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車を手放して9年間で節約できた費用を計算してみた

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車を手放して9年で浮いた維持費用を計算してみた

私は以前自家用車を保有していましたが、現在は手放して保有していません。

しかも車を手放して9年になります。

車を手放すことは大きな節約となるのですが、どれくらい節約になるのかざっくりとでもいいので調べてみたくなりました。

車を維持することは非常に大きなコストであることは明白です。

そこで私が車を手放している9年間でどれくらいの費用が節約できたのかについて計算してみましょう。

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9年間で節約できた車の費用

私が車を手放して9年間で節約できたと思われる費用はどれくらいだったのでしょうか。

ちなみに車の本体購入費用は含まず、維持費用についてのみ計算しました。

あとで条件とかはお話しますが、まずは結論からご紹介します。

費用(円)
税金 427,500
車検 200,000
保険 563,400
駐車場代 540,000
メンテナンス費用 540,000
ガソリン代 756,000
合計 3,026,900

これは9年分の合計ですので、1年あたりおよそ336,000円です。

自動車の購入費用は入れなかったのですが、それでもこれだけの費用が節約できたのはびっくりですね。

では、維持費用だけでどれだけの費用が節約できたのかについて詳しくみてみます。

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車の維持費用について

では車の維持費用について9年間保有していなかったらどうなっていたのかについてみてみます。

まずは前提条件からご紹介しますね。

私のマイカー保有のスペックをご紹介します。

  • 持っていた車:1,500ccのコンパクトカー
  • 駐車場代:月5,000円
  • 自動車保険料:年間50,000円

実際にはもう少し安かったと思いますが、ざっくりとこのように設定しました。

駐車場代は地域によってもっと高額なところも多いと思います。

私は地方在住ですので、駐車場代はこれくらいなものなのでラッキーかも知れません。

税金・車検関係

ではまずはもっともコストがかかると思われる税金と車検費用について見てみましょう。

まずは自動車税です。

私は1,500ccのマイカーを持っていましたので年額34,500円です。

9年間保有していませんので、310,500円かかったことになります。

つぎに自動車重量税です。

こちらは1.5トン(1,500kg)未満ですので、2年で24,600円です。

1年あたり12,300円ですので9年分だと110,700円です。

合計すると315,000+110,700=425,700円となりました。

車検費用はディーラー車検とユーザー車検、そしてガソリンスタンドなどの車検など費用はさまざまです。

今回はざっくりと車検費用から自賠責保険・自賠責保険を差し引いたメンテナンス費用として1回あたり50,000円としてみました。

9年だと、4回車検を経験したことになりますので、50,000*4(回)=200,000(円)となりますね。

保険関係

つぎに自賠責保険・任意保険といった保険関係です。

自賠責保険は

  • 36ヶ月契約:35,950円
  • 24ヶ月契約:25,830円

となっています。

9年間ですので

35,950(3年分)+25,830*3(6年分)=113,440(円)となりました。

任意保険は等級や車のランクにさまざまなのですが、今回は年間50,000円としました。

9年分だと50,000*9=450,000円としています。

駐車場代

ではつぎに駐車場代です。

私の場合には地方在住ですので、月額5,000円でした。

というわけで、

5,000(円)*12(ヶ月)*9(年)=540,000円

安いとはいえ9年間だとこれだけの駐車場代がかかってるのですね。

メンテナンス費用・ガソリン代

このほかにもオイル交換費用、タイヤ交換費用、ワイパーなどの消耗品の交換費用でこちらは月5,000円(年額60,000円)としています。

9年分だと60,000*9(年分)=540,000円

また、ガソリン代も月に1度満タンにすると仮定して月7,000円(1リッター140円として50リッター)で年額84,000円としました。

9年分だと84,000*9(年分)=756,000(円)

ということになりました。

高速道路料金は使わないこともあるので含めていません。

これらの数値を全部足すと冒頭でもお話しした9年間で300万円あまりの維持費用となりました。

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感じたこと

手放して9年間になる車の維持費用をあらためてふりかえってみて感じたことをまとめてみました。

感じたのは以下のポイントです。

  • やはり維持費用は高い
  • そこまでして車を持つべきなのか
  • そうは言っていられない事情もわかる

車の維持費用は高い

なんといっても車の維持費用は高いと言わざるを得ません。

私の場合には車を手放したのは家族がみんな車に弱いしどうせならば一度手放してみようというしょうもない理由からだったのですが、

いざ手放してみるとその分が暮らしのクオリティの向上につながったと思うと手放してみてよかったと思っています。

年間30万円余の費用をかけて車を維持しなくても私の場合にはやっていけましたので。

無理してまで車を持つべきなのか

マイカーを保有しているものの、使うのは休日のみという方もいらっしゃると思います。

私の場合もそのパターンで、妻は運転免許をもっておらず、私も会社まで徒歩通勤していました。

そうなると平日はガレージに置きっぱなしで、しかも休日も毎週出かけるとも限らない。

すると無理をしてまで車を持たなくてもよかったと感じています。

車がなければないでなんとかなるものですね。

我が家の場合だと家族全員で片道5キロ以上自転車で移動することは日常茶飯事。

それ以上の距離の移動だとレンタカーを借りるといった代替手段を講じることも可能です。

しかも大都市圏ではなく、四国の地方都市レベルでも実行可能でした。

ですので、車がなければいけないと思考停止するのではなく、車がない暮らしを想像してみてもいいのではないでしょうか。

でも必要な事情もよくわかる

私の場合ラッキーなことに車を手放すのには十分すぎるくらいの環境に恵まれていました。

県庁所在地に在住しているので、代替手段がいろいろあったからです。

バスやタクシーが比較的利用しやすかったり、レンタカーを借りるのも簡単なのは本当にラッキーだったと言わざるをえません。

しかも住んでいるところは平地ですので自転車で移動することがとても簡単でした。

このような代替手段に恵まれるのはむしろ珍しいと感じています。

代替手段がないところでは、これだけ高額な維持費を負担してでも車を持たなくてはいけないという事情もよくわかりました。

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まとめ:やはり車は金食い虫です

今回、私が車を手放して9年間になるのでどれくらい維持費用がかかるのかについてざっくりと計算をしてみました。

適当な数値だったにもかかわらず、9年間で300万円以上節約できたことがわかりました。

もちろん、レンタカーや公共交通機関などの代替手段を利用しているのでこの金額がそのまま節約できたとは当然ながら思っていません。

しかしながら、毎月数万円もかけて車を維持していく必要があるかについては考えて見る必要があると実感しました。

私の場合にも車が必要になればすぐ買おうと思いつつ今まで車なしでやってくることができました。

ですので、あまり気を張らずに車検が来たときに一度車を手放すことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

意外と車がなくてもやっていけるかもしれないですよ。

我が家の場合も車なしでやっていけるか心配でしたが問題なくやっていけましたので。

家計のスリム化は固定費の削減が不可欠です。

そのなかでもマイカーの費用については聖域とせずに見直してみればよりスリム化がすすむのではないでしょうか。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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