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取り扱い商品や手数料など楽天証券のiDeCoを徹底レビュー

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楽天証券
iDeCo(個人型確定拠出年金)は大手ネット証券2社がシェア争いの状況となっています。

シェア争いをしているのは楽天証券とSBI証券です。

この記事では、楽天証券のiDeCoについて取扱商品や手数料などについてお話しします。

楽天証券のiDeCoプランについての評価

楽天証券のiDeCoプランについての感じることを書いてみます。

特徴としては以下のとおりです。

  • 厳選された商品ラインナップ
  • 楽天証券独自の手数料がゼロ
  • 使いやすいサイト構成
  • バランス型商品はいまいち

厳選された商品ラインナップ

楽天証券のiDeCoプランの商品構成は以下のとおりとなっています。

  • リスク商品:27種類
  • 元本確保商品:1種類

の合計28種類です。

ライバルのSBI証券は68種類もの商品があるのとは違い、商品を絞り込んでいることがよくわかります。

リスク商品のキモであるローコストインデックスファンドはたわらノーロードシリーズを中心にセレクト。

それぞれのアセットでたわらノーロードシリーズでまとめるとローコストでの運用が可能となっています。

もうひとつのキモがセゾン投信の投資信託を扱ったセゾンシリーズです。

セゾン投信は従来直販をメインに販売していましたが、楽天証券のiDeCoにも採用されています。

運用時楽天証券独自のゼロ

iDeCoを運用するためには必ず手数料が資産から毎月差し引かれます。

あとで手数料についてもご説明しますが、楽天証券のiDeCoでは、

運用時楽天証券の取り分の手数料がゼロ円

となっているのが大きな特徴です。

手数料は国民年金基金連合会や信託銀行へ支払う分はどの金融機関でも同じ金額が徴収されますが、金融機関独自の手数料が発生するかどうかが大きな問題となることも。

そのようななかで無条件で金融機関手数料が無料で運用できるので、その分資産の目減りを防ぐことができます。

使いやすいサイト構成

楽天証券のiDeCoは証券サイトと一体となっており、ユーザビリティが高い点が大きなメリットとなっています。

ライバルのSBI証券は別IDの別サイトとなっているほかサイトが古いためユーザビリティに欠けるという欠点があります。

これが後発である楽天証券では証券サイトからアクセスすることができますので証券資産とiDeCo資産の把握が簡単です。

バランス型ファンドのセレクトが残念

株式や債券などアセットごとでのファンドのセレクトは非常に良いのですが、残念な点もあります。

それはバランス型ファンドのセレクトが残念という点があります。

他社ではSBI証券の場合iFree8資産バランスやマネックス証券ではeMAXIS Slimm8資産均等型などが採用されている一方で、

楽天証券ではローコストなバランスファンドは皆無となっています。

ポートフォリオを構成する必要のないバランスファンドをiDeCoで購入する方にはあまりおすすめすることができないファンドばかりのラインナップです。

もっとも信託報酬がやすいものでも0.648%からとなっており、現在のローコストファンドと基準からすると非常に高額なファンドがセレクトされています。

他のファンドはよいのにこれだけは非常に残念な点ですね。

次からは取扱商品や手数料についてご紹介します。

取扱商品

楽天証券のiDeCoプランでは、リスク商品が27種類、元本確保商品が1種類の合計28種類のラインナップとなっています。

それぞれのアセット別に商品のご紹介をしてみましょう。

2017年12月15日 追記

2017年12月23日以降以下の商品がラインナップに加わることとなりました。

  • 楽天・全世界株インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • コモンズ30ファンド
【iDeCo】2018年より年単位等でも掛金を支払うことができるようになります案内しております。

商品一覧へは正式に取り扱われてから変更させていただきます。

元本確保商品

元本確保商品としては、定期預金が設定されています。

みずほDC定期預金

リスク商品の選定がちょっと・・・と思う方はiDeCoに加入してこの定期預金のみ買い付けるようにしてみましょう。

これだけでも所得控除の対象となりますので普通に定期預金に預け入れるよりも有利です。

国内株式

まずご紹介するのは国内株式です。

商品の一覧は信託報酬の安い順に並べています。

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1728% 0%
たわらノーロード日経225 0.2106% 0%
iTrust日本株式 0.9612% 0%
フィデリティ日本成長株ファンド 1.6524% 0%
MHAM日本成長株 1.6740% 0%

一番信託報酬が安い三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドですが、これはTOPIX(東証株価指数)に連動するタイプの商品となっています。

また、日経平均株価に連動するタイプの商品としてはたわらノーロード日経225があり、こちらも信託報酬は0.2106%とローコストです。

投資信託を乗り換える際にいわば「手切れ金」として徴収される信託財産留保額はすべてのファンドがゼロ円となっています。

国内債券

次は国内債券型です。

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
たわらノーロード国内債券 0.1620% 0%
明治安田DC日本債券オープン 0.6480% 0%

シンプルな2種類の構成です。

私は国内債券型は、株式やREITなど変動が激しい資産のリスクを抑えるアセットと考えていますので、コストが安いもので十分ではないかと思っています。

海外株式

海外株式は、たわらノーロードがメインとなっています。

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
たわらノーロード 先進国株式 0.2430% 0%
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 0.5940% 0%
iTrust世界株式 0.9612% 0%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) 1.4580% 0%

たわらノーロードでは、先進国株式と新興国株式が両方とも採用されていますのでラインナップ上では問題ないといえます。

海外債券

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
たわらノーロード先進国債券 0.2160% 0%
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) 0.2160% 0%
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券 0.5616% 0%
みずほUSハイイールドファンド<DC年金> 1.5120% 0.2%

海外債券型もたわらノーロードがメインですが、特筆すべき点としてたわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)が採用されているという点です。

海外債券型では、為替の影響がリターンに影響をおよぼすため、為替ヘッジタイプが必要と思われる方はこちらを選択してみてはいかがでしょうか。

REIT

不動産投資信託(REIT)は国内外の不動産へ投資するものが3ファンド取り扱われています。

どちらのファンドもインデックスファンドが主となっており、信託報酬も低いものが採用されていることがわかりますね。

国内REIT

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
三井住友・DC日本リートインデックスファンド 0.2808% 0%
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) 1.0260% 0%

海外REIT

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.3024% 0%

コモディティ

コモディティですが、こちらは金に投資するファンドのみとなっており、その他の商品に投資するものはありません。

ライバルのSBI証券では金以外にも商品へ投資するファンドが採用されている違いがあります。

ただ、メインに投資するものではないと思っていますので、これで十分だと私は思います。

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) 0.8860% 0%

バランス型

問題となるのがこのバランス型です。

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) 0.6480% 0%
投資のソムリエ<DC年金> 1.1880% 0%
三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) 1.2856% 0%

ターゲットイヤー型

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
楽天ターゲットイヤー2030 0.9170% 0%
楽天ターゲットイヤー2040 0.9270% 0%
楽天ターゲットイヤー2050 0.9270% 0%

まずはこれらのリストをご覧ください。

一番信託報酬が少ないものでも年0.6460%、高いものになると年1.2856%にのぼります。

信託報酬が0.2%台のバランスファンドがゴロゴロしているこのご時世、

これだけ高いコストを支払ってまでこれらのバランスファンドに投資する必要はありません。

ですので、ローコストなバランスファンドがいいと考えられている方は一考をおすすめします。

セゾンシリーズ

楽天証券のiDeCoプランの大きな特徴としてセゾン投信のファンドが取り扱われているという点があります。

SBI証券ではひふみ年金が取り扱われているのと同じようにセゾン投信ファンの方ならば楽天証券一択ですね。

取り扱われているのは以下の2ファンドです。

国内外株式

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
セゾン資産形成の達人ファンド 1.5500% 0.1%

バランス型

取扱商品 実質的な運用管理費用(税込) 信託財産留保額
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.7100% 0.1%

手数料について

次に手数料についてみてみます。

冒頭でもお話ししましたが、運用時の楽天証券の取り分である金融機関独自の手数料は無料となっています。

そのため、楽天証券で毎月資金を拠出し、iDeCoを運用するために必要な手数料は以下のとおりです。

A:毎月資金を拠出する場合

手数料徴収先 金額
国民年金基金連合会 月額103円
信託銀行 月額64円
合計 月額167円

B:新たな掛金積立を行わない場合(運用指図者)

手数料徴収先 金額(税込)
信託銀行 64円

運用時にはこれらの手数料が毎月iDeCo資産から差し引かれることになります。

C:手続時にかかる手数料

毎月運用する以外にも加入時・移し換え時にはさまざまな手数料がかかることになりますので、以下の表にまとめました。

手数料の種類 支払先 金額(税込)
新規加入手数料 国民年金基金連合会 2,777円
給付手数料 信託銀行 432円(1回あたり)
還付手数料 国民年金基金連合会 1,029円(1回)
信託銀行 432円(1回)
移換時手数料 楽天証券 4,320円

このような方におすすめします

楽天証券のiDeCoプランの取扱商品や手数料についてまとめたことを踏まえておすすめするタイプの方を考えてみました。

おすすめするのは以下のようなタイプの方です。

  • ある程度厳選されたファンドでiDeCoをしたい方
  • 楽天証券ユーザーの方
  • セゾン投信に投資をしたい方

ある程度厳選されたファンドでiDeCoをしたい方

ライバルのSBI証券のiDeCoは非常に多くのファンドが取り扱われており、どのファンドを選択するのかに迷ってしまいます。

それに対して楽天証券iDeCoはローコストインデックスファンドシリーズは日本株式のTOPIX連動型を除きたわらノーロードシリーズを選択すれば簡単にローコスト運用をすることが可能です。

ファンド数も多すぎず、また少なすぎもせず厳選されたファンドが取り扱われていますので、SBI証券ほどファンドの選択には迷わないと思います。

ですのである程度絞り込まれたファンドでiDeCoの商品を選択したいと思われる方に最適です。

楽天証券ユーザーの方

楽天証券は証券サイトもiDeCoサイトも同じサイトで指図や資産の把握が可能です。

一方でSBI証券のサイトはSBI証券の口座を持っているにも関わらず、あたかも別の会社の口座を開いたような利用方法となり、使い勝手が決して良いとはいえません。

楽天証券ユーザーの方でユーザビリティを重視される方は楽天証券でiDeCoをされるととても使いやすいと思います。

セゾン投信に投資をしたい方

セゾン投信の投資信託でiDeCoをしようとすると、直販サイトでは行うことができません。

そのため、セゾン投信のファンドをiDeCoプランに組み込みたい場合には楽天証券一択ということになります。

バンガードのETFを組み合わせたバランスファンドの「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」や国内外の株式アクティブファンドに投資する「セゾン資産形成の達人ファンド」に投資したいと感じられる方は楽天証券でiDeCoを始められるといいでしょう。

まとめ:楽天VTなども取り扱ってほしいですね

楽天証券iDeCo口座について振り返ってみましたがいかがだったでしょうか。

現在、楽天証券のiDeCoにおける運用商品はたわらノーロードで固められています。

いっぽうで楽天証券ではバンガードのETFに投資する投資信託「楽天・バンガード・ファンド」シリーズがリリースされています。

これらのファンドがiDeCoの取扱商品に組み込まれた際にはまさにベストな金融機関となります。

将来的に楽天・バンガード・ファンドシリーズをiDeCoに組み込んでほしいなとこの記事を書いていて感じました。

楽天証券のiDeCoに加入する際の参考になれば幸いです。

では、またよろしくです!

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