eMAXIS Slim 先進国株式インデックスについて徹底レビュー

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emaxis slim先進国株式のインデックスファンドについて徹底レビュー

近年破竹の勢いで展開しているのがローコストインデックスファンドシリーズのeMAXIS Slimシリーズ。

以前のeMAXIS シリーズとは一線を画したローコスト戦略でインデックス投資家のハートをがっちりとつかみ、さまざまなシリーズを展開しています。

今回ご紹介するのはeMAXIS Slimシリーズでもっとも資産額が大きいeMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。

2019年1月に開催された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で堂々の1位となったファンドですが、どのようなものなのでしょうか。

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eMAXIS Slim先進国株式インデックスについて

ではさっそく

eMAXIS Slim先進国株式インデックスについてご紹介していきましょう。

信託報酬などコスト

ローコストファンドシリーズの最右翼であるeMAXIS Slimシリーズでもっとも気になるのは信託報酬などといったコストですよね。

まずはコスト面がどうなっているかについて見てみましょう

信託報酬

信託報酬は税込み年間0.11772%(税抜き年0.109%)となっています。

2018年6月期決算では、実質コストは0.276%と非常に低いコストが実現しています。

当初は年0.20412%となっていたのですが、このファンドシリーズの公約である

ライバルファンドがより低い信託報酬のものをリリースすると対抗値下げを行ったため、現在のような非常に低い投資信託となっています。

ライバルの全世界株式に投資するインデックスファンドと比較してみます。

ファンド名 信託報酬(税込)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 年0.11772%
たわらノーロード 0.216%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 年0.2052%
i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) 年0.2052%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 年0.11772%

表をごらんいただいてわかるとおり、大手運用会社では先進国株式インデックスファンドの信託報酬が年0.2%程度と横並びなのに対して、

eMAXIS Slim先進国株式インデックスはライバルの<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと信託報酬がまったく同じとなっており、明らかに一番ローコストなファンドとなっています。

この信託報酬の配分は以下の表となっています。

特徴的なのは純資産額が増えるにつれて、委託会社である三菱UFJ投信の取り分がわずかずつ減っていくという点です。

ファンドの純資産総額 合計 委託会社(三菱UFJ投信) 販売会社(証券会社など) 受託会社(信託銀行)
500億円未満の部分 0.109% 0.0445% 0.0445% 0.02%
500億円以上1,000億円未満の部分 0.104% 0.0395% 0.0445% 0.02%
1,000億円以上の部分 0.0099% 0.0345% 0.0445% 0.02%

ただ、三菱UFJ投信の取り分が減るといっても500億円以上からです。

通常インデックスファンドは500億円もの純資産総額になるものはほとんどなく、eMAXISシリーズのなかで一番純資産総額が高いeMAXIS先進国株式インデックスでも純資産は321億円ですのでしばらくは基本的な信託報酬のままだと思われます。。

純資産総額

2017年2月に純資産総額0.01億円(100万円)スタートしたこのeMAXIS先進国株式インデックスですが、

2019年2月1日現在、純資産総額は321.95億円となっています。

投資信託の場合、10億円を下回れば繰上償還の可能性が出てきますが、現在のところその心配はありません。

申込手数料・解約手数料

申込手数料・解約手数料はともにかかりません。

いわゆるノーロード投資信託です。

信託財産留保額

「信託財産留保額」は、投資信託を解約する際にファンド側に支払ういわば手切れ金です。

この信託財産留保額もかかりません。

ちなみにeMAXISシリーズでもSlimではないものにはこの信託財産留保額がかかってきますので注意が必要です。

たとえば、eMAXIS 新興国株式インデックスの場合、0.3%の信託財産留保額が基準価額から割り引かれ、解約する口数をかけた金額が解約金額となります。

販売会社

つぎに販売会社ついてご紹介します。

2019年1月現在の販売会社は以下のとおりです。

販売会社
岩井コスモ証券(インターネット専用)
SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)
SBI証券
岡三オンライン証券
カブドットコム証券
GMOクリック証券
ジャパンネット銀行
松井証券
マネックス証券
楽天証券

今回はSBI証券も楽天証券もほぼ横並びのスタートとなります。

その後、資産が増えていくにつれ、取扱証券会社が増えてきました。

現在のところ、大手ネット証券ではほぼ購入することが可能となりました。

eMAXIS Slimシリーズでも先進国株式は他のファンドよりも多くの金融機関で取り扱われています。

どのようなスタイルで運用されるのか

このeMAXIS Slim 先進国株式インデックスはどのようなスタイルで運用されるのでしょうか。

emaxis slim先進国株式運用スキーム

上の図のとおり、運用スタイルは外国株式マザーファンドにぶらさがったeMAXIS Slim 先進国株式インデックスというベビーファンドというファミリーファンド方式となっています。

このスタイルは他のeMAXIS シリーズや他社のインデックスファンドの運用スタイルと同じですね。

ファンドのベンチマークについて

このeMAXIS Slim先進国株式インデックスのベンチマークはアメリカMSCI社の

MSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)(円換算ベース)

を採用しています。

先進国株式のインデックスファンドとしては事実上標準のベンチマークですね。

楽天・バンガード・ファンドシリーズなど以外の大手運用会社の先進国株式インデックスファンドは概ねこのMSCI Kokusaiインデックスを採用しています。

このベンチマークは先進国22国・地域で構成されています。

詳細につきましては以下のページをご覧ください。↓

MSCIコクサイ(Kokusai)インデックスについて(2018年2月現在)
先進国株式に投資するインデックスファンドの指標としてもっともよく利用されているのがアメリカMSCI社が作成しているインデックスMSCIコクサイ(Kokusai)インデックスです。先進国株式に投資するインデックスファンドはこの指標に従って運用
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ファンドのレビュー

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの概要は以上のとおりとなっているのですが、私なりに感じるこのファンドの印象についてお話ししたいと思います。

私が感じるのは以下のポイントです。

  • 先進国株式インデックスファンドならファーストチョイス
  • ただちょっとつまらないかも・・・

先進国株式インデックスファンドのファーストチョイス

まっさきに浮かぶのは先進国株式インデックスファンドを選ぶならこれという印象です。

なんといっても最低水準のコストを追い続けるという姿勢は確かであるということです。

ファンドがリリースされてからもうすぐ2年になるのですが、ライバルファンドがより低い信託報酬で設定されると、追随して信託報酬を値下げするということを目の当たりにしてきました。

その結果、税込み年0.11772%という超低コストが実現じたのはまた事実です。

リターンは予測不可能ですが、コストはある程度は予測可能なものです。

そのコストを削減しているという努力はみごとと言わざるを得ませんね。

実質コストも0.28%程度と非常に低いものとなっています。

さらにSBI証券や楽天証券では投資信託の保有や積立てにポイントやマイレージポイントが付与されますのでそれを加味するとより低コストでの運用が実現することになります。

ちょっとつまらないかも・・・

前の項目でもお話ししましたが、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは良いファンドであると思っています。

他の方に先進国株式インデックスファンドのうち1本をどれをオススメするかと考えると間違いなくこのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスをチョイスするでしょう。

ただ、ただ・・・ちょっとつまらないと思ってしまうのです。

信託報酬が最低なのも、対抗馬であるニッセイアセットマネジメントの<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが当初の信託報酬よりも下げたことによる対抗値下げのためです。

ライバルファンドがよりよい条件をだしてくると後出しジャンケンのごとく追随するというものですから私個人としてはちょっとつまらないと感じているのもまた事実です。

対抗馬としての<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの努力を私は買いたいと思っていますので、ちょっとつまらないかもという評価もあわせてつけたいと思っています。

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まとめ:先進国株式に投資ならファーストチョイスです

この記事では、eMAXIS Slim先進国株式インデックスについてご紹介しました。

非常にローコストで先進国株式に投資ができるということで非常におすすめなファンドであると思っています。

その証拠に「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」でも第1位となったことから、私以外にも投信ブロガーさんからもお墨付きなファンドですのでまずはファーストチョイスなファンドですね。

興味を持たれた方は100円から、そしてつみたてNISA対応ファンドですので少しでも投資してみてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!