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メガバンクなど銀行のインターネット通帳は必要かどうか考えてみた

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Internet passbook

銀行の口座の通帳はたくさん持っていますでしょうか?

一昔前ならば当たり前のように使われてきたのは紙による通帳です。

しかしながら今ではネット銀行であったり、リアル店舗がある銀行でも通帳なしプランというのが多々見受けられるようになりました。

以前から通帳なしプランはあったのですが、正直おまけ程度の感覚であったのは否めませんでした。

ところが、メガバンク最大手の三菱UFJ銀行が思い切ったキャンペーンを打ってきました。

三菱UFJ銀行が、ECO通帳(インターネット通帳)に移行する人先着10万人に1,000円をプレゼントするという企画をスタートさせるとのことです。

ファイルが見つかりません | 三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行のホームページ。

ついに銀行が通帳を本格的に通帳レス口座へ移行させるようにカジを切ったという象徴的なできごとです。

これだけ通帳がないプランを推し進められているなかで、あえて紙の通帳を使う必要があるのかどうか。

今回私にそのことについて考えてみたいと思います。

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紙でできた通帳が基本的には不要である理由

紙の通帳がいらない理由としては以下の3点があります。

  1. なくすかもしれないから
  2. かさばるから
  3. 通帳を記入が面倒だから

それぞれの利用についてみてみたいと思います。

通帳をなくすかもしれない

通帳はそれ自体が有価証券であり、非常に重要な意味を持っています。

これと印鑑をなくしてしまえば、本人確認はともかくとして、基本的にはお金はおろせてしまうということになります。

そういったうわば危なっかしいものを持っておくということは、非常にリスクのあることではないかと感じるになっています。

かさばるから

通帳は基本的に1金融機関について一冊、もしくはそれ以上となっています。

私の場合かつて多数の金融機関の口座を持っていたとき、 十冊以上の通帳を持っていたものです。

そうなってくると管理も大変ですし、非常にかさばるので持ち運びにも不便なものです。

ありえないのですが、金融機関共通通帳という1冊にまとめたものがあったとしても、紙の通帳というスタイルで、という今の考えにはそぐわないですよね。

通帳を記入が面倒だから

紙の通帳がいらない理由の最後に通帳を記入が面倒だからという点があります。

通帳を記入する際には、必ず自分の通帳を ATM まで持って行って印刷してもらえますよね。

これが非常に面倒なものなんです。

しかも記入欄がいっぱいになれば、新しい通帳に繰り越してもらわなければなりません。

最近では通帳繰越機能の付いた ATM を増えていますが、それがな 金融機関の場合には営業時間内に入って通帳切り替えてもらわなければならないのは非常に手間と時間 がかかるため 非常に面倒くさいと感じざるを得ません。

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私が考える通帳の存在価値

私は銀行の通帳に対しては、以下のような考えを持っています。

基本的には紙による通帳は不要。

しかし セーフティネットとしてあえて紙の通帳を持ちたい金融機関がある。

基本的にはネットの出入金明細で十分なのですが、ごく一部の金融機関に関しては、あえて紙の通帳を持ちたいという気持ちも持っています。

次はあえて通帳を作りたい理由についてご紹介します

あえて通帳を作りたい理由

私は基本的なスタンスとしては通帳はいらない派です。

しかしながら、あえて通帳を作りたいという金融機関がひとつあります。

それはゆうちょ銀行です。

ではなぜあえて通帳を作りたい理由について考えてみましょう。

大きな理由としてはもしものときのためアイテムのという意味づけがあるからです。

もしもの時の 通帳の意義

先ほど言った通帳がいらないというのはあくまで通常のときのことです。

通信環境が整っている状況では、 Web 上での取引明細やスマホ上での バーチャル通帳でもじゅうぶん出入金履歴は確認できます。

しかしながら、先の東日本大震災などのような大規模災害が起こった際、Web 通帳などでは 全く意味をなしません。

コンビニATMなども使えないこともあったのもまた事実です。

そのような時に役に立つのが あれだけめんどくさいとか言っていた紙の通帳なのです。

このような時は通帳というものが、非常に大きな意味を持ちます。

すべての通帳にお金は支払えない

通帳をもつために費用が発生することを嫌だと考えるのであるあるならば、金融機関のスタンスはどのようなものであるのかがわかります。

そのような銀行の場合は通帳をもつ必要はなく、ネット銀行、あるいはネットのWeb明細で十分なはずなのではないでしょうか。

リアル支店のある銀行やゆうちょ銀行などの場合、

通帳をあえて買うというメリットはある

と思うので 、通帳をあえて買うことで大きなメリットが享受できるようならばぜひ購入したいと思いますね。

通帳という「商品」を売ってみては

通帳を発行するには一冊200円の印紙税がかかります。

金融機関における負担はかなりのものになっており、それがWeb通帳に切り替えを推進するという大きな原因になっています。

ところが通帳っていうのは必要なモノであるというのもまた事実だと思います。

それならば発想を変換して、印紙税を減らそうと言うなんかケチくさいこと言わずに、

一冊千円でもいいので 通帳という商品を売ってみてはどうなのか、という気持ちにもなってしまいます。

最初の三菱UFJ銀行のキャンペーンからも言えるように銀行にとっても通帳は1,000円程度の価値があるといえるのではないでしょうか。

その代わり 通帳の材質や機能はもしもの時の災害に対応できるようなスタイルにするということは当然だと思います。

いわば防災グッズとしての通帳を販売する意義はあるのではないかと思ってしまいました。

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まとめ:本当に大切な金融機関は紙の通帳で持ちたい

今回、銀行の紙の通帳は必要なのかどうかについて考えてみました。

私としての結論はゆうちょ銀行の通帳だけは必要で、それ以外の通帳はいらないというのが結論です。

利用する状況によってゆうちょ銀行ではなく、メガバンク、あるいは地方銀行とさまざまなパターンが考えられますが、すべての金融機関の口座を通帳でもつ必要はないと思っています。

そのため、利用者である私たちも

利便性によって通帳あるなしを選び、また本当に必要なところならば、あえて紙の通帳を持つということも大切なことではないかと思います。

今回の記事が通帳を持つかどうかに考える、きっかけにしていただければ嬉しいです。

ではまたよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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