってある商品を家族にプレゼントしています。
私が家族に対してプレゼントしているのは金貨です。
この記事ではどのような意図をもって家族に金貨をプレゼントしているのかについて考えてみました。
リスクに消極的な家族に金貨をプレゼントする理由
では、なぜ私が家族に金貨をプレゼントしているのかについてご紹介しましょう。
理由としてはいくつかあります。
- 現物資産だから
- プレゼントすることで損失の概念が薄まるから
- いざというときの備えになるから
では、それぞれの理由について説明してみたいと思います。
現物資産だから
まず1番目としては、現物資産だからというものがあります。
リスク資産といわれるものはさまざまなものがありますよね。
株式や債券や投資信託などさまざまです。
そのなかで私はあえて、金という現物資産を投資に消極的な家族にプレゼントしています。
リスク商品という値動きするものには株式などの目に見えないモノではなく、金という目に見えるキラキラするモノのほうが野菜などの食料品と並んで値動きが実感できると思うからですね。
プレゼントにより損失概念が薄まるから
もちろん、購入資金を渡してリスク商品を買わせるということもありかなと思うかもしれません。
ところが、投資に消極的な人は想像以上に損失に敏感だということを認識しておかなければいけません。
株式などでも1%の損失も想像以上のダメージを受けるものです。
そのため、私の場合には金貨をプレゼントして値動きを実感してもらうということで損失を感じず、かつ値動きを実感できるようになってもらいたいと思っています。
いざというときの備えになるから
そして最後の理由が最後の資産となるからです。
現在の金融システムが正常に稼働しているうちはまったく意味のないことです。
しかしながら、金融システムが崩壊し、着の身着のままで放り出されたときに最後のお金となることも想定しています。
金の延べ棒とかだと換金もめんどくさいですし、何より重いです。
それならば金貨なら持ち運びもしやすく、何かあったときにも対応できるかなということも考えてプレゼントしています。
気をつけていること
では、つぎに金貨のプレゼントについて気をつけていることについてまとめてみます。
押し付けない
冒頭でもお話ししましたが、一番注意しているのは押し付けないということです。
金融教育をしなければという気持ちがあると、それを望まない家族に対して教育の押し付けをしてしまうことがあります。
私は教育の押し付けは絶対にやめようと思うんですよね。
そのため、家族と事前に話し合い、ほしいと思うようならばプレゼントするようにしています。
あまりたくさんプレゼントしない
まず気をつけていることは一気にたくさんプレゼントしすぎないということです。
金の贈与は多くなると基礎控除額(110万円)を上回ることがありえます。
ちょっとした金融教育なのに贈与税の対象になると意味のないことですので、少しずつプレゼントするようにしていますね。
買う楽しみを共有する
そして最後には買う楽しみを共有するというものです。
どうせ買うなら楽しみながらリスク商品をもってもらいたいという気持ちから、家族と相談し、どのような金貨を購入するかを話し合いながら購入しています。
金貨のデザイン、値動き、届いてからは重さや輝きなど貴金属をもつ楽しみを共有しています。
実際に小さな金貨でも思ったより重く、ずっしりした感覚はペーパーアセットでは実感できないものですね。
まとめ:キラキラして所有感ありますよ
今回リスク資産が苦手な家族に対して、ちょっとしたプレゼントとして金貨をあげることのメリットについてまとめてみました。
ペーパーアセットと違って現物資産である金は配当は出さないものの、値動きはそれなりにあるので資産の変動を実感できるメリットがあります。
最後のお金という備えのひとつになったらいいかなと思います。
そして何よりも光り輝く美しいデザインの金貨は所有感ありますので、おすすめです!
家族とのリスク資産保有の一つの参考にしていただけたら幸いです。
では、またよろしくです!