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ゆうちょ銀行や郵便局の窓口で国債を購入するのに待ち受けるハードル

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疲れた犬

個人向け国債や新窓販国債は証券会社だけでなく、郵便局や銀行の窓口でも販売しています。

しかしながら、窓口で買うと非常にめんどうなことになります。

私が以前郵便局で経験した個人向け国債を購入する際に経験した非常にめんどくさい経験をご紹介しましょう。

これを読んでも窓口で国債を購入しますか?

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郵便局の窓口で国債を買うのにこれだけ消耗するよ

郵便局の窓口で国債を購入する際には非常に精神を消耗します。

ここではどのようなことがあったのか私の経験からご紹介したいと思います。

経験したのは以下のとおりです。

  • あきらかにめんどくさそうな態度をされる
  • 国債とは関係のないリスク商品の勧誘をされる
  • 複数の書類を毎回書かされる
  • 購入申し込みをするのに非常に時間がかかる

局員のめんどくさそうな態度

まずは郵便局へ行き、窓口の社員の方に

「個人向け国債を買いたいんですけどー」

と話すとまっさきに顔の表情が曇ってきます。

明らかにめんどくせーという雰囲気がプンプンと。

通常の貯金業務ではなく、おまけ業務である国債の販売なので自信がないのか、あるいはめんどくさいことを言ってきやがってというのかわかりませんが、

複数箇所の郵便局で購入したことがありますが、どこでも同じような対応をされました。

個人年金保険や投資信託の勧誘

先ほどのめんどくさい表情にも負けずになんとか食い下がってみると・・・

次にやってくるのは定額貯金や個人年金保険、それに投資信託の勧誘です。

個人向け国債を買いそうな客はカモと思われているのか、得意分野の定額貯金やリスク商品の勧誘をうけるのはまちがいありません。

ここでもこのような勧誘を断るのに精神を消耗すること間違いなしです。

強要される数々の書類

2つ目のハードルもなんとか断り、なんとかして個人向け国債を売ってもらうのに精一杯の気力を振り絞ったあと、窓口の方からしぶしぶと書類が出されます。

郵便局で個人向け国債を含む公社債を購入するときには

毎回お客様カードなど複数の書類の記入が求められます。

まずは出されるのは国債の購入申込書

通常はこれだけでいいのでしょうが、郵便局ではそれだけではありません。

さらにお客様カードなる書類も毎回記入が求められます。

これは購入者がどのようなリスク志向や、収入、資産額などについて書かされる書類で、証券会社ならば通常口座開設の際に書かされるものですが、

なぜか郵便局ではこれを公社債を購入するときには毎回記入させられます。

1回書けばいいような書類を毎回国債を購入するたびに書かなければならないのにはうんざりしてしまいました。

断固として個人向け国債を売ってもらうように必死に努力したあとで、この書類の記入はかなりのダメ押し感が感じられること間違いなしです。

膨大な時間

ここまできてようやく個人向け国債を売ってもらえました。

ちなみに所要時間ですが、窓口の整理券を引っ張ってからおそらく1時間程度はかかったのではないでしょうか。

たった数万円の個人向け国債を買うために費やした時間と労力と気力は計り知れません。

つぎに証券会社で個人向け国債をネットで買うとどうなのかについてお話しします。

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証券会社で国債をネットで買うとすべて解決

いっぽうで、おなじ数万円の個人向け国債を証券会社(大手・ネット証券とも)のウェブサイトで購入するとどうなるかについて比較してみます。

ゴリ押しされない

まず何と言ってもリスク商品をゴリ押しするような勧誘はされません。

証券会社のサイトへログインし、債券(新発債券)のところから個人向け国債を購入するという画面へいくとすぐに購入されます。

その際にリスク商品の勧誘のような余計な画面も表示されることはありません。

すぐ買える

個人向け国債を含む国債は現在、ペーパーレスとなっており、証券会社の残高で記録される仕組みとなっています。(株式や投資信託と同じですね。)

ですので、ネットと非常に相性が良いのか、さきほどの「ゴリ押しされない」でもお話しした、証券会社の国債購入ページからすぐに購入申し込みをすることができます。

郵便局のような整理券をひっぱってからあーだこーだと売ってもらうようお願いしている無駄な時間がありません。

書類の記入が不要

ネットでの購入ですので、当然ながら申込書に記入する必要がありません。

ネットの画面で、確認事項にチェックしたり、金額を入力したりするくらいなものです。

本当に楽なものです。

キャッシュバックがある

証券会社で個人向け国債を購入すると、金額の差はあれ「キャッシュバックキャンペーン」があります。

いっぽうで、郵便局で個人向け国債を購入するとそのようなキャンペーンは一切なく、下手すればティッシュペーパーすらもらえない可能性も。

金額が大きければ大きいほどキャッシュバックの金額は大きくなりますので、利息の低い現在ではぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

関連記事

個人向け国債の買い方についてまとめてみた

社員のめんどくさそうな顔を見なくていい

そしてなにより人と会わなくていいということです。

対面で金融商品を売ってもらうことは私自身、あまりおすすめするわけではないのですが、

そもそも客商売である窓口で買いたい商品をつたえると嫌な顔されたりほしくない商品を勧誘されたりすることはあってはならないことだと思います。

特に郵便局では得意分野ではないのかその傾向が顕著である印象を受けました。

定期貯金やノルマがある(と思われる)投資信託や個人年金保険の販売に一生懸命になるのですが、うまみがない個人向け国債の販売はまさにめんどくさい以外のなにものでもなさそうです。

ネットで国債を購入する際にはこのような社員さんのめんどくさそうな態度を目のあたりにすることがありませんので気軽に個人向け国債なら1万円、新窓販国債なら5万円から好きなだけ国債を購入することができます。

しかも人と話したからと言っておまけがついたりすることはありませんからなおさらですね。

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まとめ:国債はネットで買いましょう

今回は私が以前郵便局で個人向け国債を購入した経験についてお話ししました。

正直な感想としてはもう郵便局の窓口では個人向け国債を購入したくありません。

はっきり言って時間と労力のムダだと思っています。

強いて郵便局で国債を購入する際のメリットと言えば、

  • 購入した国債が担保となって通常貯金をマイナス残高にできる
  • 債券保護預り通帳という通帳がもらえる

くらいなものです。

個人向け国債は良い商品なのですが、郵便局の窓口で購入するのはこれだけ精神と時間を消耗しますので、あまり丸腰で行かないほうがいいと思います。

窓口の方と渡り合う自信がない方は素直に証券会社のサイトへログインしてネットで購入することをおすすめします。

そのほうがキャッシュバックもあり、精神的に楽で、なにより家でさくっと申し込みすることができますので楽ですね。

ちなみに、新たに国債を購入するだけでもこれだけの時間がかかりますが、変更手続きはこの数倍(当社比)の時間的・精神的ダメージを受けます。

このことについてはまた別の記事で書きたいと思います。

では、またよろしくです!

個人向け国債資産運用
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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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