トラップ・リピート・イフダン(通称「トラリピ」)は、FXで幅・通貨の数量・決済の幅をあらかじめ決定し、約定・決済を繰り返す投資法の一つです。
私は、数年前からこのトラリピを細々とつづけており、今年も取引を半自動で行っています。
2017年はあまり約定しなかったのですが、2018年に入り、想定のレンジ内に入ってきましたので毎日のように新規・決済約定が繰り返すようになりました。
今回は、トラップ・リピート・イフダン(トラリピ)が2018年に入りどれくらいの約定を行ったかについてお話したいと思います。
2018年1月から5月での利益確定金額について
2018年1月から5月末までで、どのくらいの利益が確定したかについて調べてみました。
取引の概要
私が取引している概要は以下のとおりです。
- 通貨:豪ドル円 買いのみ
- 設定レンジ:1A$=72円から87円 25銭間隔 60本
- 数量:500ドル
- 決済幅:60セント(日本円:300円)
- 証拠金:約120万円(100万円からスタートし、実現損益が積み重なってます)
実現損益について
では、実現損益についてご紹介したいと思います。
2018年1月1日から2018年5月31日までの5ヶ月間での実現損益は以下のとおりです。
- 決済損益:36,100円
- スワップ:1,337円
- 合計:37,437円
という結果でした。
感じたこと
最近ちょっと放置気味だったトラップ・リピート・イフダン(トラリピ)の実現損益についてあらためてチェックして感じたことについてまとめてみます。
感じたのは以下のポイントです。
- 思ったよりも稼いでいた
- 証拠金が多すぎるが問題なし
- ちょっとした副収入の一つになっている
では、それぞれみてみます。
思っていたよりも稼いでいた
5ヶ月間で37,000円という金額ですが、私自身ではまぁまぁ稼いでいるのではという気持ちを持っています。
1ヶ月にならしてみると7,400円で、1年間でおよそ7万円程度の利益は得られるのではないかという予想を立てています。
当然ながら、トラリピはメインの資産運用ではなく、あくまでおまけの運用法の一つにしか過ぎません。
そのため、証拠金に対する利回りは5%もあれば十分ではないかと感じていますので、この結果はまぁまぁなものではないかと思いました。
証拠金が多すぎるが問題はない
現在のポジションは11,000ドルで、証拠金維持率3,300%あまりとなっており、証拠金がだぶついている印象があります。
私はこれでも問題ないというスタンスでいます。
なぜなら、現在はそれほど急激な為替の変化はありませんが、一旦急激な円高になると、一気にポジションが増え、それにともない証拠金維持率が急激に下る可能性があるからです。
トラリピはポジションの含み損は当然ながら発生するのですが、それをあえて無視し、ロスカットをいかに避けるかがポイントとなっています。
このロスカットの恐怖から逃れるためには証拠金が多いほどレバレッジも少なく、含み損が急拡大してもゆったりと相場が戻るのを待つことができます。
現状ではおよそ1A$=50円くらいのところまでは耐えられるようにしていますが、その間にも決済を繰り返すことによりロスカットのレートをより円高に耐えられるようにしていきたいと思っています。
ちょっとした副収入の一つになっている
私はインデックス投資がメインの取引となっていますが、ブログでの収入とともにこのトラリピの収入はちょっとした副収入となっています。
現状では金額こそ少ないのですが、こういった副収入を増やすことにより、本業のお給料だけではない異なる収入の種類を増やして行きたいですね。
このような収入はこれからは株式を購入することによりさらに増やしていきたいと思っています。
まとめ:ほったらかしでこのまま続けていきたいと思います
今回は豪ドル円の手動トラリピで5ヶ月間にどのくらいの利益が得られたのかについてまとめてみました。
トラリピは証拠金さえ積んでおけば、ある程度は円高になってもロスカットを受ける可能性はさがります。
そのあいだにちまちまと利益を確定することにより、現在ではちょっとした副収入となることができるようになりました。
適当にほったらかしでも年間5万円の収入を得られれば私にとっては十分です。
FX、特にトラリピは誰にでもおすすめできる投資法ではありませんが、通常のインデックス投資とは異なり、インカムゲインを得るための柱を作っていきたいと思っています。
ただ、FXは決してリスクは少なくなく、ロスカットの危険性も高いことには注意すべき点ですね。
そのため、証拠金はできるだけ多く積んで取引されることをおすすめします。
では、またよろしくです!
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