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庶民を自認していた僕がそうではないと実感したとき

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庶民と自認していた僕が本当はそうではなかった

私はずっとお高くとまることなく、庶民であることを自認していました。

普段は質素に生活をし、お給料が入ればまずは天引き貯金、ボーナスはほとんど買い物をせずに株や投資信託ばかり購入するという生活です。

非常につつましながらな生活を送っていたのですが、ちょっとしたことで私も実は庶民からかけ離れた存在だったのだと気がつかされました。

本当にちょっとしたことだったのですが、私自身も少し反省しなくてはいけないなぁということを実感しています。

そしていち投資をしている人(投資家とはあえて書かない)としてこれからどうしていくのかについても考えてみたいと思います。

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庶民とかけ離れた存在だったのだと感じた瞬間

私はいちサラリーマンで質素な生活をしていましたので当然ながら庶民と感じていました。

別に年収が700万を超えるわけでもなければ、単なる転勤族。

賃貸アパートに妻と子の3人家族で車も持たなければ洗濯機はニ槽式。

電子レンジもコーヒーメーカーも炊飯ジャーもわが家にはありません。

ただの趣味は投資をすることとネットをすることと非常にコンパクトな暮らしをしていた私です。

その体験はこのブログの記事にもたくさん書かせていただきました。

しかしながらライフスタイルは庶民的でも自分の心の中は庶民ではないのではないと実感したのです。

それはなぜでしょうか。

120万円の価値を間違えたから

私は120万円を「たった」と過小評価してしまったのです。

この120万円は一般NISAの年間限度額です。

このブログを書いた日の前日には一般NISAの恒久化を見直すという決定がなされた日です。

それに私は怒りました。

たった120万の一般NISA の延長はしないのは何事だと。

この一般NISA の恒久化を見直す理由としては富裕層に優遇しているからというものだったのですが、たった120万円のどこが富裕層なんだと思ったのです。

つみたてNISAの年間限度額の40万円がベストな存在なのだなと思っています。

そして一般NISAが個別株でぼろ儲けしても税金を払わないでいいということが必ずしも歓迎されているわけではないということを。

世論はそうではなかった

しかしながらちょっと考えてみると、通常ならば120万円というお金は大金です。

それをぽんと出せる、しかも株や投資信託に。

通常ならば預貯金にまわすのもしんどい金額をいとも簡単に投資に回せるお金を持っている。

このような感覚がすでに自分が庶民ではないと実感させられたのです。

大金をいとも簡単に動かせる存在に気が付かなかった

私は数百万円程度の金額ならばネットでホイホイと動かすことができ、さらには株式や投資信託に一気に投資をすることは可能です。

これって考えたらおっそろしい存在ですよね。

つつましく生きているとえらそうに言ってたくせにお金だけはガンガン動かせる。

自分にはものすごい力が身についていたにもかかわらず、ちょっと上から目線のえらそうな奴だということに気がついてしまいました。

はっきりいうとかなりショックでした。

自分はつつましい庶民だと思っていたのに、そうではなかった現実に気がつき非常に深く反省しなくてはいけないなと思っています。

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これからどうしていこうかと考えた

庶民を自認していた私が実はそうではなかったという現実からこれからどのように一投資をしている人としてやっていくのかについても考えてみました。

発言の内容に気をつける

ブログやTwitterでも自分はすごいんだと思うような発言が多々あります。

どこかしら上から目線になっているものもありました。

やはりこれではいけないと自分では思っています。

やっぱりどこか天狗になっていたのかなという点がありましたので、発言の内容には気をつけたいと感じていますね。

投資をしてきたことに自信をもつ

一方で感じているのは今まで投資家として生き残ってきたことに自信をもちたいということです。

なんだかんだと15年ほど投資を続けていて、リーマン・ショックをはじめとしてさまざまな経済的な災害から生き残ってきました。

そしてシンプルライフをとおしてお金を投資し、億り人ではないとしても増やすことができました。

自分はたいしたことないと自信なさげに生きてきたのですが、よくよく考えたら資産をきっちりと増やすことができたじゃないかと自分をほめてやりたいと思っています。

これからも経験を発信していきたい

投資をしたり、コンパクトな暮らしをしてきたことは私にとっては大きな財産です。

資産残高であったり、ノウハウと言う形の財産もふくめて私には大きなものを持てたのだと感じています。

これからもたくさんいろんなことを経験するでしょう。

そういったことを一つ一つブログの記事にして発信していきたいなと実感しています。

そして記事を読んでいただいた方が少しでも参考になるとうれしいなと思いますね。

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まとめ:ちょっと自分でショックを受けています。

今回120万円の価値について「たった」と思ってしまったことで自分の価値観と、世間の価値観に大きなずれが生じていたことに大きなショックを受けたことについてお話ししました。

私の場合、ちまちまと暮らしてきたせいもあって、資産を増やすことができたのはすごいことなのに、思いっきり卑下していたのではないかとも感じてしまいました。

ちょっといろいろと考えてしまったことだったので、記事を読んでいただいた方にも、もやもやさせてしまったかもしれません。

ただ、やはり当たり前と思っていたことがそうではないということをあらためて感じたことは良かったのではないかと思っています。

これからも投資は当然ながら続けていくのですが、自分の持っている価値観と世間一般の価値観とではズレがありうることを考えながら投資をしていきたいと感じました。

ではまたよろしくです!

考え方
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記事を書いてる人
ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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