iDeCo(個人型確定拠出年金)を拠出しだして、2年ほどになりました。
その期間私はポートフォリオをさまざまなリスク資産へ投資したりしていたのですが、その後シンプルに1ファンドでの運用とすることにしました。
私はiDeCoプラン以外にもNISAや特定口座でもリスク資産を保有しています。
そのひとつとしてiDeCoにこつこつとお金を拠出しているという形となっています。
通常のリスク資産とiDeCo資産との兼ね合いや、年間に拠出できる限度額にも上限がある関係上、シンプルにしておきたいという気持ちになりました。
この記事では、iDeCo資産の管理もふくめてシンプルにしておきたい理由について考えてみました。
iDeCo資産のポートフォリオについて
では、私が保有しているSBI証券のiDeCoプランでのポートフォリオはどのように変遷していったのでしょうか。
大きく分けて2つにわかれます。
- リスク資産の完全コピー時代
- シンプルに1本のみに
リスク資産の完全コピー
iDeCoを開設したときにはポートフォリオは現在保有しているリスク資産の完全コピーをおこなっていました。
私のリスク資産のポートフォリオは以下の通りとなっています。
- 8資産分散型ポートフォリオ:80%
- 先進国株式インデックスファンド:10%
- 全世界中小型株式ファンド:10%
これをそっくりとあてはめたんですね。
私はSBI証券でリスク資産もiDeCoも管理しているのですが、まったく同じファンドではないものの、ほぼ同じ内容のポートフォリオを構築することができました。
しかしながら、現在では次のシンプルなポートフォリオに変更しました。
シンプルな1本のみに
その後、私のポートフォリオを変更することになり、現在では以下の通りとなっています。
- 先進国株式インデックスファンドのみ
具体的には
ニッセイ外国株式インデックス(オリジナルプラン)
そして次のシンプルプランでは
eMAXIS Slim先進国株式インデックスに変更します。
どちらにせよ、運用する資産としてはシンプルに先進国株式インデックスファンドのみとしたわけですね。
では、なぜこのようにiDeCo資産のポートフォリオをシンプルにしたのでしょうか。
iDeCo資産のポートフォリオをシンプルにした理由
私が運用するiDeCo資産をシンプルにしたのでしょうか。
理由としては以下の通りとなっています。
- iDeCo資産は全体としてはごく一部だから
- 管理上手間がかかるから
iDeCo資産は全体としてはごくわずか
私が保有するiDeCo資産は全体としての割合としてはごくわずかとなっています。
おまけ投資とおもって楽しんでいるFX(豪ドル円トラリピ)よりもさらに少ない金額です。
はっきり言って、控除のための拠出といってもいいくらい。
ですのでたくさんのファンドで管理するよりも、シンプルに1ファンドのみとしたらいいのではないかと感じたのですね。
私が拠出できる金額は、年間144,000円(月12,000円)が上限となっており、資産を大きく増やすにも限界があります。
それならば無リスク資産の定期預金でもいいのではないかとも思うのですが、ただそれだけではつまらないので外国株式インデックスに投資するようにしています。
定期預金やアクティブファンドでもいいのかなとも思うのですが、インデックス投資を続けて長くなりますのでここはシンプルに外国株式インデックスがいいのかなと思い、拠出しています。
管理上の手間
もう一つは管理上の手間がかかるからというものです。
私は保有するすべての資産の管理を最終的にはノートに手書きで行っています。
表計算ソフトや資産管理ソフト、それにクラウドのアカウント・アグリケーションで管理してもいいのですが、きっちりと手書きで書いて残したいという気持ちがあります。
その際に、運用しているファンドをすべて書き出しているのですが、iDeCoの資産も他のリスク資産の完全コピーにすると書き出すのが大変になってきました。
ただでさえ書き出す資産が最近増えてきているのにもかかわらず、資産の金額が少ない割に各項目が多くなるのはちょっと大変だなと感じました。
それならば、シンプルに1つの資産で良いのではないかと思うようになっています。
まとめ:シンプルにするのもいいものです
今回、私がiDeCo(個人型確定拠出年金)で運用しているファンドをシンプルに1ファンドのみにしている理由についてまとめてみました。
主に管理上の手間が大きくなるからなのですが、当面はシンプルな構成にしておきたいなと思っています。
現在SBI証券のiDeCoプランはセレクトプランに変更しているのですが、ここでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が組み入れられたらぜひ乗り換えたいなとも思っているのですが・・・。
現在でもSBI証券iDeCoプラン(セレクトプラン)では、日本を含む全世界株式のインデックスファンドでは、「SBI全世界株式・インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式)」があります。
ただ、海外ETFのファンド・オブ・ファンズよりも通常のインデックスファンドであるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の登場を期待しています。
iDeCoの資産が全体の資産と比較して少ない方は、たくさんのポートフォリオを抱えるよりもシンプルに管理したほうがいいのではないかと思うのですが、いかがだったでしょうか。
これからもシンプルにこつこつとiDeCo資産は積立てていきたいと思いますね。
では、またよろしくです!
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