名前も気持ちも薄っぺらいeMAXIS Slimについて感じたこと

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出典:三菱国際UFJ投信プレスリリース

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はじめに

2017年2月9日づけで以下の記事を書きました。

eMAXISシリーズのうち伝統4資産の信託報酬値下げに対して感じたこと
出典:eMAXISホームページ2017.2.11更新このたびインデックスファンドの投資ブログに激震が走りました。インデックスファンドシリーズの第一人者である三菱国際UFJ投信のeMAXISシリーズのうち、一部のファンド...

その直後にeMAXISシリーズとして新しいインデックスファンドシリーズが発売されることを知りましたので、感じたことをお話ししたいと思います。

2018年3月8日追記:

eMAXISシリーズのラインナップが増えたので最新のものに更新したのと、事実上ファーストチョイスとなっていることについて追記しました。

eMAXIS Slimについて

2017年2月10日(金)づけで、三菱国際UFJ投信のホームページに以下のプレスリリースが掲載されていました。

インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に、業界最低水準の運用コストをめざす新たな仲間、『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』を追加

『eMAXIS Slim 国内株式インデックス』『eMAXIS Slim 国内債券インデックス』『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』募集・設定について

eMAXISシリーズの新しい仲間としてeMAXIS Slimシリーズを設定するとのことです。

このプレスリリースから概要をピックアップしてみます。

ラインナップ

ラインナップとしては以下の8ファンドとなります。

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

信託報酬

信託報酬は他社商品を強く意識したローコストインデックスファンドとなっています。

  • eMAXIS Slim 国内株式国内株式(TOPIX)・・・年0.17172%(税込)
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)・・年0.17172%(税込)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス・・年0.11826%(税込)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス・・年0.2052%(税込)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス・・・年0.15012%(税込)
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス・・年0.1836%(税込)
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)・・年0.22572%(税込)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)・・年0.1536%(税込)

他のeMAXISシリーズと同様に純資産500億円以上の場合には信託報酬が順次下がっていきますが、あえて無視します(笑)

販売会社

このシリーズは以下の証券会社・銀行から発売されます。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • カブドットコム証券
  • 岡三オンライン証券
  • GMOクリック証券
  • ジャパンネット銀行
  • 松井証券

当初はSBI証券や楽天証券などいわゆるネット証券からの発売となり、現行のeMAXISシリーズのような銀行や対面証券などは含まれていませんでした。

現在では、販路が広がり、大手ネット証券以外にも投資信託に再参入した松井証券などやジャパンネット銀行でも販売されるようになっています。

感想

このeMAXIS Slimシリーズのニュースを知った感想を書きたいと思います。

値下げではなかった

この知らせを聞いた瞬間私はがっかりしてしまいました。

当初2月9日付の記事で期待していた既存の4ファンドの信託報酬値下げではなくローコストインデックスファンドの新規設定だったからです。

やはり既存のシリーズの信託報酬の値下げはできなかったのかと思うと残念でなりません。

昨日8資産均等型のファンドの信託報酬値下げを期待した気持ちはもろくも崩れ去ってしまいました。

本当の意味の後発

このシリーズをみてみると本当にいやいや作った感がにじみ出ています。

今まではローコストインデックスファンドとは競争せずにラインナップを増やすことで対応するとしていたにもかかわらず

思ったよりもローコストインデックスファンドが売れる→資産流出が起こる→やばい

といった構図でできたのではないかと勘ぐってしまうくらいの出来です。

しかも販売会社がネット証券のみというのもなんだかなと思ってしまいます。

eMAXISシリーズも当初はネット証券専用として発売されてました。

それがいつのまにか銀行や対面証券でも販路が拡大されたのにもかかわらず再びネット証券専用として売り出したのもなんだかなと感じてしまいます。

今までのeMAXISシリーズの積み上がった資産の信託報酬はそのままいただいてさらにブランド力を活かした低コストシリーズをつくることで新規顧客、あるいは他のローコストインデックスファンドの顧客の乗り換えを狙う

とても賢い戦略とは思いますがなんだかなーともここでも思ってしまいます。

たわらやニッセイの方がやる気があっていい

これだったらまだローコストインデックスファンドとして気合いを見せている
たわらノーロードニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズのほうが
やる気があるのでいいのではないかと考えてしまいます。

これらはローコストインデックスファンドの境地を切り開いたファンド達で現在も最低水準の信託報酬となっています。

その努力に対してはあくまでインデックスファンドのファンの一人ですが、応援したいという気持ちがあります。

私は様子見

結論としては私は今のところは買うつもりはありません。

新たに買われる方やいちばん信託報酬が低いファンドを乗り換えられる方にとってはいいかもしれませんが、利益が出ている際の税金や手間を考えるとそこまでしなくてもいいのではないかと考えています。

他のローコストインデックスファンドでも十分安い信託報酬ですのでころころ乗り換えるのも少し考えたほうがいいと思っています。

追記:新しく投資するならこのシリーズがおすすめ

この記事をリリースしてから1年ほどが経過しました。

当初は基本的な4資産のみだったeMAXIS Slimシリーズも8種類と増えて、さらに販路も広がっています。

このファンドの特色である信託報酬の一番安値を追いかけることから最も信託報酬が安いファンドシリーズとなりました。

ファンドシリーズもラインナップが広まったことからこのファンドがファーストチョイスと言わざるを得ません。

ですので、新しく投資される方や乗り換えた場合のコストがゼロ、もしくはごくわずかかならばおすすめのファンドですね。

記事を書いた当初は同じ商品に別々の価格となる「一物二価」となったこのシリーズに不満をもっていましたが、現在では推薦をせざるを得ない状況と思っています。

まとめ

今回は三菱国際UFJ投信から発売される新しいインデックスファンドeMAXIS Slimについてお話ししました。

従来のeMAXISシリーズでは販路が広がりすぎて積極的な信託報酬の値下げが難しかったようですが、私のような昔からのeMAXIS利用者が割を食っている感があります。

新たに買われる方などは信託報酬が他社商品を追いかけるとあるので検討してみてはいかがでしょうか。

では、またよろしくです!

コメント

  1. suki より:

    なんの論理背景もないただの個人的な感覚だけで参考にならないです。。。

  2. kotsu2life より:

    sukiさま
    コメントありがとうございます。
    参考にしていただけるような記事を書けるよう努力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。