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2019年1月と2018年のバリュー平均法による資産チェックを比較してみて感じたこと

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2019年1月バリュー平均法による資産チェックをした結果

私はインデックスファンドをバリュー平均法という方法で資産を積み立てています。

これはバリュー経路とよばれる資産が増えるシミュレーションと実際の資産を比較して資産が多ければ売却し、少なければ追加で買い付けるという方法です。

バリュー平均法についてはこちらに詳しく書いてます。↓

バリュー平均法の導入方法を徹底解説
私のブログを読んでいただいている方はバリュー平均法の記事を多いと思いますので、今回は私がどのようにしてバリュー平均法による投資をはじめたのかについてまとめてみました。 通常はドルコスト平均法を利用されて積立をされている方が多いと思います 一

これを3ヶ月に1度(年4回)行い、同時にリバランスと呼ばれる決めたファンドの投資割合に合わせるという作業も一緒に行っています。

私の場合、1月・4月・7月・10月に実際の資産とバリュー経路との突き合わせを行っており、ドルコスト平均法のような毎月積み立ては行っていません。

今回1月ということで2019年1回目のバリュー経路と実際の資産のチェックを行いました。

結果としては、追加投資が必要というものでした。

当然といえば当然なのですが、そのなかでも感じることがいろいろとありましたので、どのようなものだったのかについてまとめてみました。

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2019年1月のバリュー平均法投資の結果

私のポートフォリオは以下のとおりです。

  • eMAXIS(Slim/Fat)バランス 8資産均等型 80%
  • EXE-i グローバル中小型ファンド 10%
  • たわらノーロード 先進国株式 10%
  • そしてバリュー経路と呼ばれる資産の増え方のシミュレーションは年5%の利回りで計算しています。

    ちょっと今の流行のファンドからはずれている印象があるのですが、含み益もそこそこあり、乗り換えにも税金がかかるといったデメリットがある割にあえて乗り換える必要も感じていないので5年目に突入しています。

    2019年1月のバリュー経路と実際の結果は以下の通りとなりました。

    バリュー経路と比較して3.9%の積立不足

    ということになりました。

    2018年終盤の株価の急落から当然の予想をしていましたが、2019年に入り株価が持ち直したことから若干マシになったという印象を持っています。

    ところが2018年は順風満帆だったのかというとそうではなかったんですね。

    次には2018年のバリュー経路と自分の資産の差がどうだったか振り返ってみます。

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    2018年のバリュー平均法チェックを振り返って

    2018年も1・4・7・10月の4回バリュー経路と私の資産のチェックを行いました。

    具体的な金額の公表は差し控えますが、差額の表をつくってみました。

    日付 バリュー経路と資産の差
    2018年1月 1.97%のプラス
    2018年4月 6.8%のマイナス
    2018年7月 1.46%のプラス
    2018年10月 5.36%のマイナス

    すると、積立不足と積立過剰が2回ずつという結果となっています。

    しかもマイナスの場合には5−6%というかなりキツい結果となりました。

    そのことから、比較的順調だったと思われた2018年もかなり変動が激しかったことがわかります。

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    感じたこと

    2019年第1回目のバリュー経路と実際の資産のチェックをおこなってみて感じたことをまとめてみます。

    感じたのは以下のポイントです。

    • 思ったよりもマイナスは少なかった
    • バリュー平均法は変動幅が大きいことを認識すべき

    思ったよりもマイナスは少なかったこと

    2019年第1回目のバリュー経路と実際の資産をチェックしてみたところ約3.9%の積立不足という結果となりました。

    2018年末の暴落と言っていいくらいの株式市場の急落の翌月ということでもっと厳しい結果を覚悟していました。

    ところが、2018年の積立不足の結果と見比べても積立不足の割合が少なかったのです。

    それだけ2018年末からの資産回復が急激だったことがわかりますね。

    それどころか、2018年の資産の変動も想像以上に激しいことがよくわかりました。

    バリュー平均法は資産の変動幅がかなり大きい

    バリュー平均法はドルコスト平均法と比較されることが多いのですが、バリュー平均法の場合にはバリュー経路との乖離が大きければ大きいほど追加投資に対する金額が多く必要となります。

    たとえば1,000万円の資産の場合、5%の積立不足だと50万円、5,000万円の積立不足だと1度で500万円の追加投資が必要となります。

    もちろん積立過剰の場合には売却をして投資待機資金を増やしていますので一概には言えませんが、

    株式などの変動幅が大きな資産に投資をしている場合、バリュー経路との乖離が大きくなれば、追加投資に必要な金額を一気に投入する必要があります。

    そのため相場の変動の経験が少ない方は挫折しやすい方法ではないかと再認識しました。

    ですので、投資待機資金が枯渇した場合にはどのように対処をしていくかを当初から考えておく必要があると改めて実感しました。

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    まとめ:バリュー平均法は結構ハードな投資法です

    今回2019年1月現在のバリュー平均法によるバリュー経路と実際の資産の差をチェックしてみて感じたことについて考えてみました。

    結果としては2回連続の追加投資が必要となることとなりました。

    しかもちょっとした追加ではなくまとまった金額の追加が必要となる結果となっています。

    そのためドルコスト平均法による投資と比較して相場の下落に際して受け止めなくてはいけないといったメンタル的にハードな方法ではないかと実感しました。

    私の場合には2017年はかなりの積立過剰が発生していたので今回の下落も受け止めていかなくてはいけないと思っています。

    ただ、毎日資産をチェックするが必要なく年に4回だけという少ない回数のチェックでリバランスを含めてインデックスファンドの資産をチェックすることができるバリュー平均法による投資を続けていきたいと思います。

    次回は2019年4月にチェックを行いますが、どのようになっているのか楽しみですね。

    では、またよろしくです!

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