EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドを徹底レビュー

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exe-i

SBIアセットマネジメントから全世界(日本・中小型株を含む)株式へ投資するインデックスファンドが発売されることになりました。

その名はEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドと呼ばれ、先日に楽天投信から発売された楽天・バンガードシリーズに対抗する全世界株(日本・中小型株を含む)へ投資する商品となっています。

EXE-iシリーズは海外ETFへ投資するスキームのインデックスファンドの先駆けですので満を持しての登場となります。

このファンドがどのようなものかをご紹介します。

ファーストインプレッション

私がこのファンドの登場に際して感じたことをまず書いてみたいと思います。

それは

日本を含む全世界株に投資できるローコストインデックスファンドが増えて非常にうれしい

ということです。

もともとEXE-iシリーズは日本を含む中小型株や、先進国株式などの海外ETFへ投資するスキームのファンドシリーズを展開しています。

私も中小型株式ファンドに現在投資を行っています。

これに全世界株式のファンドが登場するということになりますね。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドに対抗しうる現在唯一の全世界株インデックスファンドが登場したということは信託報酬などの面からも競争が展開されるのではないかと思っています。

以前は日本を含む全世界株式に投資しようとすれば、日本株・先進国・新興国3つの株式ファンドを購入する必要がありました。

これからは1本を買ってしまえば全世界の株式へ投資できるようになります。

しかも1ファンドではなく複数です。

複数の全世界株式へ投資できるファンドが存在するということは、イコールより条件の良いファンドを比較できるということになります。

楽天・全世界株式インデックス・ファンドと同様にこのEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドも初年度は実質コストがどのようになるかはまだわかっていません。

さらに三重課税ともいわれる配当金の課税状況などこれから明らかになることでどのファンドが良いかを比較できるということ私たち投資家にとっては良い傾向であると思います。

これからもEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドと楽天・全世界株式インデックス・ファンドを比較していきたいと思います。

つぎはこのファンドがどのようなものかをご紹介します。

EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドについて

つぎにこのEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドについてどのようなものかをご紹介します。

信託報酬

まずは気になる信託報酬からです。

このファンドの信託報酬は以下のとおりとなっています。

運用管理費用(信託報酬) 年0.108%
ETFの信託報酬 年0.042%程度
実質的な信託報酬 年0.150%程度

信託財産留保金・取扱手数料:ありません

ついに実質的な信託報酬が0.2%を切るファンドとなりました。

このファンドのライバル楽天・全世界株式インデックス・ファンドと比較してみます。

EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド 年0.150%程度
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 年0.2396%
2ファンドの差 0.08396%

ごくわずかですが、EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドのほうが信託報酬は目論見書上では低くなっています。

あくまでこれらは目論見書上での話のため、実質コストは異なることが予想されますのであくまで参考にしていただけたらと思います。

ベンチマーク(指標)

このファンドのベンチマークはFTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)とよばれる指標となっています。

この指標については後でご紹介します。

運用スキーム

EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドは、3つの海外ETFを組み合わせて作られています。

EXE-i全世界株式運用スキーム

表のリンクはbloombergのETF情報ページにリンクしています。

ライバルの楽天・全世界株式インデックス・ファンドはバンガードのVT1本に投資するのに対してこちらは複数のETFに投資することでベンチマーク追従することを目指しています。

複数のETFで1つのインデックスへの追従を目指すスタイルは従来のEXE-iシリーズでも行われていることですので、このスタイルにSBIアセット・マネジメントが自信を持っていることだと思われます。

販売会社・取り扱い開始日

販売会社と取り扱い開始日は以下のとおりとなっています。

販売会社:SBI証券

取り扱い開始日:2017年12月5日

この販売会社は増えることが予想されますので、変更され次第追記していきます。

FTSE グローバル・オールキャップ・インデックスについて

つぎにこのEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドがベンチマークとしているFTSE グローバル・オールキャップ・インデックスについてについてご紹介します。

「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」は、FTSE社が開発した指数で、中小型株を含む全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。

主要先進国株式及び新興国株式等が対象となり、約7,400銘柄で構成されています。(2017年7月31日現在)。

EDINET有価証券届出書より引用。

主な国別投資割合と主な投資先企業についてご紹介します。

国名 投資割合(%)
アメリカ 51.33
日本 8.54
イギリス 6.07
フランス 3.44
ドイツ 3.27
カナダ 2.89
中国 2.83
スイス 2.72
オーストラリア 2.36
韓国 1.81
台湾 1.37
香港 1.28
インド 1.19
オランダ 1.16
スペイン 1.14

投資先上位10企業・投資割合

投資先企業 国名 投資割合
アップル アメリカ 1.98%
マイクロソフト アメリカ 1.40%
アマゾン アメリカ 0.99%
フェイスブック アメリカ 0.94%
ジョンソン&ジョンソン アメリカ 0.85%
JPモルガン&チェース アメリカ 0.80%
エクソンモービル アメリカ 0.79%
アルファベットクラスA(Googleの親会社) アメリカ 0.69%
アルファベットクラスC(Googleの親会社) アメリカ 0.69%
バンク・オブ・アメリカ アメリカ 0.61%

詳細は以下のページにPDFファイルがありますので、参考にしていただけたらと思います。

FTSE All-World Index ファクトシート(英語・PDF)

まとめ:楽天VTとの競争に期待

今回SBIアセット・マネジメントから新規設定されることになりました「EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」についてどのようなものかをご紹介しました。

信託報酬もわずかですが低くなるなど明らかに楽天・全世界株式インデックス・ファンド(いわゆる楽天VT)を意識した商品となっています。

あとは資産残高と取り扱い販売会社がどれだけ増えるかがこのファンドの成長できるかのカギとなっていきます。

ほぼ同時期のスタートとなるため、1年後両ファンドの実質コストがどれくらい異なってくるかも気になるところです。

あと、バンガードという看板を背負った楽天VTとシュワブやスパイダーズのあわせ技のEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドのパフォーマンスの違いもこれから注視していきたいと思います。

では、またよろしくです!

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