PR

ポートフォリオを変更しようとしたけど断念してしまった話

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

Portfolio ijirenai

投資家と呼ばれる方(自称他称含めて)が組成されているもの。

それはポートフォリオですよね。

個別株ならばどの会社の株式をどのくらい、投資信託ならばどのようなファンドをどのくらい保有する

あれです。

私もヘタレな投資家として20年ほどインデックス投資を中心にリスク資産にお金を投じてきました。

おかげさまで資産額もそれなりのものとなってきました。

一方で投資家さんが増えるに伴い、金融商品もブラッシュアップされていきます。

コストの低い商品や、今まで投資できなかったりめんどくさかったものが簡単に投資できる商品などが発売されるようになりました。

私はこの数年間、投資やブログなどに関心を向けることができなかったので放置状態で、ポートフォリオの維持に努めるのが精一杯でした。

しかしながら、今チェックしてみるとめっちゃ魅力的な商品がいっぱいやんけと思るようになっている今日このごろです。

昔の私ならばすぐホイホイとポートフォリオの組成を変更していたでしょう。

ところが今ではそれが非常に難しいということがわかりました。

この記事では、ヘタレ投資家である私がポートフォリオの再組成をためらう理由について考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

ポートフォリオの再組成をためらう理由

では、私のポートフォリオの再組成をためらう理由をご紹介します。

といってもシンプルに一つしかありません。

それは、利益確定するにともなう税負担の大きさに愕然としたからです。

私は2001年頃からインデックス投資を開始して、さまざまなショックを乗り越えてきました。

2012年からのアベノミクスやコロナショックなども経験し、資産は億り人ほどではありませんが、野村総合研究所が時々発表するピラミッドの上の方に属するようになりました。

すると評価損益はこんな感じになっています。

Sonneki zandaka

すごい方だととんでもなくプラスの方もいらっしゃるのでしょうが、私の下手な投資でもこれくらいの含み益は出ています。

これでも時々利益確定させての金額ですので、一度もしなかったらもっと利益は大きなものになっているでしょう。

これらはすべて特定口座の利益であり、利益確定をさせると20.315%の税金がかかるんですね。

一番下のファンドを売却しても税金は約38万円(!!)

こうなってくると二の足を踏んでしまうんですよね。

理論的には売却→再購入が正しいとしても

スポンサーリンク

ひめだかの出した結論

いろんな魅力的なファンドがでてきたりしてとてもワクワクした私なのですが、結論としてはポートフォリオを維持になってしまいました。

理由(言い訳)は以下のとおりです。

十分に分散・低コストになってきているから

私のリスク資産のポートフォリオおよび信託報酬(公称)は以下のようになっています。

  • eMAXISバランス(8資産均等型):0.55%
  • たわらノーロード先進国株式:0.0989%
  • EXE-i中小型株式ファンド:0.311%
  • 純金信託(ETF・1540):0.44%

まぁ、ベストではないにしろ、それなりに低コストではないかと勝手に納得するようになりました。

多額の税金を払う胆力がないから

二番目としては多額の税金を支払う胆力がないからというものがあります。

頭の中ではわかってますよ。

「不要と思うファンドはさっさと売却して乗り換えるべきだ」と。

でも、これだけ含み益が発生していると二の足を踏んでしまうヘタレな自分です。

  • 利益確定させて乗り換えて損失出たらどうしよう
  • 乗り換えないほうがいい結果が出たのではないか
  • 税金高いなぁ…

などなどと頭の中がモヤモヤするわけなんですよ。

実際昔ファンドを乗り換えて失敗してしまった経験もありますのでなおさら二の足を踏んでしまうんですよね。

スポンサーリンク

せめてこれくらいはやっていきたい

これだけできない理由を並べたてた私なのですが、とりあえず大きくなったポートフォリオの維持をどうしていこうかと考えてみたいと思います。

特定口座からNISA口座への移行

真っ先に考えているのは特定口座からNISA口座への移行ですね。

現在のところ私はNISA口座は積み立て枠・成長投資枠ともにたわらノーロード先進国株式で埋める予定としています。

そのため、成長投資枠を埋める部分として特定口座からの解約を考えています。

これならば大義名分も通るので、ヘタレな私でも取り組めるのではないかと思ってますね。

通常の年4回の投資の維持

そしてもうひとつが年4回の投資の維持です。

私は投資信託のクレカ積立以外は基本的に年4回資産額と予定資産額をチェックしてその差額を売買する投資法(バリュー平均法)を採っています。

ですので、資産額をチェックする際に売却するときには特定口座からおこないちまちま納税するようにしたいと考えていますね。

あきらめるのも大事

ある程度カッチリとしたポートフォリオを組成してしまいました。

そこであれやこれやといじり回すのはもう大きくなりすぎてしまったので、ちょっと無理だなぁとあきらめてしまうのも一つの手かなと思っています。

資産をいちばん成長させたのは死後も放置した場合とかいう話もあったりなかったりしますので、多少の信託報酬には目をつぶってあきらめるのも大事かなと。

スポンサーリンク

まとめ:資産が大きくなると動かすのも大変です

今回大きくなりすぎたポートフォリオを動かそうとして断念してしまった情けない話をしました。

しかしながら、いろいろありながらもさまざまなショックを乗り越えてお金が増えたのは事実です。

ですので多少のコスト高は目をつぶりながらもゆっくり移行させるくらいでいいのかなと考えています。

みなさまは大きくなったポートフォリオはどのようにいじられますか?

またTwitterなどでお教えいただければ幸いです。

では、またよろしくです!

SBI証券[旧イー・トレード証券] 楽天証券