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あえてデビットカードを使ってみて感じたメリット・デメリット

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ネット銀行を中心とした銀行のキャッシュカードに装備されるところが増えたもの、それはデビットカード機能です。

以前からゆうちょ銀行やメガバンクのキャッシュカードを使うデビットカード"J-debit"がありましたが、ほとんど普及していません。

ところが、現在のデビットカードはVISAやJCBのクレジットカードのシステムを利用する関係上クレジットカードの同じような使用感で使うことができます。

一方で、クレジットカードを以前から利用している方にとっては使うことがない、

いわば余計な機能と思いませんか?

私もその1人で、複数枚のデビットカードを持っていながら使うことがありませんでした。

ですが、今回ちょうど利用する機会がありましたので、使ってみて感じたメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

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デビットカードを利用するメリット/デメリット

クレジットカードを利用する私が感じたメリットとデメリットをまとめてみました。

感じたのは以下のとおりです。

メリット

  • クレジットカードを持っていなくても同じように使える
  • 予備カードとして使える
  • クレジットカードの使い方の練習に最適

デメリット

  • 即時に引き落とされるので後払い機能がきかない
  • ポイントが高還元クレジットカードよりも低め
  • クレジットカードよりも使える箇所が少ない

まずはメリットからいきましょう!

メリットその1:クレジットカードがなくても同じように使える

デビットカードはキャッシュカードと一体になっているものが多いと思います。

私が保有している2枚のデビットカード(住信SBIネット銀行・ジャパンネット銀行)はいずれもキャッシュカードと一体となっています。

そのため、メインの財布にはクレジットカードを、そして小銭入れにはキャッシュカード一体型のデビットカードを入れておくという使い方もできます。

いわばもしもどちらかを紛失したときのリスク分散にもなりますね。

メリットその2:予備カードとして使える

クレジットカードを複数枚財布に入れておくのに抵抗を感じる方もおられると思います。

私もその1人です。

クレジットカードを1枚のみ財布に入れておいて不安なのが、カードが一時的に使えなかったときです。

なんらかの事情でクレジットカードがつかえないことが私も数回経験したことがあります。

その際にもし財布にお金が入っていなかったら・・・ということもありました。

そのようなときにもう1枚予備カードとして持っていたらいざというときに強い味方となりそうです。

メリットその3:クレジットカードの使い方の練習に最適

これは私のようなおっさんではなく、若い方におすすめする理由です。

デビットカードはクレジットカードが18歳からなのに対して15歳(中学生をのぞく)・16歳から作成できます。

つまり高校生からクレジットカードの使い方の練習につかえるというわけですね。

しかも、利用限度額は預金残高の範囲内ということで利用後、購入金額が即座に口座から引き落とされ支払い遅延もありません。

そのうえで使い方もクレジットカードそのものですから高校生にとって正しいクレジットカードの使い方の練習に最適であると感じました。

デメリットその1:後払いできない

デメリットもデビットカードにはあります。

まず大きなデメリットとしてはクレジットカードのような後払い機能が使えないことです。

ある意味クレジットカードと表裏一体な点でもあるのですが、1ヶ月程度のいわば「つけ払い」ができないことは、きちんとクレジットカードが使える方にとっては大きなデメリットではないかと思います。

クレジット=信用という裏付けがないのですから仕方ないのですが、後払いができない不便さを実感される方はクレジットカードのほうが向いていますね。

ただ、支払い遅延をしてしまう方ならデビットカードのほうが向いているといえます。

デメリットその2:高還元クレジットカードよりも還元率が低い

私が保有している2枚のデビットカードの還元率は以下のとおりです。

  • 住信SBIネット銀行:0.6%
  • ジャパンネット銀行:0.2%

私が保有している2枚のクレジットカードの還元率は以下のとおりです。

  • P-One Wiz:1.5%
  • ソフトバンクカード(セゾン):1.0%

それらに比較すると低い還元率となっています。

仕方のないことなのですが、クレジットカードのほうが還元率にこだわる方には向いているといえます。

デメリットその3:使えないところがある

これが最大のデメリットなのですが、デビットカードは使えないところがあります。

ご利用いただけない加盟店について

Visaマークのある加盟店でも以下のケースではご利用できません。

高速道路料金

航空機の機内販売

外国為替証拠金取引

コンビニエンスストア等における店頭での公共料金のお支払い

当社判断で制限している加盟店

※主な加盟店

ecoPayz、Entropay、MPSVGCRESELLER.COM、TSUTAYA DISCAS、U-NEXT、UQモバイル、アット・ニフティ、ケイ・オプティコム、ニコニコ・プレミアム、モバオク、新出光、太陽石油

出典:住信SBIネット銀行デビットカードHP

・ご利用いただけないケース

VISAマークのあるショップでも以下のケースではご利用いただけません。

「高速道路料金」「航空機の機内販売」「当社判断にてご利用を制限しているショップ
(「NETELLER」、「TSUTAYA DISCAS」、「JR西日本 SMART ICOCAクイックチャージ(新規登録のみ)」、「SAPICAオートチャージ(新規登録のみ)」)」

出典:ジャパンネット銀行デビットカードHP

ですので、クレジットカードと全く同じように使えるわけではないので気をつけておきたいものです。

ジャパンネット銀行よりも住信SBIネット銀行のほうが使えないところが多いので私も気をつけておきたいと感じました。

では、つぎに私が使ってみたレビューをお話ししたいと思います。

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クレジットカード持ちの私があえてデビットカードを使ってみた

VISAデビットカード

では、つぎに高還元クレジットカードを持ち、日常的にクレジットカードを利用する私があえてデビットカードを使ってみましたのでその体験をお話ししたいと思います。

私がデビットカードを使ったのは以下の3箇所です。

  • ネット決済1箇所
  • リアル店舗(サインレス)1箇所
  • リアル店舗(サインが必要) 1箇所

それぞれについてみてみましょう。

ネット決済の場合

私はこのブログをエックスサーバーというレンタルサーバに設置して運営しています。

ちょうど利用更新の時期を迎えていましたので、通常ならばクレジットカードで決済するのをデビットカードで決済してみました。

使用したのはジャパンネット銀行のデビットカード(VISA)です。

使い方は簡単なもので、通常のクレジットカードと同じようにカード番号と有効期限を入力して決済するだけ。

クレジットカードと同じように処理され、サーバー代金が決済されました。

ジャパンネット銀行VISAデビット明細

デビットカードだったので何かあるのかなと思ったのですが、全くそのようなこともなく、通常のクレジットカードと同じように決済されました。

あまりに変化がなかったので、あっさりしすぎてびっくりしてしまいました。

ところが、違ったのは決済のスピードです。

エックスサーバーの代金を決済したあとジャパンネット銀行にログインしたところ、当たり前なのですが、すでに決済代金が引き落とされていました。

ジャパンネット銀行普通預金取引明細

決済スピードはえっぇっぇーーーーーと実感してしまいました。

リアル店舗(サインレス)の場合

お次は実際のお店でも使ってみました。

使ったのは住信SBIネット銀行のデビットカード(VISA)です。

まずはスーパーマーケットなどのサインレスのお店の場合です。

やり取りはこんな感じです。

ひめだか
ひめだか

カード払いでおねがいします!

店員さん
店員さん

回数は1回払いでよろしいですか?

ひめだか
ひめだか

はい、おねがいします。

カードをシャッとして返却され、

店員さん
店員さん

はい、レシートでぇ~っす。ありがとうございましたぁ!

おわり。

あっけないものです。

全くデビットカードを使った感じはなく、クレジットカードと同じ使用感なのはネット決済と同じです。

リアル店舗(サインあり)

最後にご紹介するのは別に行ったもう1軒のお店です。

先ほどと同じように

ひめだか
ひめだか

カード払いでおねがいします!

店員さん
店員さん

回数は1回払いでよろしいですか?

ひめだか
ひめだか

はい、おねがいします。

カードをシャッとカードリーダに通して、こう言われました。

店員さん
店員さん

サインお願いしまーす!

私は(・・・デビットカードなのにサインするのか・・・)と思いつつサインしました。

デビットカードだからどこでもサインレスで行けるのかなと思ったのですが、それはちょっと甘かったようです。

クレジットカードでサインが必要なところでは、デビットカードでもサインが必要なのもクレジットカードと同じであることがわかりました。

こういうところではめんどくささもクレジットカードと変わらないものなんですね。

今回は経験しませんでしたが、ICカードリーダに通して暗証番号の店舗の場合は同じように暗証番号の入力を求められるのだろうなと思ってしまいました。

いずれのリアル店舗でも自宅へ帰ってみて住信SBIネット銀行のサイトにアクセスしてみたところちゃーんと決済されていました。

通常の店舗の場合には即時決済されるんですね。

いやー、スピーディでびっくり。

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まとめ:クレジットカード使いの方も予備カードとして使えるよ

今回は普段クレジットカード使いである私があえてデビットカードを使ってみた体験をお話ししました。

結論としては何から何までクレジットカードそのもので、デビットカードである感覚は皆無だったということです。

ですので、クレジットカードが使えないときや財布を落としてしまった歳の予備カードとしては十分使えるのではないかと感じました。

店員さんも「こいつ・・・デビットカード使ってる・・・(笑)」という反応もなかったので、安心して使うことができるのが銀行のキャッシュカードのデビットカード機能(J-Debit)とは違うなぁと実感しています。

還元率が低いのと使えないところがあるのが難点ですが、即時決済される以外はクレジットカードそのものとして使えますので、1枚財布に入れておいてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!

クレジットカードネットサービスマネー
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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