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生命保険や医療保険の加入する是非についてあらためて考えてみた

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Life medical insuarance

生命保険や医療保険って本当に奥が深い分野だと思います。

そして加入するのには誰もが入れるわけではない。

さらには保険の費用もかかってしまう。

どうしても高額商品ということで所有の是非について論議がつきない金融商品の代表格とも言えますよね。

まずは申し上げると私は生命保険や医療保険に加入していません。

というよりも増え続ける生命保険の保険料と保障のバランスに耐えかねて解約しちゃいました。

もちろん、安い定期保険に乗り換えるという選択肢もあるじゃないかと言われるかもしれません。

当時私は喘息を患っていました。

ですので乗り換え予定だった共済にはお断りをされたりした経験もあります。

以前は生命保険ってボッタクリ商品じゃないかと思っていたのもまた事実です。

ところが、最近はいろいろと勉強しているとけっしてそういうものではないということが少しずつ分かってきました。

まだまだ不勉強で理解も浅いのですが、以前同様の記事を書いたのとは異なる考えも出てきたのもまた事実です。

そこで今回はあらためて生命保険や医療保険に加入するにあたってこんな人は考えたらいいかな?ということについて考えてみました。

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生命保険に加入するのをおすすめする方

まずは生命保険の加入を検討するのをおすすめする方はどのような方かについてリストアップしてみたいと思います。

私が感じるのは以下のパターンですね。

  • 若くてお子さんをお持ちのご家庭
  • 相続対策をしなくちゃいけないくらいの資産をお持ちの方
  • 今は大丈夫だけど健康上ちょっとあやしいと感じる方

若くてお子さんをお持ちのご家庭

真っ先に考えたのは以前と同様のお子さんをお持ちの若いご家庭ですね。

どうしても若いご家庭の場合だとどうしてもお持ちの金融資産は少ないのではないでしょうか。

そしてもしものときの資金の手当てが少ないので、もしものことがあればすぐに生活にダメージを受ける可能性が高いのではないでしょうか。

保険でよくいわれる言葉があります。

貯蓄は三角、保険は四角。

貯蓄はすぐには資産が増えていくことはありません。

そして宝くじで一攫千金でお金をゲットすることなど夢のまた夢。

しかし保険はそうではありません。

比較的少ない保険料を支払うことで、高額の保障を受けられます。

大切な人をなくしたうえに資金的にもアウトにならないようぜひご検討いただけたらなぁと思いますね。

相続対策をしなくちゃいけないくらいの資産をお持ちの方

逆にもう一つのパターンも考えるようになりました。

それは相続対策をしなくちゃいけないくらいの資産をお持ちの方ですね。

相続税が昔と比べて免税となる金額が下がっています。

課税金額が3,000万円+法定相続人の人数✕600万円が基礎控除額ということになり、これを上回ると相続税がかかってしまいます。

いろいろと相続対策というものがあるのですが、大きな選択肢は生命保険の加入ではないかと思います。

所得税の生命保険料控除もありますし、死亡保険金にも相続税の控除が入りますので相続対策の一つになるのではないかなと思いますね。

今は大丈夫だけど健康上ちょっとあやしいなと思う方

生命保険は誰でも入れるわけではありません。

告知および診察などで健康状態をつたえて異常がある場合には加入できません。

もちろん告知が不要な無選択型保険を選ぶというものもありますが、保険料が上がったりするなどのデメリットがあるのでまずはきちんと告知をするものを選びたいものです。

以前は告知の内容があいまいで、告知義務違反になるのか不安ということもありましたが、現在はそのようなこともなく、きちんと告知をすれば大丈夫なようになってきました。

ですが、以前加入できなかったのに今はできるという方はぜひ検討していただいたほうがいいですね。

私の場合には加入できない→できる(けど入らなかった)→再び加入できない状況になっていますので、ちょっと不安だなぁと思う方は検討してみてはいかがでしょうか?

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生命保険は不要?

ここでよくある生命保険不要論について私なりの考えをまとめてみたいと思います。

加入できる余裕があれば入ったほうがもちろんいい

たしかに国の制度(傷病手当金を含健康保険制度、障害年金、遺族年金)については非常によくできたものでまずは活用することが第一かなと思っています。

しかしながらこれらをフル活用するとしても期限があったり、ハードルが高くて利用できないということが多々あります。

ですので以前は生命保険不要論者だった私も加入できる余裕があれば入ったほうがいいという考えになっています。

残念ながら、現在の私には生命保険には加入できませんので、無保険の状態で金融資産や公的扶助に頼るしかないのは非常に残念ですね。

ここで余裕があればという条件をつけているのはこの後でお話しする保険を販売される側の論理もちょっとなぁと感じることがあるからなんですね。

医療保険も否定はできない

医療保険も健康保険制度がすばらしいので不要論も多いと思います。

これも資金的に余裕があれば入っておいて問題はないと思うようになりました。

一番に感じるのが入院した際の差額ベッド代なんですね。

この差額ベッド代は健康保険の適用外ですし、自分の意志で入った場合には医療費控除の対象外です。

しかも費用がかかってしまうのが差額ベッド代だと思っています。

これが違う形でも医療保険でまかなえるのならば非常にありがたいなぁと思いますね。

大部屋でいいじゃないかという意見もあります。

たしかに病院の都合上大部屋を用意できない場合には差額ベッド代がなくても入れるという規定があります。

しかし、これはあえて主張しなくてはいけません。

しかしながら大きな声で大部屋と主張できない方もいらっしゃいます。

大部屋があいていなければ差額ベッド代が必要な部屋でも主張することで差額ベッド代がかからなくすることは主張ができる方はできるかなと思います。

しかし誰もがそれをできるわけではない。

そのような方は「自らの意志という名のもとで」黙って同意書にサインをしてしまって負担が増加してしまう。

それは健康保険の対象外だし、医療費控除の対象外。

こういう方のために医療保険などで担保するのはありかなぁと私は感じています。

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保険を売る側の論理もちょっとなぁ

生命保険はある程度は必要だと思っている私なのですが、皆さんにおすすめできるとは思っていません。

なぜなら売る側の論理が強すぎると感じるからなんですね。

保険という商品は非常に複雑でいわゆる一般庶民が理解するのはほぼ不可能な商品だと言っていいと思います。

私も理解できていません。

その「無知」なのにかこつけて保険を売りつけようとする方もいらっしゃいます。

昨今のかんぽ保険の騒動なんかは最たる例ですよね。

この他にも保険代理店は販売手数料をかせがなくてはいけない、保険のメリットをおすすめしたいけど、ちょっとゴリ押しでもいいかぁ。

っていう雰囲気も感じるのですね。

これが保険アレルギーな方を増やしているというのもあると思うんです。

保険版の「つみたてNISA」みたいなものがあると金融庁のお墨付きがある良質な保険商品としておすすめできるのになぁと思いますね。

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まとめ:生命保険や医療保険は難しいですね

今回私なりに考える生命保険や医療保険の加入の是非についていろいろと考えてみました。

以前は生命保険不要論者だった私も、若い方や保険料負担の余裕があるかた、そして遺産相続対策などでは加入するのはありだよなと思うようになりました。

一方で売る側の論理が非常につよく感じるのもまた事実です。

私は残念ながら告知するタイプの保険に加入はできませんし、告知不要の保険に入るには余裕がありません。

ですのでどこか他人事になってしまうようで申し訳ないのですが、保険に加入するとすればどんな方がいいかなと考えましたが、参考にしていただけると幸いです。

では、またよろしくです!

以前は以下のような記事の考えでした。なお、具体的なおすすめ商品は変わっていませんのでお読みいただけたら幸いです。

生命保険に加入する必要な人はどのようなタイプか元加入者として考えてみた
節約ネタでよくターゲットにされるのは生命保険ですよね。 家を買う次くらいにお金がかかると言っても過言ではない、その生命の保険見直すことによって非常に大きな節約効果があるとよく言われています。 この生命保険というものは誰でも入れるわけではあり
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インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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