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日本FP協会実施のFP2級受検の際使用した教材や勉強法をレビューしてみた

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Fp2kyu benkyou

ファイナンシャル・プランニング技能士(いわゆるFP)の試験をポコポコと受検している私です。

先日日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)を受検してきました。

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)はお金の基礎知識を幅広く身につけることができる資格で、いわば「お金の一般教養」といってもいいくらい。

内容は

  • 健康保険や公的年金等のライフプランニング
  • 生命保険や損害保険などのリスク管理
  • 預金・株式・投信などの金融資産運用
  • 税制の基本のタックスプランニング
  • 不動産
  • 相続や贈与、事業承継

の6種類を幅広く身につけることが出来ます。

私もこのようなブログを書いている関係上、FPの知識が必要であると痛感したことから受検を決意。

2019年9月に3級を、2020年1月に2級の試験を受検しました。

3級の試験は非常に簡単で、3択や2択でとけるものなのでしたが、2級になるとそうはいかず、社会人になってはじめて公的資格を取得するために本格的に勉強をしました。

FPになるためのノウハウはたくさんの方が書かれていますのですが、私なりに取り組んだ結果についてお話ししたいなぁと思っています。

この記事では、日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)の勉強法についてまとめてみました。

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私がつかった教材について

では、私がどのように日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)を学習したのかについてまとめてみましょう。

教科書・問題集

みんなが欲しかった!FP2級1

なにはともあれ、教材を用意しないとお話になりませんよね。

まず勉強するにあたって教科書と問題集を購入しました。

教科書・問題集はこちらの2冊です。

選んだ理由は簡単。

有名だったから。

これ以上でもこれ以下でもありません。

試験会場でもかなりの方がこの教科書や問題集を持っていましたね。

ただ、この教科書や問題集がおすすめかといえばそうとは言えません。

女性の著者のため柔らかく見せようとフォントなどを手書き調のものを採用しているのですが、こちらは賛否両論です。

みんなが欲しかった!FP2級 2

そして教科書に載っていないことも問題に出てきます。

みんなが欲しかった!FP2級2
ですので、ぜひ本屋さんで手にとって比較検討をされることをおすすめします。

私はあまり何も考えずに購入しましたが、大きな問題はなく、教科書に載っていないことは上の写真のように追記しながら使用しました。

問題集は特に可も不可もなく、ひたすらに問題を解きまくっていました。

使いやすい問題集かといえばそうでもなく、かといって新しい問題集が必要かといえばそうでもありませんでした。

こちらも本屋さんで手にとってみて、ご自身のフィーリングに合うものを選択することをおすすめします。

Web問題集

ある意味最もお世話になったのは次にご紹介するWebの過去問サイトです。

FP2級ドットコム
FP2級の解説でNo.1を目指すサイト。試験の最新動向や過去問題の解説、質問用の掲示板など2級ファイナンシャルプランニング技能士検定に関係する情報を発信しています。トップページの過去問題一問一答で理解度を確認しましょう。

このサイトは無料で過去問と解説が網羅されたサイトで、アプリのように自由自在に使うことが出来ます。

たとえば・・・

  • 年度ごとの出題
  • 分野ごとの出題
  • 間違った問題のみの出題
  • 金財(個人・生保)・FP協会のみの出題:実技
  • 分野別の正解率チャート
  • パソコンでもスマホでもデータを引き継いで回答可能

有料のスマホアプリを購入する必要はありません。

私は暇があればFP2級ドットコムさんをひたすら解いてみては間違えての繰り返しをしていましたね。

最初に取り組んだときには難しい・・・(泣)と思っていたのですが、試験前にはスラスラと解けるようになって本当にうれしかったのが思い出されます。

単語帳

私は頭ははっきり言ってよくありません。

よく資格試験の勉強法で教科書を読んで問題を解きましょうと当たり前のようにさくっと書かれています。

あんなもんで覚えることは不可能だと実感しました。

というわけで大学入試以来の単語帳での丸暗記作戦を敢行。

数十年ぶりに単語帳を購入して、覚える項目をひとつずつメモメモ

そして外出時には持ち出して二宮金次郎の如くペラペラめくって覚えるようにしていましたね。

さらにはスマホ・PCアプリでもデータを入力をすることでひたすら暗記暗記。

やはり丸暗記というものは勉強の基礎体力をつけるのに必須だということを実感していますね。

詳細については以下の記事に詳しく記載していますのでご覧くださいね。

マルチプラットフォームな暗記アプリのAnkiをフル活用する方法
私は2020年1月の2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)試験を受検するつもりで勉強に励んでいます。 同年の9月に3級を受検して、そこそこいい成績取ることができ、合格することができました。 FP3級の試験は2級の試験の土台となるし

模試データ(有料)

試験直前にはさらにいろんな問題をしようとあがいていた私です。

ここでお世話になったのはお金の寺子屋さんの模試データです。

私は学科模試を3回分で500円という超破格値で購入しました。

試験対策予想模試 | お金の寺子屋
無料の模試(お試し版)は、ページの下の方でダウンロードできます。 過去問を徹底研究した模試! 実は、「お金の寺子屋」では、過去問をメチャクチャ研究しています。 なぜなら、試験に合格する王道は、過去問を何回も繰り返して解く事だからです。 どのくらい研究しているかと言えば、試験に出る論点を「大分類」「中分類」「小分類」に分...

大手資格専門学校のTACも予想問題を発売しているのですが、ちょっとお高いので結局見合わせました。

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私が取り組んだ勉強法

教材の紹介は以上として、私がどのように日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)の勉強をおこなったかについてまとめてみます。

最初は教科書の読み込み

最初に行ったのは教科書の読み込みです。

FP2級は範囲が広く、知らないことだらけです。

ですので最初は教科書を何回も読み込むことにしました。

ただサラッと読むだけでは覚えることは出来ません。

そして問題を解いてみてわからないことががあると教科書を再度読み込む。

あらためて問題を解く。

ひたすらこの繰り返しで教科書を読んでいきましたね。

あとでもご紹介しますが、わからない単語などがあると、その単語や数式などを単語帳に書きまくりました。

単語帳でひたすら丸暗記

最初は教科書を読んで、問題を解いてみたのですが全く刃が立ちませんでした

FP3級持っているにも関わらず。

3級の資格持ちの私が2級レベルの知識にとてもじゃないけど追いついていなかったのを実感したのです。

そこでとりくんだは単語帳にひたすら問題を書きまくるというアナログな方法です。

単語帳

教科書を読んでみて、わからない単語、あやふやな数式、自信がない条件などを思いつくがまま表と裏に書いていったのです。

たとえば、表:配偶者控除の金額 裏:38万円などと書いた紙を思いつく限り書きまくって、外出したときにはいつもペラペラめくりながら歩いていました。

その数は600枚くらいは書いたでしょうか。

暇に任せてたくさん作ったなぁと思ったのですが、これをひたすら丸暗記することでFP2級レベルの問題を解くためのベースが出来たと思います。

さらに、暗記アプリのankiにもデータ入力をして、スマホやパソコンでも丸暗記ができるようになりました。

こちらのデータは以下のリンクに置いていますので、ご自由にお使いくださいね。

https://kotsu2life.pageful.app/post/item/fWNiMBwzgxPkvhr

過去問を解きまくり

丸暗記と並行して取り組んでいたのは過去問を解きまくるということです。

使ったのは冊子の問題集と、過去問サイトです。

冊子の問題集はFP3級の勉強時代を含めて5周くらいは解いていました。

過去問サイトは全問(学科1,200問くらいあります)を2回くらい解き切ったというくらいですね。

過去問サイトはスマホでもパソコンでもできますので、暇があればどこででもできたのは良かったですね。

ただ、実技に関してはどこででもというわけにはいきませんでした。

問題を解くのにメモ書きが必要だからですね。

ですので基本的には自宅や図書館など落ち着いて勉強ができる環境で取り組みました。

直前は模試・実際の過去問を時間を計測してやる

最後の仕上げとしてはお金の寺子屋さんの模試や過去問を時間を区切って取り組むようにしました。

ここで感じたのは実技は想像以上に時間がかかり、時間切れの可能性が高いということです。

これを理解していたからこそ本番の実技試験ででも急いで解こうとしました・・・(しかし時間が足りませんでした)

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勉強をして感じたこと

次には私が日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)の勉強をして感じたことをお話ししたいと思います。

学習時間はあてにならない!

一番感じるのは学習時間はあてにならない!というものです。

よく資格試験のサイトでは勉強時間は〇〇時間とよく書いてあります。

あれってあてにならないと実感です。

私は物覚えも悪いですし、要領も悪い人間です。

ですのでこの数倍の時間をかけたような気がしました。

単語帳を作成するのにも時間がかかるし、丸暗記も時間がかかる、過去問を解くのにも時間がかかるとなんでもかんでも時間がかかりました。

ここは資格試験をたくさん受験されているかたなら要領よくクリアできるのかなと思いますね。

短時間詰め込みも無理!

そしてもう一つは短期間(一夜漬けのような)詰め込みは僕には無理だということです。

私の場合、他の方と比較して理解できるスピードが格段に遅いです。

誰でもそれなりに解けるベースができて応用問題が解けるようになるとおもうのですが、それなりに解けるまでの時間が非常にかかりました。

ですので、私の場合には3カ月間わりとみっちりと問題を解いていたと思いますね。

それなりに解けるベースができるというのも勉強のセンスがあるのかなと実感しました。

はまるとめっちゃ楽しい!

学ぶ範囲の広いのが特徴なFP2級ですが、最初のベースをつかめると、あとはトントン拍子にわかるようになります。

そしていろいろと勉強していて楽しい、わかる、うれしい!と気持ちがかわっていきました。

私にとっては数十年ぶりの資格試験の勉強です。

学習するのが楽しいとかうれしいとか感じることができて非常に充実した日々を過ごすことが出来ました。

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まとめ:簡単と言うけど簡単ではなかったです

今回、日本FP協会実施の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)を受検した私がどのような教材を使い、どのようにして学習したのかについてまとめてみました。

試験勉強を行った感想としてはFP試験は簡単と言われますが、範囲が広く覚えることも多いので私には簡単ではありませんでした。

ただ、大好きなお金の知識の勉強をできるということで、知識がひとつ身につくことに喜びを感じたのもまた事実です。

役所などから送付される書類などの見方もわかったり、ブログ記事を書くのに少しは正確さを出せたりすることができるといいなと思いますね。

これからもFP試験を受験される皆さんの参考になればうれしいです(^o^)

では、またよろしくです!



FP試験
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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