サラリーマンにとって秋のちょっとしたイベントが年末調整ですよね。
普段から確定申告をされていない方にとって年末調整は自分の支払う税金を確定させるこの作業は非常に大切です。
ところが書類には正しい金額の書類を記入したり、控除証明書を添付しなければならないなど難しいと感じることも多いと思います。
私にとって生命保険料控除の項目が結構面倒でしたが、あるサイトを使えば簡単に書くことができました。
今日は年末調整における生命保険料控除のことについてお話ししたいと思います。
はじめてまともに書いた生命保険料控除
勤務いる会社の年末調整書類
私が勤務している会社は毎年年末調整時期になると他の会社と同じように書類をおくってくるのですが、とてもありがたい制度になっています。
それは、ほとんどの事項が記入されているのです。
つまり住所や氏名、扶養家族や天引きされている保険の内容がすべて印刷されています。
なのでほとんどの人ははんこをぽん!だけでOKというとても簡単になっています。
今まではこれが便利だなぁとは思っていましたがとてもすばらしいものだったことには気がついていませんでした。
生命保険は解約していた
以前は給料天引きで生命保険を契約していましたので会社から送られてくる書類に生命保険料控除の欄はちゃんと記載されていました。
しかも限度いっぱい(旧制度のため8万円以上の保険料は一律5万円控除)なのでそれ以外の項目を書く必要(意味)もなかったので完全にスルーです。
ところが最近生命保険を解約しまして給料から天引きされる保険はなくなってしまいました。
保険を解約した経緯については以前の記事をごらんください。
残っているのはコープ共済のみ
かといって我が家には生命保険契約がなくなったわけではありません。
妻に入ってもらっているのですがコープ共済があります。
医療保険ベースで掛け捨ての共済ですね。月額3000円なのと2割程度は割り戻し金として帰ってきますので何かあった時にお守りがわりで加入し続けています。
このコープ共済もしっかり生命保険料控除の控除の対象となっています。
今までは生命保険だけで生命保険料控除の限度額いっぱいだったので無視していたのですが、枠が空いたので今年からはコープ共済の支払い分の生命保険料を控除欄に記入することにしました。
というわけで初めて年末調整で生命保険料控除の欄を手書きで書くようになりました。いまさらの話ですが。
生命保険料控除の欄を書くのは結構めんどくさい
実際に書いてみると
実際に書いてみました。
すると???なことばかり。
まずわからないのが新制度と旧制度。
以前加入していた生命保険は保険料が年額8万円以上だったので5万円とすっきりとした控除内容でした。
それがコープ共済は1年更新のため申告するのが新制度となっています。
また限度額未満ですので計算式を見ながら計算することが必要になります。
新制度は
- 一般の生命保険料(4万円)、介護医療保険料(4万円)、個人年金保険料(4万円)に分かれている
- それぞれに計算が必要
となっていました。
コープ共済から届いた控除証明書に記載の内容にそって書いていきます。そして計算式に従って計算した結果を記入しなくてはいけません。
でも、でも・・・・めんどくさい!
記入項目の下の欄に計算式があります。ちっちゃく書いていますがなにげにめんどくさいです。
金額 | 計算式(1円未満の端数切上げ) |
---|---|
20,000円未満 | 全額 |
20,001円〜40,000円まで | 保険料の合計×1/2+10,000円 |
40,001円〜80,000円まで | 保険料の合計×1/4+20,000円 |
80,001円以上 | 一律40,000円 |
・・・・・・・・。めんどくさい・・・・・。
たしかに電卓でカタカタ叩けばいいのですが、さらっと書いている割には難しく感じられます。
というわけで以前の記事でもさらっと紹介したサイトを使ってみることに。
お役立ちサイトがあった!
前回の記事でこのサイトをご紹介しました。第一生命さんのサイトにあるお役立ちサイトです。
これを使えば一気に書き込むことができます。
しかも新契約・旧契約おりまぜてもOK!
出典:生命保険料控除額計算サポートツール│保険料控除べんりサイト│第一生命保険株式会社
地味に超便利
生命保険会社のサイトですが、もちろん私のようなコープ共済加入者でも使えます。
ログインの必要等がありませんので気軽に試すことができます。
計算結果は以下のように表示された内容をそのまま転記するだけで大丈夫です。
出典:生命保険料控除額計算サポートツール│保険料控除べんりサイト│第一生命保険株式会社
最初は不安だったので電卓で叩いてしまいました。ちゃんと合っていますし、1円未満はきちんと切り上げられていました。
こういったサービスは通常は加入者のみのサービスということでログイン後にあったりするものですが、単純な計算サイトながら今回の生命保険料控除の欄を記入するのに役に立ちました。
生命保険各社から同様のサイトが増えています
今回ご紹介したのは第一生命の保険料控除計算サイトでしたが、生命保険各社で同様のサイトが増えています。
入力方法などは各社同様となっていますので、使いやすいサイトをお使いいただければと思います。
まとめ
いままでは会社の作ってくれた書類にはんこを押しておしまいだったのですが、初めて生命保険控除額を計算しなくてはいけなくなり、会社の制度のありがたさにはあらためて感謝しています。
また一方では自分で控除額を計算することでちょっとでも税金を取られすぎないよう気をつけなければと思いました。
まだ生命保険料控除の計算をされていない方がおられたらぜひ第一生命さんのサイトを使ってみてください。とてもかんたんですのでおすすめです。
では、またよろしくです!
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