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2018年の確定申告書をどのように書いたか振り返ってみる

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この時期になると投資をしていたり副業をしていたりとサラリーマン以外の何らかの収入をお持ちの方にはそわそわとしてくるのが確定申告ですよね。

私も何回かこの確定申告を行ってきましたが、今年も無事確定申告書を記入することができました。

今までは投資がらみの申告ばかりしてきたのですが、今年は副業がらみの収入もありましたので以前にもまして気合が入りました。

私はサラリーマンとしての本職に加えて、インデックスファンドを中心とする投資とブログを書かせていただいてからいただいているブログ収入の3つの所得をもっています。

以前は確定申告といえば、

特定口座の源泉徴収なしの場合における20万円以上の収入が発生した場合だけでした。(住民税の申告はもちろん別途行っています。)

ところが、今回からはブログ収入と、FXの雑所得を申告することとなりました。

というわけで、今年の確定申告書を記載したポイントについて備忘録を兼ねてご紹介したいと思います。

私の確定申告書は国税庁の「平成29年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナー」を利用して作成しています。

以前から利用しているのですが、年々ブラッシュアップされており使い勝手が向上していますのでおすすめです。

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今年の確定申告書はこう書いた

今年の確定申告書の記載のポイントは以下のとおりです。

  • インデックス投資がメインの証券投資の申告は源泉徴収なしのもののみに
  • 雑所得がFXと副業分と別れた
  • ふるさと納税も申告した

証券投資について

以前はインデックス投資がメインの証券投資は特定口座源泉徴収なしで取引をしていました。

ところが、利益確定をすることにより様々な点でデメリットを生じることとなりました。

その後源泉徴収ありに変更していますので基本的には証券投資の利益は確定申告書には記載していません。

ところが、2017年は不要となった証券口座を解約したことにより、わずかながら源泉徴収なしの口座から利益が出てしまいました。

そのため、この金額を特定口座年間取引報告書にそって記入することに。

ところが所得の金額があまりにも少なかったため税金の金額はゼロでした・・・

雑所得を2種類記載した

私は2種類の雑所得があります。

ひとつはブログ収入の雑所得、もう一つがFXの雑所得です。

これらは同じ雑所得でも記載の仕方が異なり、今年の確定申告書の特徴的な点ですね。

それぞれの記載方法についてみてみましょう。

ブログ収入の雑所得

このブログでは掲載している広告を通して多少のおこづかいをいただいています。

読者の方には本当に感謝しているのですが、これが私のブログを書く力となっています。

本当にありがとうございます!

このブログ収入なのですが、副業でされている方でも事業所得なのか雑所得なのか意見が別れています。

私は簡単な雑所得(白色申告)を選択しました。

さすがに1年目であることとこれからどうなるかわからないので、申告の簡単な雑所得を選択しています。

気になる経費ですが、以下の様なものを按分しながら計上することにしました。

  • パソコン代金
  • デジタルカメラ代金
  • インターネットプロバイダー利用料
  • サーバ利用代金
  • ドメイン利用料
  • ソフトウェア購入代金
  • 書籍代金

昨年1年分のクレジットカードの明細を印刷し、それをもとに表計算ソフトを利用して経費明細を作成しました。

それをもとに確定申告書の費用の欄に記載しています。

経費率はおよそ3割程度でしたので、少なくはないけれども適正なレベルなのではないかと思っています。

もちろん、税務調査(金額が少ないのでくるかどうかはわかりませんが・・・)にそなえてクレジットカードの明細書や領収書は保管をしています。

FXの雑所得

FXは同じ雑所得でありながら、申告分離課税となっており、ブログ収入とは別の扱いになります。

そのため、ブログ収入とは別の項目に所得金額を記載しました。

記載位置は「分離課税の所得」→「先物取引に係る雑所得等」で入力することができます。

金額はFX会社の年間取引報告書データをダウンロードして、その金額を記入しました。

ふるさと納税

昨年まではふるさと納税は各自治体あてへワンストップ特例制度の適用申請書を送付していました。

これをすることでふるさと納税がらみで確定申告する必要がなかったからです。

ところが昨年確定申告をすることが確定した時点で、ワンストップ特例の申請はとりやめることにしました。

これを出したところで、確定申告を行うと確定申告のほうが優先されるからです。

こちらは寄附金控除、政党等寄附金等特別控除の入力でできるのですが、以前は手入力が必要だった地方自治体の住所・名称がプルダウンによる選択でできるようになって便利になっていました。

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用意したもの

次に確定申告を行うにあたって用意したものをリストアップしてみます。

用意したものは以下のとおりです。

  • マイナンバー通知カード・運転免許証のコピー
  • 特定口座年間取引報告書
  • FXの年間取引報告書
  • ふるさと納税の寄付金受領証明書

このなかで最もわずらわしいなと感じたものがマイナンバー通知カードと運転免許証のコピーです。

昨年からこの組み合わせをどれだけの種類を作成したでしょうか。

証券会社やFX会社に住所変更やマイナンバーの届け出でことごとく提出させられています。

いいかげん疲れてしまいましたので、そろそろマイナンバーカードを作成しようと感じてしまいました。

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まとめ:確定申告は思ったよりも簡単です

久しぶりに今年確定申告書を作成しました。

率直な感想としては、おもったよりも簡単だったということです。

副業の所得の申告も事業所得ではなく、雑所得だったため自分で簡易な明細を作成するだけで大丈夫でしたし、ふるさと納税も市町村名や所在地をプルダウンで選択するだけで入力することができました。

10年ほど前から確定申告書作成コーナーを利用してきましたが、毎年なんらかの形でブラッシュアップされていることを実感しています。

紙の確定申告書ならばこれだけの所得の申告はきっと大変だったでしょう。

ところが確定申告書作成コーナーでの作成ですと、対話形式で入力が進んでいきますので知らず知らずのうちに控えを含めて15枚分の確定申告書を作ることができました。

さらに必要な添付書類などの指示、そして送付先の住所なども書かれているという親切ぶりです。

さらに現在電子証明書が必要なe-taxもログイン形式でできるようになるとより楽に確定申告できるといいなと感じました。

頑張って確定申告書を作成したので、あとは提出するだけですが、久しぶりに激混みの日曜日開催の申告会場へ行きたいと思います。

では、またよろしくです!

あくまでこの記事は個人的な確定申告の感想の記事です。

税金面のアドバイス・相談はお答えできませんので税務署および税理士さんにお願いいたします。
確定申告税金
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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