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もしものときに家族がリスク資産に理解がなかったらどうするべきか考えてみた

この記事は約5分で読めます。
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リスク資産を家族に引き継ぐには

この記事を読んでいただいている方はおそらく何らかの形で「リスク資産」に投資をされている方が多いのかなと思っています。

株式や投資信託、FXなどリスク商品に投資していて資産を増やされているのではないでしょうか。

現在ではそれでいいかもしれません。

私がいつも気になっていることは「私がもしものときにどうしたらいいのか」ということです。

なんだかんだと15年以上投資をしている私は巧拙あるものの、ゲームオーバーをしていないためにそれなりにリスク資産とはなじんでいます。

「インデックスファンドと僕は友達さ!」と思えなくもありません。

相場が悪化したとき、そして好調なとき、資金が必要なとき、余っているときと柔軟に買付と解約をおこなうことができるでしょう。

しかしちょっと考えてみると家族は決してそうではないということです。

特に私の家族の場合には妻はガチの預金派です。

1円の損失も耐えられないと常日頃から言っています。

そのような妻が私に資産運用を任せてくれているのはひめだかという投資家を信じてくれているからにほかなりません。

今日かも数十年後かもわからないけどいつかはやってくるこの世との別れのとき財産はどうしようかということを考えることがあるんですね。

この記事では、もしものときにどうしようかということについて考えてみました。

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もしものときにはこうしようと思う

もしも私がこの世から別れてしまうことになってしまったとき、現在のところ家族に金融資産を残せるのは非常にいいことだと思っています。

どうせならずっと運用を続けてほしいと私は思うんですよね。

ただマーケットにはいいときも悪いときもあります。

それを落ち着いて投資をつづけてもらえたらいいなぁと感じています。

そこで伝えられるかどうかはわかりませんが、このような仕組みを取れたらいいなと思います。

年間4%だけ解約してもらう

どうしてもリスク資産になじみがないと損益によって一喜一憂してしまうものです。

それで暴落が起こったときには夜も眠れないという事態になってもいけませんので、現在楽天証券で提供されているような定率解約サービスを申し込んでもらい年間4%だけ解約してもらうのがいいかなと思っています。

いきなり全解約はだめ!

私はリーマンショック以前から投資を続けている関係もありますので、投資しているインデックスファンドはかなりの含み益があります。

ですので、いきなり全解約すると税金と信託財産留保額がどかっとかかってしまいます。

これを避けるためにいかにしようかとも思っていますが、

  • できれば運用をつづけてもらうようお願いするよう常々言っておく
  • 相続を遺言によって最大5年間分割を禁止させておく

この2つを心がけておこうかなと思いますね。

死んでしまったら気にしないのもあり!?

そして最後に思ってしまうのは死んでしまったら関係ないので気にしないというのもありなのかなと思います。

ただせっかくですから少しでもリスク資産が家族の支えになってくれたらうれしいなと思うので、おそらくは放置しないと思いますね。

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感じること

もしものときに家族がリスク資産に理解がなかったらどうするべきかちょっと考えてみて感じたことをまとめてみたいと思います。

家族の運用能力は期待しないほうがいい

たしかに夫婦揃って株式投資などをされているといった方は事前にちょろっと運用法を伝えておけば理解できると思います。

たとえばPER・PBR・ROEがいくらになったら売却しておいたほうがいいなどの会話が成立するような方の場合です。

しかしながら我が家のように夫婦のいずれかが投資をしていて、もう片方は全く知識がないという方も多いと思います。

ですので、扱いが難しいリスク資産(個別株・外貨建資産・外国現物株など)はあまり持たないほうがいいのかなと感じるんですよね。

内容がわからなくても最悪あっさり売却できるという便利さは必要なのかなと感じました。

がっちり遺言で指示しておくのもありかも

それでもきちんと運用をさせておきたいのならばがっちり遺言で運用方法を指示しておくというのも一つの方法です。

とくに遺産分割の禁止期間を定めておくというのは遺された家族に投資のイロハを覚えてもらうのにいいのかなと思いますね。

さすがに5年は長くても、1年くらい遺産分割を禁止してその間にリスク資産について勉強してもらうのも有効なのかなと感じています。

ちょっとずつ考えておこうと思う

私の場合家族は妻と子だけで、しかも金融資産のみですから遺産分割は難しくないとは思っています。

しかしながら、遺された2人の負担にならない方法が取れたらいいなとも思うんですよね。

ですので、40代もなかばにさしかかかりしかも相続税がかかるくらいの資産ができてきた今となっては遺言を書く必要もあるのかなと思い出しました。

遺言を書いたり、遺言執行者を指定しておくなどの方法で遺された家族が金融資産を適切に活用してもらえたらいいなとも。

まだ元気なうちにちょっとずつ考えておきたいなと感じています。

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まとめ:遺された家族のことを考えるのも資産運用だと思います

今回私がこの世からいなくなったときに金融資産を遺された家族にどう使ってもらおうかということについて考えてみました。

基本的には運用しつつ必要になった金額を引き出してもらうのが理想なのですが、それが難しい場合には自動解約サービスを利用してもらうことや遺言で遺産分割を禁止して勉強してもらうといったことも考えないとと思いました。

現実にはなってほしくないのですが、少しでももめずに有効に財産を引き継いでもらえたらいいなと思っていますので、できることを少しずつでも考えておきたいと思いますね。

では、またよろしくです!

マネープラン資産運用
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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