私は8年ほど前に生命保険を解約しました。
理由としては、生命保険の保険料と保険金の水準が合わないこと
そして、死亡時の生命保険の保険金分の金融資産を作ることができたからです。
それが正解かどうかは人それぞれだと思っています。
しかしながら、最近危惧していることは
「保険はムダだとして解約を勧める動きが目立つ」ということなんですね。
ちゃんとメリット・デメリットを考えた上で解約するのならば問題ないのですが
YouTubeやTwitterのインフルエンサーの意見をうのみにして解約するのは非常に危険だと私は思います。
この記事では、生命保険は必要なのかどうかについて考えてみたいと思います。
生命保険を安易に解約しないで!
私が大きな声で言いたいのは「生命保険を安易に解約しないで!」ということです。
確かに生命保険はそれなりの保険料がかかり、しかも何もなければそれで終わりという可能性が高い代物です。
そして生命保険が威力を発揮するのは、お金がないときだと思うんですよね。
ですので、お金の無駄だから保険を解約するのは少し考えたほうがいいと私は思います。
貯蓄は三角、保険は四角
貯蓄は三角、保険は四角と生命保険のことが例えられます。
貯蓄の三角はまさに⊿であらわされるように、徐々に増えていくようにしていくものです。
一方で保険は四角というのは□であらわされるように、悲しい事案があったとしても契約した保険金が支払われます。
ですので、金融資産が少ない状況で悲しい事態になったとしても、すくなくともお金の面では心配は軽減されます。
お金があるということは非常に精神安定上いいことですので、悲しみにくれるせめてもの癒やしになると私は思っています。
保険料が高ければ見直そう
保険を解約する目的として大きなものが保険料の支出がしんどいというものならば
より安価な保険料の生命保険に見直すことをおすすめしたいと思います。
具体的には以下の方法があります。
- 生命保険金の金額を下げる
- 安い保険料の一時払い定期保険に乗り換える
- こくみん共済coopや都道府県民共済に乗り換える
これらの言葉をそのままコピペして検索したらさまざまな記事がありますので
参考にしていただければと思います。
ひめだかの場合は?
冒頭でもお話しましたが、私は現在生命保険の契約は解約して存在していません。
あらためて理由をお話するのですが
40歳になり、定期保険の更新が近づき、保険料の値上げ通知がやってきました。
その金額が生命保険金の金額に釣り合わないと考えたのが一番の理由です。
そしてその頃には幸いにコツコツと投資や貯蓄をしていた金融資産が
生命保険金くらいの残高になったのも私の解約をする決心の後押しをしてくれました。
見直したらいいやんと言われそうなのですが、加入していた生命保険が大きな見直しに対応していないこと
そして持病があったため、新規の保険加入が不可能だったことがあるため、金融資産が生命保険金くらいあれば
解約してもいいんなじゃないかと思ったんですね。
ですので、この方法が誰にでもおすすめできるかどうかと言えばおすすめはできないです。
まとめ:お金がないときだからこそ保険加入を!
今回、ちまたのインフルエンサーの方が保険を解約することをおすすめしていることを聞き
それを実行されている方が見受けられることを知って感じたことについてまとめてみました。
お金がないからこそ、もしもの備えとして生命保険は必要であるということ、
保険料が高すぎるのならば、見直すことで下げることができることについてお話ししました。
私は生命保険金くらいの資産があれば解約の是非を検討していいと思っていますが
それがない方ならばなんとかして家族の安心のため安い保険料の生命保険に加入していただきたいと思います。
それからでも解約は遅くはないのではないでしょうか。
では、またよろしくです!