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パパのおこづかい制についてメリット・デメリットを考えてみた

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おこづかい

私にはおこづかいというものはありません。

しかしながら、おこづかい制のお父さんが多いのではないかと思います。

一生懸命頑張って仕事しているのに毎月○万円のおこづかいで、値上げ交渉をしてあっさり却下されるという笑うに笑えない状況も多々あるのではないでしょうか。

今回の記事では、おこづかい制ではなくいわば生活費をのぞいたお給料をすべて使える立場の私がおこづかい制の是非について考えてみたいと思います。

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おこづかいがない私が思うこと

冒頭から私はおこづかい制ではなく、妻に生活費を渡し、全体の資産管理は私がおこなっています。

そのため、おこづかいという概念がなく、極端な話資産は全部おこづかいといっても過言ではありません。

そのような私がかんがえるおこづかいの是非についてお話します。

感じることは以下のとおりです。

  • 自由と責任がついてまわる
  • 向き不向きがある
  • でもやっぱりおこづかい制は嫌だ

自由と責任がついてまわる

おこづかいがないということは、お給料としてもらったものはすべて自分のものということです。

独身のときには当たり前の概念ですが、結婚をして奥さんと子供といっしょに暮らすとそう甘いものではありません。

自分で我が家の財布をきっちりと管理することができなければ、いただいたお給料をどばっと使ってしまって、家族全体に不幸をもたらすというリスクが伴います。

そうやって信用されていないお父さんが多いからこそおこづかい制がここまで広がってしまったではないでしょうか。

たしかにお給料をすべてつかえる「自由」はあります。

しかしながら、家庭を守るという「責任」もついてまわるということを忘れてはいけません。

向き不向きがある

おこづかい制じゃなければいいのに・・・と思うお父さんも多いでしょう。

おこづかいは大抵の場合、ほしい金額よりも大幅に少ないもの。

それが全部自分のものになる非おこづかい制は非常に魅力的です。

ところが、自分が浪費家であったり、趣味が多く出費しがちという方ならばついつい家庭のことを後回しにして自分のことに使ってしまわないでしょうか。

そのような方に非おこづかい制は向いていません。

非おこづかい制に向いているのは以下のような方です。

お金に関心があり、節約家で、ドケチでない人

お金に関心があるということは、非おこづかい制の第一条件です。

お金に関心がないということは、消費といういわゆるお金の流出にも関心がないと言わざるを得ません。

お金に関心があるということは、イコールお金を増やすことにも関心がある方が多いのではないでしょうか。

私は資産運用はとても好きですし、ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAといった節税策を考えるのも大好きです。

本当にお金が大好きだとお金を増やすことや税金をもっていかれるのを少しでも食い止めようということに関心が向いていくと思っています。

節約家という条件は、家庭の財産をまもり、少しでも浪費をさけようとすることで資産が食いつぶされるのを防ぐためには必要ですね。

最後のドケチでない人という条件ですが、先程の節約家であるということの裏返しのように見えますが、節約家ということ=ドケチであることが多いものです。

ドケチであるために、家族に負担を強いてはいないでしょうか。

必要な出費には思いっきりお金の蛇口を開いてお金を出し、不必要な出費の場合にはキュっとお金の蛇口を閉めるといったコントロールが必要となります。

でもやっぱりおこづかい制はいやだ

働いていていつも思うのですが、おこづかい制はやっぱり嫌なものです。

一生懸命がんばっていただいたお給料を問答無用に収奪され、ごく一部だけを渡されるという行為は非常に辛いものがあります。

私は幸い妻に理解があり、なんだかんだと言われながらもおこづかい制になることはありませんでした。

私に家庭の財産を守ることを任せてもらっている妻に感謝したいといつも思っています。

ただ、結婚してからの財産は自分の財産ではありません。

そのため、資産をきっちり管理できない人ならばおこづかい制でも仕方がないのかなとも感じています。

次に非おこづかい制にしてもらっている私がお給料をどのようにしているのかについてお話したいと思います。

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我が家の収入の振り分け方

では、次に我が家でお給料をどのようにしているのかについてお話しましょう。

お給料の口座

私が勤務する会社は幸いに2つの口座に振り込むことができます。

そのため、以下のように2つの口座を分類しています。

  1. 生活費口座(妻に渡す)
  2. 私の口座

生活費口座ですが、生活費として一定の金額を毎月給与振込にしています。

名義は私ですが、通帳とキャッシュカードは妻に渡しています。

その残高を私は知りません。

というのは、生活費を妻に渡したあとの使いみち・残高については私は詮索しないようにしているからです。

余れば妻が自由に使えばいいですし、足りなければ遠慮なく言ってくれと話しているため、残高や使いみちについてはわからないのです。

私の口座はその残りを振り込んでもらっているのですが、ここから以下のものが差し引かれます。

  • 水道・光熱費
  • クレジットカードの決済
  • 通信費
  • 投資信託の積立

この残りが私が使える金額となっています。

ですので、一定ではありません。

ほとんどない場合もあれば、潤沢なときもあります。

毎月○万円という決まったお金はもらっていませんが、自由なものですね。

妻には家族カードを手渡す

生活費を妻にわたして、足りなければ遠慮なく言ってくれというものの、なかなかいいにくいものであるのはよくわかります。

そのため、妻には私のクレジットカードの家族カードを手渡して、必要な買い物はこれをつかってねと言ってます。

ここでつかった場合でも使いみちは自由にしています。

しかし妻も節約家ですので、あまり使っていないみたいです・・・

児童手当も妻へ渡すようにした

子供さんをお持ちの方には児童手当を頂いていると思います。

私は以前は児童手当を別枠で貯金をし、個人向け国債を購入していた時期もありました。

しかしながら、現在は資産もそれなりに増えたこと、教材費や給食費など出費も増えたことから、児童手当もさきほどの妻への生活費口座へ振り込むようにして、そこから教育費も引き落としています。

児童手当を別枠で貯金をすることは非常に大切なことであるのですが、現在発生する学校の出費に児童手当をあてるのも非常に重要なことであると思っています。

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まとめ:おこづかい制をやめたければ財産に責任をもちましょう

今回おこづかい制ではない私が考えるおこづかいについて考えてみました。

確かにおこづかいがないということは自由です。

しかしながら、家族の財産をまもるということが不可欠なため、重大な責任を背負い込むことになります。

これができなければ、おこづかい制で我慢しなければならない。

幸い、私の場合、妻に理解があったため収入は私に管理させてもらい、資産運用も好きにすることができました。

私も資産を増やしたりしている一方で、借金は妻との約束でしないことに決めています。

自由のように見えて責任の重大な非おこづかい制は向き不向きがあるのだとあらためて感じました。

では、またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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