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相場のチェックをしすぎてはいけない3つの理由

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相場のチェックをしすぎてはいけない3つの理由

どうしても株式や投資信託を購入していると気になるのは自分の資産額ですよね。

とくに最近思い立ってリスク資産を購入しだした方は勇気を出して買った虎の子の資産額がどれだけになっているのかというのは非常に気になるのもよくわかります。

しかしあまりにもチェックしすぎるのは考えものです。

私も相場が上がってきたりするとチェックしたいと思いがちなのですが、そういうときにかぎって資産額が下がってしまい、凹んでしまうもの。

長期間投資をしてきた私でもそう感じてしまうのですから、最近投資を始められた方には衝撃は大きいのかなとも思っています。

この記事では、相場のチェックをしすぎてはいけない理由と、もしチェックをしたくなったときに気をつけておきたいポイントをまとめてみたいと思います。

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相場のチェックをしすぎてはいけない3つの理由

では、相場をチェックしすぎてはいけない理由についてまとめてみたいと思います。

なぜチェックのしすぎが要注意なのは以下の3つの理由からですね。

短期的にはかなり乱暴な動きをするから

一番大きな理由としては株式相場は短期的にはかなり乱暴な値動きをするからです。

株式相場はさまざまな要因で激しい値動きをします。

  • アメリカの株価が大きく動くと東京市場も大きく値動きをする
  • 為替が大きく変化すると東京市場の株価も大きく値動きをする
  • 国内で大きなニュースがあると大きく値が動く

などなど・・・・

大きな値動きで一喜一憂するのは日常的なはず。

しかしトータルでみたらそれほどでなかったということもよくあると思います。

ですので長期投資を目指される方は毎日(ましてや株式市場開場中の前場と後場など)のチェックのしすぎは避けたほうがいいですね。

メンタルが消耗するから

2番めの理由はメンタルが消耗するからというものです。

株価が下落したときはもちろん、大きく上昇したときにもテンションが大きく変化します。

つまりチェックのし過ぎはいい意味でも悪い意味でもメンタルが消耗していまいます。

日本株と米国株の現物株に投資されている方は昼も夜もメンタルが消耗してしまうという結果につながりかねません。

朝起きたらおはぎゃーとなったり、夜寝る前に値が下がってどんよりして寝ると気が休まる暇がありません。

できることってあまりないから

3番めの理由が相場が下落してもできることってあまりないからというものです。

私も相場が下落したときにはヘッジとしてETFなどを空売りすればもうかったのにと思ったりもしたことがありますが、まずできないと思ったほうがいいですね。

マーケットが動くときに機動的に空売りしたりするのは相当の経験がないと無理だと思います。

そうなってくると私たちができることって何か?

ずばり指をくわえて見守るしかないというものです。

台風のときに田んぼの様子を見に行ったり、屋根の点検をするようなものですね。

結局は大してできることはないのなら相場をチェックするのはほどほどのほうがいいかなと思うんですよね。

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じゃ、どうすればいいの?

しかしながらそうは言っても自分の虎の子である資産がどうなるのは気になるものです。

いきなり相場を見るなと言われても見てしまうものです。

そこでどのようにしたらいいのかについてまとめてみました。

まずは極力のぞかなくする努力を

一番は基本なのですが資産チェックをする頻度を減らすよう努力することですね。

ザラ場の様子が気になっている方は1日1回、終値だけチェックするとか、毎日チェックする人は週に2回にするなど相場を向かい合う時間を減らすことが大切です。

専業投資家のかたなら対処のしようがあるのでしょうが、兼業の長期投資家の場合できることはそうありません。

ならば一喜一憂してメンタルをすり減らすくらいなら、いっそ資産残高を覗かないように努力することが大切かなぁと感じるのですね。

のぞくときにはちょっとした覚悟を

そうはいってもチェックするのはとても楽しいものなのはよくわかります。

相場が上がったらとても楽しく、ウキウキする気持ち、よくわかります。

逆もまた然りですよね。

ですので、覗くときにはちょっとしたメンタルが揺れ動く覚悟を持っていただきたいと思います。

ちょっとした覚悟がないと、相場の乱高下に一喜一憂してしまい、疲れてしまい、ガツーンと下落した際には投げ売りをしてしまうことにもつながりかねません。

絶望したら強制的にチェックできない環境に

通常は2つのチェックに対する心構えだけでなんとかなります。

しかし、それ以上の暴落相場になってしまい、狼狽売りをしたくなってしまうこともあるでしょう。

そのときには強制的な手段にでるしかありません。

それは証券会社のHPにログインできないようにするということです。

具体的にはパスワードをグチャグチャに変更してしまい、自分でも覚えられないようにしておけばOKです。

これでしばらくは投資の世界から遠ざかっておき、落ち着いたら証券会社に連絡してパスワードの再発行or初期化を依頼したらいいのではないでしょうか。

そこからどうするかを考えてからでも遅くはありません。

何よりも狼狽売りは避けていただけたらと思います。

ろくなことはありませんので。

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まとめ:のぞくのはほどほどにしましょう

今回、相場のチェックをしすぎてはいけない理由についてまとめてみました。

どうしてもリスク商品の場合には値動きが短期的にははげしいもので、下落した際にはオロオロしてしまい、損切ってしまうこともあると私は思っています。

私自身もメンタルの変化は激しいので、相場に一喜一憂しないようにシンプルな資産構成にするようにしました。

ですので、チェックは極力少なくできるよう努力をして、それでも難しいようならば覚悟をもってのぞく、そして最後はパスワードを変更してログインできないようにするのも効果的かなと思いますね。

いずれにせよ、資産チェックは悲喜こもごもなのですが、ご自身のメンタルは大切にしていただけたらいいなと思っています。

では,またよろしくです!

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ひめだか

インデックス投資とシンプルライフがテーマの記事を書いてます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
【国際分散投資・iDeCo・ふるさと納税など役に立つおカネの情報】【年末調整や住所変更など手続の方法】を発信中。
妻と子1の40代のくせに会社を退職して社会の荒波にもまれる予定。

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