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8資産分散投資のメリット・デメリットについて

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8資産に分散投資するメリット・デメリット

インデックス投資をするにあたってポートフォリオ構築は人それぞれ特徴があります。

8資産分散投資から株式100%までさまざまなタイプがあります。

それぞれメリットとデメリットがあります。

私は長年8資産均等型バランスファンドをメインとする8資産分散投資を心がけてきました。

近年個別株投資にも手を出していますが、あくまでも別枠として運用をしています。

メインは完全なる8資産分散投資なんですね。

以前は株式100%などさまざまなタイプの運用を行っていた私が結局たどり着いたのが8資産均等型ファンドを利用した8資産分散投資というわけです。

この記事では、8資産分散投資のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

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8資産分散投資のメリット・デメリット

さっそく8資産分散投資のメリット・デメリットをまとめてみました。

8資産分散投資のメリットは以下のとおりです。

  • どの資産が当たるか考えなくてもいい
  • リターンもそこそこいい
  • 資産のブレが多少マイルドになる
  • いっぽうでデメリットは以下のとおりです。

  • リターンもそれなり
  • ポリシーをもてない
  • 決して安全な投資ではない
  • では、それぞれの理由について見てみましょう。

    8資産分散投資のメリット

    8資産分散投資のメリットは

    • どの資産が当たるか考えなくてもいい
    • 資産のブレが多少マイルドになる
    • リターンも結構いい感じ

    というものなのですが、それぞれメリットについてもうすこし考えてみますね。

    どの資産が当たるか考えなくていい

    一番のメリットはこれだと考えています。

    国内外株式から債券、そしてREITなどありとあらゆる資産に投資をするのでどの資産がリターンが高いかを考える必要がありません。

    ある年には株式が、ある年にはREITが一番リターンが高かった・・・自分は投資していなかったと後悔することはないでしょうか。

    各資産の年間収益率(円ベース)

    出典:三井住友トラストアセットマネジメントHP『投資のヒント 「2017年の市場動向の振り返りと2018年の展望」』

    2013年から2017年までの8資産(国内・先進国・新興国株式債券、国内・海外REIT)の年間収益率が一覧となった表です。

    これを見るとどの資産が一番だったのかは年ごとに異なっているのがよくわかりますよね。

    この5年間では株式やREITが上位を占めていますが、10年前のリーマン・ショックのときには国内債券がもっとも上位になっていたこともあります。

    ですので、どの資産が一番かなと予想するのが苦手な方や、すべての資産に網をはりめぐらせて
    ちょっとでもおこぼれに預かりたいと思う方にはぴったりです。

    リターンも結構いい感じ

    8資産均等型分散投資はリターンも結構いいんですね。

    myINDEXさんの資産配分ツールで8資産均等型ファンドのリターンをみてみました。

    8資産均等型のリスク・リターン

    過去20年で平均リターンは年6.9%。

    結構いい感じではないでしょうか。

    なにも考えずに8資産均等型のバランスファンドを買うだけでこれくらいのリターンがあれば御の字と言えますね。

    リターンに対してリスクは少なめ

    そしてこの8資産分散投資、リターンの割にリスクは少なめという特徴があります。

    またまたmyINDEXさんのチャートからです。

    資産間のリスク・リターン

    このポートフォリオと書かれたのが8資産を均等に投資した場合のリスク・リターンとなっています。(過去20年の平均)

    この表では

    • 右側に行くほどリスクが高い(資産のブレが大きい)
    • 上に行くほどリターンが高い(収益率が高い)

    がわかります。

    ですので、8資産に分散投資した場合には

    先進国株や日本株よりもリスクは低く、リターンが高い

    ということを示しています。

    8資産分散投資のデメリット

    では、つぎに8資産分散投資した際のデメリットをみてみます。

  • リターンもそれなり
  • ポリシーをもてない
  • 決して安全な投資ではない
  • 決して甘いものではありません。

    ではそれぞれの理由についてみてみます。

    リターンもそれなり

    メリットのところでご紹介したリスク・リターンの表にもご紹介したのですが、

    債券投資が入っている関係上、リターンは低めとなっています。

    ですので、がっつりと稼ぎたいという野望のある方にはおすすめしにくい投資法と言えますね。

    そのような方は株式などリスク・リターンの高い資産に投資されることをおすすめします。

    ポリシーをもてない

    投資をする際にはどのような資産に投資しようかということを考えることがありますよね。

    あの資産は投資したくないからパスしたいと思うことはよくあることです。

    8資産均等型のバランスファンドを使って分散投資を行った際にはありとあらゆる資産がごっちゃまぜで投資されるため、投資するためのポリシーを保てないというデメリットがあります。

    ですので、ポリシーをもって投資を行いたいと思う方にはあまりおすすめすることができません。

    ただ、投資したくない資産の割合を減らしたい場合には8資産均等型バランスファンドにトッピングとして別のファンドを購入することで可能です。

    決して安全な投資ではない

    あらゆる資産に投資する分散投資は資産の増え方も減り方もリスク・リターンが高い資産にくらべてマイルドになるメリットはあります。

    しかしながら、分散投資派決して安全な投資ではないということです。

    8資産均等に分散投資を行った際にも甘く見ても年13%くらい下落する可能性があるということです。

    可能性は低くなりますが、短期的に1年間で30%程度の資産がなくなってしまうことは想定しておかないといけないと私は考えています。

    ですので、かなり資産に振れ幅のある投資法だと思っておいたほうがいいですね。

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    私のポートフォリオ

    では、あらためて私の8資産分散投資のポートフォリオをみてみます。

    私が採用しているポートフォリオの資産配分は以下のとおりです。

    • eMAXIS(Slim/Fat)8資産均等型 80%
    • たわらノーロード 先進国株式 10%
    • EXE-i 中小型株式インデックス 10%

    8資産均等型のバランスファンドであるeMAXISシリーズをベースに株式インデックスファンドを20%トッピングしています。

    これにより

    • 株式 50% その他10%ずつ

    というポートフォリオになりました。

    このポートフォリオで5年位維持していますが、現状では結構満足しています。

    私のポートフォリオ

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    まとめ:一点投資も分散投資もいいですね。

    今回は私がメインの投資であるインデックス投資で分散投資を行う際のメリット・デメリットについてお話ししました。

    思考停止型の投資法なので簡単にでき、リターンもそこそこあるのにリスクはちょっと少ないメリットがあるのに対して、株式投資オンリーに対してリターンは少なかったり決してリスクの少ない投資法ではないというデメリットがあります。

    それでも一番長い期間投資することができるのは私にとってフィットした投資法ではないかと思っています。

    個別株投資にも興味がありますが、それは別枠として運用していますのでどちらも楽しみながら投資を行いたいですね。

    では、またよろしくです!

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