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SBI証券iDeCoオリジナルプランから移行した際に注意したい点をまとめてみた

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SBI証券iDeCoプランをオリジナルプランからセレクトプランに変更して失敗したこと

SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)は従来型のプランを「オリジナルプラン」、そしてローコストインデックスファンドを中心とした新プランを「セレクトプラン」として2種類のプランを用意しています。

「オリジナルプラン」の加入者だった私は「セレクトプラン」が登場すると同時にこのセレクトプランへ移行することにしました。

書類を取り寄せ、記入し、ようやく新プランへのIDやパスワードも到着しました。

2018年の10月までならばこれで順風満帆で新プランへの移行もできたでしょう。

しかしながら私にとっては大きなミスをしてしまったのです。

この記事では、SBI証券の「オリジナルプラン」加入者の方が「セレクトプラン」へ移行する際に気をつけていただきたいことについてまとめています。

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私がやらかしたこと

私はどんなことをやらかしてしまったのでしょうか。

やらかしたこととはオリジナルプランのリスク資産を解約し、現金化していなかったことです。

セレクトプランの申込みがスタートしたのが2018年11月のこと。

当時は私が投資していたiDeCoのリスク資産は利益が出ている状態でした。

あのときは順風満帆といってもいいくらいの凪な相場環境でした。

ですので、セレクトプランへ移行する際には自動的に売却してもらえばそれなりの状態になっていただろうと高をくくっていたのです。

今思うと甘い、甘すぎる。チョコレートのように激甘な考えとしか思わざるを得ません。

その後、相場が急落し、私のリスク資産は含み損の状況となってしまいました。

通常ならば、このまま積み立てていき、利益がプラスになるをねらっていくのですが・・・

私の場合にはオリジナルプランからセレクトプランへの移行のため、損失が確定することになります。

なぜならオリジナルプランからセレクトプランへの移行の際には一旦強制的に全資産を現金化されるからです。

しかも、しかも・・・私の記事でも以下のように書いているではありませんか。

私はこれから資産を解約してからプラン変更届を提出するようにしたいと思っています。

SBI証券iDeCoの新プラン「セレクトプラン」に乗り換える3つの理由

あー、もうバカバカ!!としか言いようがありません。

なぜ利益を確定していなかったのか

なぜ私は利益を確定していなかったのでしょうか。

理由としては将来の株価はわからないからときの流れるままにまかせようと思ったからです。

上がるかもしれないし、下がるかもしれない。

結局どっちに振れるかわからないから解約するタイミングはSBI証券の意向にまかせようとおもったからなんですね。

そして自分の意志で現金化しなかった結果がこちらです。

SBI証券ideco2019012現在

2万円近くの損失を抱えた状態での強制損切りです。

私のような痛い思いをしないために、どのようにしていけばいいのかについて次からお話ししていきますね。

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オリジナルプランからセレクトプランへの移行上の注意

ではSBI証券iDeCoで「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」へ移行する際に注意したいポイントについてまとめてみました。

  • プラン移行は慎重に
  • リスク資産はまず現金化を

プラン移行は慎重に

たしかにセレクトプランはeMAXIS Slimやニッセイ<購入・換金手数料無料シリーズ>、SBI「雪だるま」シリーズなどローコストインデックスファンドが全部入りなのは非常に魅力的です。

新規に申し込むのならば、セレクトプラン一択といってもいい。

しかしながら、オリジナルプランでもiFreeシリーズやDCニッセイシリーズ、EXE-iシリーズといったローコストファンドがたくさんあります。

ですので本当にセレクトプランへの移行が必要なのか一度考えてみることをおすすめします。

私のように損失を発生させるリスクを抱えてまで移行させるべきなのかと。

リスク資産はまず現金化を!

あらためて言いたいと思います。

オリジナルプランからセレクトプランへ移行させる際には、

リスク資産は申し込んだ時点で現金化しておくことをおすすめします。

オリジナルプランからセレクトプランへ変更するための書類を送付してから移行完了するまでに数ヶ月かかります。

しかもその間はリスク資産の買い付けはできず、さらにリスク資産の解約はSBI証券の都合で行われます。

利益が増えないかもしれませんが、損失が拡大しないかもしれません。

それならば、自分が納得したタイミングでまずはリスク資産を現金化しておくことは必要ではないでしょうか。

自分が現金化しておいた場合には、やっちまった!という後悔は少ないのではないかと感じるのです。

私のようにほったらかしにしておいたために損失発生&損切り必須の状況だと後悔してもしきれないですね。

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その後・・・2019.2.6追記

この記事を書いてからおよそ10日が経過しました。

再度SBI証券オリジナルプランサイトへログインしてみると、損失が大きく出ていた資産が以下の通りとなっていました。

SBI証券iDeCoオリジナルプラン資産目録

たった10日間で損失が1/3となっていました。

あまりジタバタしても仕方がないよなぁと実感してしまいました・・・

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まとめ:セレクトプランは魅力的ですが移行はよく考えて

今回私がSBI証券iDeCo(個人型確定拠出年金)プランを「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」へ移行する際に、

オリジナルプランで購入していたリスク資産を現金化しておくのを放置した結果、株価の急落により損失を確定しなければならなくなったことについてお話ししました。

「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」への移行はiDeCoの金融機関を変更するのと変わらないリスクがあります。

ですのでセレクトプランへの移行はよく考えて行っていただければと思います。

オリジナルプランにも十分信託報酬が低い投資信託がたくさんあります。

ただ流行のローコストインデックスファンドシリーズはセレクトプランしかありませんので、セレクトプランは魅力がありすぎるのもまた事実です。

新規加入されるかたはぜひセレクトプランにしていただき、移行される方は自分が納得したタイミングで自らが利益(損失)を確定していただけたらいいのではないでしょうか。

では、またよろしくです!

SBI証券のiDeCoプランに興味を持たれた方は以下をチェックしてみてくださいね。↓

SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」

iDeCo運用プラン
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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